イーベイ・ジャパンは、世界最大規模のショッピングサイトeBayへの出店サポートやマーケティング支援をしています。日本のセラーからの出品商品で人気の高いアニメ・マンガキャラクター関連アイテムの販売が、昨年同期比15%(2016年9月~2017年8月)と堅調に伸びていることを発表しました。一方でまだ世界の“オタク”市場の潜在需要に供給面で応えきれていない現状も明らかになりました。

■eBayでのアニメ・マンガ関連アイテムの販売データに見る市場動向

1.日本のセラーから出品・販売されるアニメ・マンガ関連アイテムは、昨年同期比+15%(2016年9月~2017年8月)と力強い伸びを示しています。

2.その中でも、“ポケモン”(ポケットモンスター)関連グッズの販売は、昨年同期比+52%~+84%の伸びを示しています。特に、ポケモンカードは、84%(昨年同期比)の伸びを記録しました。販売実績が伸びたアイテムは、カードからぬいぐるみまで幅広いアイテムで高い伸びを示しています。また、ゴジラを含む怪獣(フィギュア)は昨年同期比+40%、アニメキャラクターに関連するフィギュアは昨年同期比+25%と強い成長を示しています。

3.一方、日本のセラーからの販売ボリュームは、各キャラクターアイテムの販売総額のわずか7%~15%しかありません。
例えば、遊戯王シリーズ、日本の戦隊シリーズ(米国ではパワーレンジャーとして人気)、進撃の巨人などの関連のアイテムは、イーベイで大きな売り上げ規模を持ちますが、日本のセラーはあまり出品も多くなく、結果として需要を取りこぼしているようです。

4.eBayでショッピングしているアニメキャラアクターアイテムのコレクターは、世界中に広がります。eBayでアニメキャラクターを購入しているバイヤーを国・地域別にみると、欧米諸国はもちろんですが、メキシコやブラジルなどの中南米諸国、そして中国在住のバイヤーがTop10に入ります。

■アニメ・マンガ関連アイテムをリピート購入しているファンの消費者心理・ライフスタイルを追加調査
 
定量データの分析に加え、今回イーベイ・ジャパンは日本のセラーから出品されているアニメ・マンガ関連アイテムをイーベイで定期的に購入しているリピートバイヤーにアンケートを実施。イギリスからエクアドルまで12か国にまたがる18歳から45歳の19名の男女の消費者心理を定性的に分析しました。また、1名のミレニアム世代の女性(カナダ・オンタリオ州)、クリスティーンさんとのインタビューも実施し、海外“ミレニアム世代的オタク“なライフスタイルも調べてみました。

1. アニメ・キャラクターグッズを扱うお店が近くにない~越境ECが貴重な入手手段
●日本ではアニメショップで気軽に手に入るアイテムであっても、海外では店舗で購入することがそもそも難しいのが実情です。中南米に限らず、イギリスや米国など先進国の回答者からもアニメグッズを買えるお店がほとんど存在しないうえ、あったとしても非常に高価であるとの声が大半のバイヤーから上がりました。特にイーベイの品ぞろえと適正な価格については送料を踏まえても非常に満足してる模様です。

●前出のクリスティーンさんの住むカナダ・オンタリオ州では大手おもちゃ量販店はあるものの、売っている品ぞろえは子供向けのおもちゃが中心で、オタク層のニーズにマッチした高価かつニッチなアイテムはイーベイなどのECサイトで購入しているとのこと。

●アニメ関連アイテムの購入のために使う毎月の支出金額は、20米ドル~500米ドル。購入した高額商品としては、アニメセル画200米ドル、初音ミクのフィギュア(1/8)100米ドルなどが挙げられました。

2. 好きなキャラクターや収集しているアイテムは想像以上に多種多様~好きなキャラに囲まれて生活したい
●セーラームーン、ドラゴンボール、ポケモン、ワンピースなど海外でも著名なシリーズに加え、以下のような国内でもアニメファン以外では聞きなれないタイトルを好きと答えた回答者が多数いました。
<タイトル例>
ラブライブ、アイカツ、ゆるゆり、のんのんびより、アイドルマスター、魔法少女イスカ、マブラヴ オルタネイティヴ、装甲騎兵ボトムズ、ロザリオとバンパイア、TYPE-MOON、這いよれニャル子さん、初音ミク、けいおん!、一騎当千、すーぱーそに子、他

●お気に入りのアニメ関連したアイテムへのニーズも非常に多岐にわたります。フィギュアはもちろんですが、キーホルダー、文房具、カレンダーといった小物から、寝具(シーツ)、壁紙など海外のライフスタイルを反映したニーズもあるようです。

3. 情報源はテレビからVOD・SNSへ~ボーダーレスなファンの広がり
おおまかには30代半ばから40代以降の中高年層は各国のテレビ放送で初めて日本のアニメに触れファンになった方が多いようす。結果、その当時・その地域で放映されていたアニメに強い興味を示しています。

一方でインターネットともに育ったミレニアム世代はアニメに触れるのはYouTubeやFacebookなどソーシャルメディアが主な情報源となっています。特にYouTubeが始まった2000年代後半以降は日本の最新のアニメに即時触れられるようになり、国内の多種多様なトレンドがすぐに海外に伝播する状況になってきました。実際にイーベイ上で購入されるアイテムも最新のアニメが国内で放映されるとほぼ同時に、関連するアイテムが買われる傾向が顕著に表れつつあります。

4.  アニメグッズを買うなら日本のセラーを選びたい ~全回答者から高い満足度
全回答者から日本のセラーとの取引に高い満足度が示されました。丁寧な梱包と顧客対応に加え、商品が適正な価格であり、かつコピー商品ではないことが安心感と満足度につながっているようです。好きなアニメキャラのグッズを買うなら日本のセラーを積極的に選ぶ傾向が表れています。

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