恵方巻き実態調査(20〜69歳男女対象) 

2017年12月15日
ミツカンは、20〜69歳男女を対象に恵方巻き実態調査を実施。

認知率と喫食率
・ 恵方巻きの認知率は84.4%で、昨年より微増。
 喫食率は61.9%で、横ばいの傾向にある。
 過去調査と同様に、近畿・中国・四国での喫食率が7割前後と高くなっている。

喫食シーンの変化
 昨年と比べてひとりで食べた人が21.8%と微増。2人以上の場合は、配偶者や子どもと⼀緒に食べている人が多い。
 食べた種類では、「海鮮巻」の喫食率が増加し、「和風海苔巻き」と同水準の5割強となった。

購入シーン
 恵方巻きの購入者のうち、当日購入者が8割半ばを占め、購入場所はスーパーが突出して多い。
 手作りをした割合は2割程度で、手作りをした理由としては「経済的だから」「手作りの方がおいしいから」が半数以上だった。

今後の喫食意向
 近畿・中国・四国の喫食意向が8割前後と高い。
 今後食べたいものとしては、「オーソドックスなもの」より「海鮮入りのもの」が好まれており、具材としてはサーモンが人気である。
 また、「具の種類が豊富なもの」「見た目の彩りがよいもの」が昨年から増加し、いろいろな具材が入ったものが好まれる傾向にある。

【調査結果】

認知率と喫食率の経年推移
恵方巻きの認知率・喫食率は、2015年から2017年にかけて横ばいで推移。
発祥とされる近畿エリアの喫食率は高い傾向にあります。
・認知率は昨年の比較して微増、喫食率はほぼ前年並みに落ち着いています。
・エリア別に喫食率をみると、近畿・中国・四国では7割程度と他エリアよりも高く、特に近畿は高い傾向にあります。その他のエリアも6割前後であり、習慣として根付いてきていることがうかがえます。

喫食シーンの変化
昨年と比べてひとりで食べる人が微増。「海鮮巻」の喫食率が増加し、「和風海苔巻き」と同水準となりました。
・⼀緒に食べた人は「配偶者」「子供」「親」が上位。時系列で見ると、昨年から「ひとり」が微増。
・食べたものは、「和風海苔巻き」が53.8%で最も高く、「海鮮巻」が52.6%で続きます。時系列で見ると「海鮮巻」の喫食率が昨年から増加傾向にあります。

購入シーン
恵方巻きの購入者のうち、8割半ばが当日に購入しており、購入場所はスーパーが7割と中心になっています。
手作り派は2割程度で、その半数以上が「経済的」「おいしい」ことを理由にあげています。
・当日購入者の購入場所は「スーパー」が7割と突出。⼀方で、予約購入者では「スーパー」や「コンビニ」、「すし屋」でばらつきが見られます。
・恵方巻きを手作りした人は喫食者中20.4%。手作りした理由は「経済的だから」「手作りの方がおいしいから」が上位にあがり、昨年から増加。

今後の喫食について
喫食意向は全体で7割以上、中でも近畿・中国・四国が高いです。
食べたいものでは味・価格に加えて海鮮入りを求める声が強まっています。
・今後食べたいものは、いずれのエリアも「おいしいもの」「海鮮入りのもの」「価格が手頃なもの」が上位。
・北海道・九州・沖縄を除いて「オーソドックスな巻きずし」のスコアが昨年から低下し、「具の種類が豊富なもの」「見た目の彩りがよいもの」が増加傾向にあります。

今後の喫食について
恵方巻きに入っていたら嬉しい具材は「玉子焼き」がトップ。
海鮮の具材では若い世代を中心に、マグロよりサーモンが人気です。
・恵方巻きに入っていたら嬉しい具材は玉子焼きが男女ともに1位で、特に50代、60代からの人気が高いことが分かりました。
・50代、60代はかんぴょうや椎茸の人気も高く、オーソドックスな巻きずしを好む傾向があります。
・20代、30代は男女ともにサーモンがトップ。同年代の女性を見ると、ツナマヨやレタス、アボカドも上位にランクインしており、伝統にとらわれない、新しい巻きずしを楽しみたい傾向がうかがえます。

■入っていたら嬉しい具材(TOP10)
全体
1位 玉子焼き
2位 サーモン
3位 マグロ(本マグロ以外)
4位 エビ
5位 かんぴょう
6位 椎茸
7位 本マグロ
8位 いくら
9位 ツナマヨ
10位 カニ

男性
1位 玉子焼き
2位 マグロ(本マグロ以外)
3位 サーモン
4位 本マグロ
5位 エビ
6位 かんぴょう
7位 椎茸
8位 カニ
9位 いくら
10位 ツナマヨ

女性
1位 玉子焼き
2位 サーモン
3位 エビ
4位 椎茸
5位 マグロ(本マグロ以外)
6位 かんぴょう
7位 いくら
8位 ツナマヨ
9位 レタス
10位 カニ


【調査概要】
調査主体:株式会社Mizkan
調査テーマ:節分の日における巻きずしについての喫食状況
調査委託先:株式会社マクロミル
調査方法:インターネット調査
対象エリア:全国
調査対象:20〜69歳 男女 3,270名(詳細は、以下の割付表にて)
調査実施期間:2017年2月4日(土)〜2月6日(月)

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