お金と仮想通貨に関するアンケート調査(20代~50代男女対象) 

2017年12月01日
マーケティングリサーチ会社の社アスマークは、全国20代~50代男女を対象とした「お金と仮想通貨に関するアンケート調査」を実施。調査日は2017年9月29日(金)~10月2日(月)で、同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケートモニター会員を対象に実施しました。

【調査結果トピックス】

■支払い方法が「現金」のみは16.4%、「現金・カード」併用が66.1%
■現金以外の支払い方法を持たない理由トップは、「作るのが面倒だから」38.3%
■持ち歩く現金、財布にいくら入っていれば安心?平均は18,414円
■全額まとめて財布に入れる「一括型」は21.6%、数回に分ける「補充型」は62.1%
■支払い方法は"すべて現金"が理想的と答えたのは18.3%、"カード・モバイルも併用"が73.6%
■仮想通貨について「詳しく知っている」は8.0%、言葉のみの認知者も含めると83.5%
■仮想通貨の保有・使用に興味が「ある・ややある」32.8%、「すでに持っている・使っている」人は1.6%
■仮想通貨から連想する言葉は「ビットコイン」が最多、「危険」「怖い」「不安定」などネガティブなワードも約3割

【調査結果】

Q1-1.普段のお買い物で、あなたが使うことができる支払い方法を、すべてお答えください。(複数選択可)
Q1-2.その中で、実際に使っている支払い方法をすべてお答えください。(複数選択可)

■支払い方法が「現金」のみは16.4%、「現金・カード」併用が66.1% n=800
普段の買い物で【使うことができる支払い方法】と【実際に使っている支払い方法】をそれぞれ答えてもらった。
「現金」はほとんどの回答者が選択するも、100%には至らず、「カード類」しか使わないなど、現金を使っていない回答者が2.6%存在した。
「カード類」については、本アンケートでは単純に「現金」と区別することを目的に、クレジットカードに限らず、プリペイドカードや電子マネーのカードも含めて「カード類」としているが、使うことができるという人は89.4%、実際に使っている人は83.1%で、8割を上回った。
「モバイル端末」は、使うことができるという人は24.6%で約4人に1人、実際に使っていると答えた人は15.3%にとどまった。
モバイル端末を使って支払いができる人のうち、およそ4割が実際には使用していない、という状況であった。

Q3.あなたのお財布に入れておく現金の"量"についてお伺いします。それぞれの説明をお読みいただき、あなたご自身が考える金額をご記入ください。
1.普段、お財布に「最低限これぐらいは入れておきたい」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)
2.普段、お財布に「これぐらい入っていれば、まず安心」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)
3.お財布に入っていると「(金額が多くて)気になる・気を遣う」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)

■財布に現金がいくら入っていれば安心?平均は18,414円 n=800
普段の買い物で「現金」を使う779人(カード類・モバイル併用者も含む)を対象に、財布に入れる現金の金額について3つの質問を行った。
まず、「最低限これぐらいは入れておきたい」と思う金額は、平均で11,009円。5千円未満の金額を回答した人は26.3%で、5千円~1万円未満が22.5%、1万円以上が51.4%となった。
次に、「これぐらい入っていれば、まず安心」と思う金額は、平均で18,414円。5千円未満の回答は8.7%に減り、5千円~1万円未満は17.5%で、1万円以上が73.7%を占めた。
最後に、「(金額が多くて)気になる・気を遣う」と思う金額は、平均が大きく上がり88,137円。1万円~5万円未満が42.9%、5万円以上が55.2%となった。

Q5.あなたにとって、理想的だと思う支払い方法の"使い分け方"は、次のうちどれですか。(1つ選択)

■すべて現金が理想的と答えたのは18.3%、カード・モバイルも併用したい人が7割を占める n=800
現金、カード類、モバイル端末といった複数の支払い方法について、自分が理想的だと思う使い方を答えてもらったところ、「すべて【現金】で支払う」は18.3%で、2割弱であった。「【現金】がメインで、ものによっては【カードやモバイル端末】で支払う」が39.8%、「【カードやモバイル端末】がメインで、ものによっては【現金】で支払う」が33.8%となり、これらを合わせた現金とカード・モバイルの使い分けを理想的と考える回答者が全体の73.6%を占めた。現金を使わずに「すべて【カードやモバイル端末】で支払う」、キャッシュレスが理想的と答えた人は8.3%で、1割に満たなかった。

Q7.あなたは、「仮想通貨」についてどの程度ご存知ですか。(1つ選択)

■仮想通貨について「詳しく知っている」は8.0%、言葉のみの認知者も含めると83.5% n=800
徐々に利用者が増えてきていると言われる「仮想通貨」。言葉だけを提示し、どの程度知っているかを尋ねたところ、「詳しく知っている」と答えた人は8.0%であった。「なんとなく知っている」は40.0%、「言葉だけ聞いたことがある」は35.5%で、仮想通貨という言葉だけの認知者も含めると、8割を超える結果となった。

Q8.あなたは今後、「仮想通貨」を保有したり、使用することに興味はありますか。(1つ選択)

■仮想通貨の保有・使用に興味が「ある・ややある」32.8%、「すでに持っている・使っている」人は1.6% n=384
前問で仮想通貨について「詳しく知っている」または「なんとなく知っている」と回答した384人に、今後、仮想通貨を保有したり使用することに興味があるかどうかを聞いたところ、「興味がある」は9.6%、「やや興味がある」が23.2%で、興味ありとの回答が32.8%を占めた。反対に、「あまり興味がない」は16.1%、「興味がない」は29.4%で、興味なしとの回答は45.5%で、興味ありをやや上回った。 また、「すでに持っている・使っている」と答えた人は1.6%であった。


【調査概要】
調査名:お金と仮想通貨に関するアンケート調査
調査対象者: 全国の20代~50代男女、有職者または専業主婦
有効回答数: 800s
割付:性別・年代均等
調査期間:2017年9月29日(金)~10月2日(月)
調査方法: インターネット調査
調査機関: 株式会社アスマーク

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[アスマーク]
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