「年収1000万円以上の転職」調査(転職コンサルタント対象) 

2017年12月12日
エン・ジャパンが運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「年収1000万円以上の転職」についてアンケートを行ない、126名から回答を得ました。

【調査結果概要】

★ 37%の転職コンサルタントが「昨年よりも年収1000万円以上の求人は増えている」と回答。昨年より11ポイント増加。
★ 年収1000万円以上の求人トレンド、企業の特徴は「外資系」、役職は「本部長クラス」、職種は「経営企画」。
★ 年収1000万円以上の求人で採用される求職者に共通する能力は、「課題設定力」「巻き込む力」「ひとを動かす力」。
★ 60%の転職コンサルタントは「年収1000万円以上の求人は今後増える」と回答。

【調査結果詳細】

1:37%の転職コンサルタントが「昨年よりも年収1000万円以上の求人は増えている」と回答。昨年より11ポイント増加。(図1)
転職支援のプロである転職コンサルタントに「昨年と比較して、年収1000万円以上の求人は増えていますか?」と伺ったところ、37%の方が「増えている」と回答。昨年の同調査と比べ、11ポイント増加しました。

2:年収1000万円以上の求人トレンド、企業の特徴は「外資系」、役職は「本部長クラス」、職種は「経営企画」。(図2~図5)
年収1000万円以上の求人トレンドを伺いました。企業の特徴は「外資系企業」(65%)、役職は「本部長・事業部長クラス」(72%)、職種は「経営企画・事業企画」(64%)がそれぞれ第1位でした。

1000万円以上の求人の募集背景を伺ったところ、第1位は「既存事業の拡大を目指したマネジメントポジションの募集」(64%)、第2位は「既存事業の拡大を目指したスペシャリストの募集」(44%)、第3位は「急成長企業における経営・役員層の強化」(33%)でした。

3:年収1000万円以上の求人で採用される求職者に共通する能力は、「課題設定力」「巻き込む力」「ひとを動かす力」。(図6)
年収1000万円以上のポジションで採用される方に共通する能力を伺いました。第1位は「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」(58%)、第2位は「立場や価値観の違う社内外の関係者同社を調整し、まとめる能力」(42%)、第3位は「自分の見解やビジョンを周囲に伝え、動かす能力」(39%)でした。

4:60%の転職コンサルタントは 「年収1000万円以上の求人は今後増える」と回答。(図7) 
「年収1000万円以上のポジションの求人は、今後増えていくと思いますか?」と尋ねたところ、60%の方が「増えていく」と回答しました。「増えていく」「減っていく」「変わらない」と回答した方の声や、転職を検討されている年収1000万円以上の方へのアドバイスもご紹介します。

「増えていく」と回答された方の声

◯新規事業に取り組む企業が増えるため。
◯海外展開などを考え即戦力人材の要望が高まっている。
◯優秀な人材の取り合いになっており、高待遇でないと採用ができないため。
◯ここ数年、若手ポテンシャル採用をした企業が、若手を育て伸ばせる30代~40代の人材を欲しがっている。
◯給料が安いポジションはAIに置き換えられ、エージェントは高年収ゾーンの転職支援を行うケースが増える。また、転職可能年齢の上限が上がり、それにより1000万円を越えるポジションが増えていく。
◯経営者層の高齢化に伴い、事業継承の流れが活発化し、ヘッドハンティングが盛んになる。ハンティングだと基本的には前職よりも年収を上げて提示する場合が多いため、提示年収は暫くは釣り上がっていくのではないかと思われる。

「減っていく」と回答された方の声

◯ホワイトカラーエグゼンプションをはじめ、全体的に年収を減らす方向で国家施策が策定されている。
◯若手(35歳以下)確保活発化の時流が顕著である。そのため給与の平準化が進む。

「変わらない」と回答された方の声

◯世代交代が進みハイクラスのポジションが埋まる。また今後の景況感が不透明である。一方、事業転換・グローバル化が進み、新たなリーダーの需要が増える。以上が相殺されて、求人数はあまり変わらない。
◯ポジションや組織の構成人数はあまり変化がないため。この層は組織の中で育てることも必要と考えている企業も多い。

転職を検討されている年収1000万円以上の方へのアドバイス

◯何をしてきたかをアピールするだけでは不足です。何ができるか、企業にどんな貢献ができるかを具体的に語るようにしてください。
◯ご自身のキャリアアップ以上に、転職先企業でこれまでのキャリアをどのように生かせるか。企業が発展する 一助となれるかをアピールしていただきたいです。
◯入社時だけに捉われず、入社後中長期的(3~5年)スパンでのキャリアパス(昇給)も視野に企業を検討していただきたいです。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
有効回答数:126名
調査期間: 2017年10月18日 ~ 10月24日

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