ニホンモニター2017タレントCM起用社数ランキング 

2017年12月06日
メディアの調査・分析を行うニホンモニターは、2017年1月~11月のCM出稿状況を基にした『2017タレントCM起用社数ランキング』をまとめました。

【調査結果】

▼総評
上半期の時点で14社と独走態勢にいた広瀬すずさんを、下半期で怒涛の追い上げをみせ、一気に盛り返したローラさんが男女総合でも単独トップに。しかも、2014年以来3年ぶりの首位、且つ当時を上回る15社で、名実共に「CMクイーン」の座に就いた。はじけるような天真爛漫さと、抜群のルックスを兼ね備えた大人の女性のキャラクターが、起用する側と視る側、双方の期待に応える結果となった。

一方の男性は“エンケン”こと遠藤憲一さんが、調査開始以来の最年長記録で、ついに男性の年間首位の座に。数々のCMや番組ナレーションでの馴染み深い渋い声に加え、いわゆる“コワモテ”の風貌…そこから繰り広げられるギャップに満ちた世界観で、遠藤さんでしか表現できない独特のポジションをCMでも構築している。

▼男性タレント ~お馴染みの顔ぶれから新顔まで~
トップのエンケンさんに続くのは、嵐の相葉雅紀さんとテニスの錦織圭選手(11社)。異業種の2人が、起用社数争いにおいては昨年から互角の勝負を続けているのが面白い。来年の活躍で一歩先に抜け出すのは果たしてどちらか。10社は嵐の二宮和也さんと松本潤さん。9社も同じく嵐の櫻井翔さん、DAIGOさん、西島秀俊さんと上位はランキング常連の顔ぶれが並ぶ納得の結果に。注目は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐さん(2015年4社→2016年6社→2017年8社)、昨年末の2017年注目タレントに挙げた山﨑賢人さん(2015年2社→2016年7社→2017年8社)、坂口健太郎さん(2015年2社→2016年6社→2017年8社)。いずれも人気の上昇と比例して、起用社数も着実に伸ばしている。

■ 2017男性タレントCM起用社数ランキング
12社 遠藤 憲一
11社 相葉 雅紀(嵐)
11社 錦織 圭
10社 二宮 和也(嵐)
10社 松本 潤(嵐)
9社 櫻井 翔(嵐)
9社 DAIGO(BREAKERZ)
9社 西島 秀俊
9社 山﨑 賢人
8社 斎藤 工
8社 坂口 健太郎
8社 白濱 亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
8社 長瀬 智也(TOKIO)
8社 濱田 岳
8社 松坂 桃李
8社 松重 豊

▼女性タレント ~女優席巻、百花繚乱~
惜しくも年間トップの座は逃したものの、貫禄十分の14社には、すでに再来年の朝ドラヒロインが決定している広瀬すずさん。来年には成人を迎え、今後は少女から大人の女性への変貌と共に、CMでも新たな魅力を振りまくだろう。
続く11社はその「朝ドラブレイク」を果たし、昨年に続き2度目の紅白司会も決定した、有村架純さん。2014年に突如としてランクインして以降、若干24歳にしてすでにこの上位の安定感は驚異。10社に並ぶのは綾瀬はるかさん、上戸彩さん、高畑充希さん、武井咲さん、波瑠さん、吉岡里帆さん、吉田羊さんと、ランキング常連にしてそうそうたる顔ぶれ。中でも吉岡さんはドラマでの好演も話題となり、その勢いが止まらない。更に9社においても、新垣結衣さん、川口春奈さん、佐々木希さん、本田翼さん、宮﨑あおいさん、山本美月さんと、今をときめく女優たちがランキングを彩っている。

■ 2017女性タレントCM起用社数ランキング
15社 ローラ
14社 広瀬 すず
11社 有村 架純
10社 綾瀬 はるか
10社 上戸 彩
10社 高畑 充希
10社 武井 咲
10社 波瑠
10社 吉岡 里帆
10社 吉田 羊
9社 新垣 結衣
9社 川口 春奈
9社 佐々木 希
9社 本田 翼
9社 宮﨑 あおい
9社 山本 美月
9社 渡辺 直美
8社 石原 さとみ
8社 北川 景子
8社 桐谷 美玲
8社 新川 優愛
8社 長澤 まさみ
8社 菜々緒
8社 マツコ・デラックス

▼総括と展望 ~2017年ブレイクタレント&2018年注目のタレントは?~
ランキングにも名を連ねた吉岡里帆さんや、ランク外ではあったものの、引き続き上昇傾向の高橋一生さん(7社)、杉咲花さん(5社)、竹内涼真さん(4社)のような、実力とルックスを兼ね備えた俳優​・女優​が台頭してきたことにより、ランキングの勢力図は徐々に塗り替えられていく事になるかもしれない。昨今、話題となったドラマや映画から人気に火が付き、役柄のイメージそのままにCM​に​起用されるという流れが多く見受けられるが、来年もこの傾向は続くだろう。いかにして“当たり役”と呼ばれるドラマや映画に巡り合えるかどうかが、今後は起用社数アップの鍵となるかもしれない。

一方、上半期の5社から9社へのジャンプアップで上位に初​お目見え​したのは、男女共に今回のランキングで唯一の芸人・渡辺直美さん。インパクトあるビジュアルから繰り広げられる激しいダンス、かと思えば良識ある妻役、はたまたランプの精など、​強烈な存在感で見る者を圧倒。また、インパクトと個性でいえば、起用社数でも目下人気急上昇のゆりやんレトリィバァさん(5社)からも目が離せない。タウンワークのCMでは、渡辺さんのシークレットVerとしてゆりやんさんが登場し話題になるなど、来年も画面狭しと動き回る2人の姿を楽しみにしたい。​

そして​中学生棋士・藤井聡太四段の対局がクローズアップされると共に、メディアへの露出も増加した加藤一二三棋士は下半期だけで0社から一気に3社に。現役こそ引退したが「ひふみん」の愛称で親しまれ、愛くるしい笑顔と共に発言でも話題、大手芸能事務所への所属も​決まり、今後もCMオファーが殺到するのではと予測。

スポーツの世界では、2018年平昌五輪がいよいよ開幕。フィギュアスケートの本田真凜さんが、昨年の1社から3社へと躍進。望結さん、紗来さんと姉妹でのCM出演も果たしており、華麗なスケーティングに期待しつつ、仲の良い姉妹の成長を今後も見守りたい。その他、羽生結弦選手、宇野昌磨選手、高梨沙羅選手ら、若手日本人アスリートの活躍に期待し、その後のCMでもトップアスリートの雄姿を拝したい。


【調査概要】
調査項目:テレビCMに出演している男女タレントの起用社数ランキング
調査期間:2017年1月1日~2017年11月30日
対象局:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ (東京地区民放5局地上波オンエア分)
備考:番組宣伝、本人出演の番組コラボCM、本人出演のCD/DVD/ゲーム・楽曲配信・映画CM、楽曲PV内出演、ナレーションのみでの出演等は除く
起用社数の集計は、各タレントの「契約期間」ではなく、「出演したCMが実際に放送されたかどうか」でカウントした。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
 マイページ TOP