2017年ネットバズワードランキング 

2017年12月12日
イー・ガーディアンは、Facebook、Twitterなどインターネット上で話題となった事象や傾向を独自に調査し、その結果を「2017年ネットバズワードランキング」(2017年1月1日~2017年11月15日)として発表いたします。  

日々のソーシャルリスニングで蓄積したデータをベースに、イー・ガーディアンが今年広く報道されたワードを選出し独自で調査した結果、2017年度最も多く投稿された(バズった)ワード第1位は「プレミアムフライデー」、第2位は「◯◯に使っていいよ」、第3位は「ビットコイン」となりました。

  第1位の「プレミアムフライデー」は、毎月末の金曜日には必ずTwitterのトレンド入りをする等、継続的に一定量の投稿数をキープしたことが順位に影響したと考えられます。また、「プレミアムフライデーなのに残業だよ…」「毎日忖度ばかりしている。一度は忖度される側になってみたい」といった日々のつぶやきや愚痴として “自分事”化しやすいワードが上位にランクインする傾向が見られました。一方、政治関連で話題となった「このハゲー」「一線は越えていません」は、政治批評やネタ的に使用されるケースが中心となり、日常のシーンで使いやすい言葉では無かったのかランキングでは下位に沈みました。

【2017年 ネットバズワードランキング】

1位 プレミアムフライデー
2位 ◯◯に使っていいよ
3位 「ビットコイン
4位 忖度
5位 35億
6位 働き方改革
7位 このハゲー
8位 AIスピーカー
9位 一線は越えてません

【「○○に使っていいよ」、最も多くつぶやかれたシチュエーションは「食べる」】

■6月2日に期間中最高となる約27万件の投稿数を記録、現在も1日平均2~3千件以上の投稿数

第2位にランクインした「◯◯に使っていいよ」。今年2月にアイドルが様々なシチュエーションで「彼女と◯◯なうって使っていいよ」という定型文で投稿を続けたことがきっかけとなりワードが拡散されました。その後5月、声優がラジオ番組内で「彼氏とデートなう。に使っていいよ」と投稿したツイートが、19万リツイート36万いいねを記録し更に話題化、以降数日間に渡り声優やタレント、企業の公式アカウントが相次いで投稿する一大トレンドとなり、6月2日には調査期間中最高となる約27万件もの投稿数を記録しました。

10月以降はピーク時の夏に比べ投稿数は減少しましたが、現在でも1日平均2~3千件以上の投稿数をコンスタントに記録しています。「〇〇に使っていいよ」という一文を投稿に追加することで、ハードルの高い自撮り画像の投稿に対し抵抗感が薄まることもブームの一因となったのかもしれません。

■「◯◯に使っていいよ」使用シチュエーションランキング第一位は「食べる」

続いて、「○○に使っていいよ」が使用されたシチュエーションを調査しました。「彼氏/彼女と◯◯なうに使っていいよ」が使用されたシチュエーション第1位は「食べる」となり、デートの定番である食事のシチュエーションに絡めてフレーズが多く使用されていることが分かりました。また、「勉強」が上位に入っていることから若年層、特に学生などを中心にフレーズが多く使用・拡散されたと考えられます。

【「ビットコイン」、最も投稿数が多かったのは価格暴落の瞬間、投稿内容は投機関連に移行傾向】

■投稿数が最も多かったのは11月12日「価格暴落」の瞬間

第3位にランクインした「ビットコイン」。約3万件を記録し投稿数が最も多かったのは、11月12日の「価格暴落」の瞬間だったことが判明しました。8月1日の「ビットコイン分裂」や9月15日の「中国仮想通過取引所閉鎖」などのタイミングでも投稿数が急伸しており、ビットコイン関連のニュースが投稿件数に与える影響の大きさが伺えます。

■投稿内容は、ビットコインに対する疑問や興味から投機関連に徐々に移行

続いて、投稿内容を調査したところ、2017年前半は「ビットコインとは何なのか」「普通の通貨とどう違うのか」等、ビットコインそのものに対する疑問や興味、使用可能な店舗や使い方に関する話題が全体の半数以上を占める結果となりました。その後、6月以降は相場の盛り上がりと連動し、価格・値動きといった投機関連の話題が徐々に増加し、ビットコインが最高値を更新し続けた10月以降は大半が相場に関する内容となるなど、投稿内容にも変化が見られることが分かりました。

【「AIスピーカー」、流行語大賞にノミネートで今年最多の投稿数を記録】

■流行語大賞にノミネートで今年最大の投稿数を記録

第8位にランクインした「AIスピーカー」。9月までは大きく話題になることはありませんでしたが、9月12日の大手IT企業の製品発表に合わせ投稿数が急激に増加、その後もワードが広くメディアで取り上げられるタイミングで件数を大きく伸ばしました。また、「AIスピーカー」が流行語大賞にノミネートされた11月9日には投稿数が約9千件を記録し今年最多となりました。

■話題の大半はAIスピーカーに対する期待・興味・疑問

 投稿内容を「音楽」「会話」「読み上げ」といったAIスピーカーの代表的な機能に対するポジネガで比較したところ、機能ごとの投稿傾向には大差がないことが判明しました。商品自体が発売直後や発売前ということもあり、使用の感想に関する投稿はほとんど無く、「AIスピーカーは気軽に音楽が聴けそうで欲しい」「AIスピーカー同士で会話させたら面白そう」「何ができるのかよくわからない」などの期待や興味、疑問の声が大部分を占めていることから、ワード自体は聞いたことがあるもののまだ“自分ごと”として捉えられていない状況であることが伺えます。今後更なる認知拡大やユーザー数増加が予測されることから来年度以降の投稿数増加に期待出来そうです。


<調査概要>
・調査期間:2017年1月1日~2017年11月15日
・調査メディア:5ch、Facebook、ブログ、Twitter
※「○○に使っていいよ」「ビットコイン」「AIスピーカー」の個別調査はサンプル10万件をベースとした推計値
・ワード選定方法:ソーシャルリスニングで蓄積したデータをもとに各ジャンルからバランスをよく抽出

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