子どもの英語教育に関する親の意識調査(小学生のお子さんをお持ちの保護者対象) 

2017年12月07日
小学館集英社プロダクションは、現在小学生のお子さんをお持ちの保護者を対象に、子どもの英語教育に関する意識調査を実施しました。

【調査結果】

■子どもが小学校を卒業するまでに、こうなっていてほしい!

第1位:アルファベットの大文字・小文字を読み書きできるようになってほしい
第2位:英語を嫌いにならないでほしい
第3位:英語を好きになってほしい
第4位:「英語で言ってみたい」という気持ちが育ってほしい
第5位:正しい発音(通じる発音)を身につけてほしい
第6位:英語に自信をもってほしい
第7位:習った表現や歌を楽しく言ったり歌ったりできるようになってほしい

1位は、アルファベットの読み書きに票が集まりました。いずれは聞く・話すにも繋がっていくものとして、読み書きを重要視する親は多いようです。
2・3・4・6位には、技術習得というよりは、英語に対するポジティブな気持ち・姿勢を養ってほしい、という意見がランクイン。英語に対して苦手意識を持っている親が多いことの裏返しとも言えるかもしれません。
5位には発音、7位には学習内容の定着を重視する意見がランクインしました。

■校外学習で、英語教育に月々いくらまでかけられる?

第1位:英語教育に費用をかける余裕はない(27.0%)
第1位:3,000円以上5,000円未満(27.0%)
第3位:1,000円以上3,000円未満(19.4%)
第4位:5,000円以上10,000円未満(14.9%)
第5位:1,000円未満(6.8%)
第6位:10,000円以上20,000円未満(4.0%)
第7位:20,000円以上(0.9%)

英語教育に費用はかけられない、という回答と、「3,000円以上5,000円未満」が同率で1位となりました。3~5位はいずれも10,000円未満。英語教育に10,000円以上かけられる層はごくわずか(5.0%)、という結果になりました。
子どもに英語をやらせたい気持ちはあっても、英語教室等の習い事は費用が高いから無理、と諦めている層も多いであろうことが伺えます。

■将来、子どもが仕事をする際の英語との関わり方について、どんなふうに思う?

第1位:海外でも活躍し、自身の英語力を活かして世界中の人とコミュニケーションをとってほしい(30.2%)

第2位:海外にはあまり行ってほしくないが、日本国内の外資系企業など、英語力を活かせる仕事で活躍してほしい(28.8%)

第3位:海外にはあまり行ってほしくなく、日本国内で活躍してほしい。特に英語力を活かせる仕事についてほしいとも思わない(28.4%)

第4位:海外でも活躍してほしいが、英語は習得していなくても通訳がいれば良いと思う(12.6%)

1位には、英語力を活かして海外で活躍してほしい、という意見がランクイン。グローバル化が進んだ現代において、子どもの将来の職業選択を日本国内に限定せずに考えており、かつ英語力を活かして活躍してほしいと願っている親が約3割ほどいることがわかりました。
2位には、「海外にはあまり行ってほしくないが、日本国内の外資系企業など、英語力を活かせる仕事で活躍してほしい」という意見が。3位には、「海外にはあまり行ってほしくなく、日本国内で活躍してほしい。特に英語力を活かせる仕事についてほしいとも思わない」という意見がランクイン。2・3位を合計すると、約6割の親が、我が子に海外には行って欲しくないと思っている、という結果となりました。
なお、4位では、活躍の場として海外を選択肢に入れることは良しとしつつも、通訳がいれば英語を習得していなくても良いだろうという、英語に対してやや消極的な意見が見られました。

ちなみに…

■あまり海外に行って欲しくないのはナゼ?

第1位:盗難などの犯罪トラブルやテロなど治安が心配だから
第2位:子どもにはなるべく近くにいてほしいから


【調査概要】
調査目的:小学生の子どもの英語教育に関する親の意識調査。
調査期間:2017年11月20日~11月21日
調査対象:現在小学生のお子さんを持つ保護者222名
調査手法:インターネット調査(※アンケートツール「Fastask」)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[@Press]
 マイページ TOP