ICクレジットカードに関する消費者意識調査(クレジットカードを保有する20~69歳の男女対象) 

2017年11月30日
日本クレジットカード協会(略称JCCA)は、クレジットカードの安全性やICカードに関する消費者の意識・志向を探るためクレジットカードを保有する全国の消費者(20歳~69歳の男女)※を対象にインターネットで「2017年度 ICクレジットカードに関する消費者意識調査」を行いました。

【調査結果のまとめ】

ICクレジットカードの利用率は前回と同水準、メイン利用率は伸長している

・ICクレジットカードの利用率は前回と同水準(55.0%→55.1%)。ICカードメイン利用率は45%で前回比4ポイントアップ。
・ICカードメイン利用率は男性40代・60代や女性50代で拡大した。 ICクレジットカードの利用率は前回と同程度だが、男性20代・女性40代の利用が下降している。
・また、ICクレジットカード非認知者の内訳をみると前回同様に、特に女性40・50代が3割を占めており、この世代に向けた施策が認知の全体的な底上げに重要であると考えられる。

ICクレジットカードや暗証番号取引の特徴認知度は前回と同等。認知者へのメリット訴求はできている

・ICクレジットカードの特徴認知度に関しては、概ね、前回と同等ではあるが、「紛失・盗難にあっても不正使用されにくい」「暗証番号入力によりサインが不要である」「決済処理時間が短くなる」ことの認知度は前回から上昇。
・一方でICクレジットカードの各特徴魅力度は、特定の層ではなく、全般的に前回から下降している。
 消費者へ「暗証番号入力のメリット」を伝えることが引き続き必要である。
・暗証番号認知に向けた各種施策では、「入会申込書」が認知度、効果ともにトップ。
 特に「施策認知」→「暗証番号を覚えた」の割合が他施策よりも高く、最も有効であることがわかる。
・暗証番号をしっかり認知している人の特徴として、申込時の暗証番号用途・必要性の理解度が高いことがわかる。
 しかし、ICクレジットカード保有者の半数が「どのような時に必要になるかを、理解しないまま設定した」もしくは「設定したこと自体、覚えていない」と回答しており、暗証番号認知の向上には、申込時の用途理解・必要性の促進が重要であると考えられる。
・クレジットカードを利用する際のセキュリティ認識について、「暗証番号よりサインの方が安全(16.9%)」、「どちらも同じ(34.9%)」と約半数の方が誤った認識をしており、暗証番号の安全性について、周知が必要であると考えられる。
・暗証番号の失念経験と対応策をみると、ICクレジットカード利用者の半数強が暗証番号の失念経験がある。
 失念時の行動として、「暗証番号ではなく、サインで決済した」が53%と突出しており、PINバイパスが多く利用されている。また、失念時に「カード会社に連絡を取った」は5%にとどまり、すぐにカード発行会社に暗証番号を照会するケースが少ないことから、更なる周知が必要であると考えられる。

全体の半数以上が暗証番号利用意向を示している。一方で暗証番号入力の環境改善を求める声もある。

・今後の暗証番号とサインの利用意向を聴取したところ、全体の54%が暗証番号での利用意向を示している。
 また、暗証番号入力をしたくないと感じた経験のある人においても、全体の9割が必要性を感じている。
・しかし、ICクレジットカード利用者、また暗証番号をしっかり覚えている人でも、そのうちの6割が、「暗証番号入力をしたくない」と感じた経験があり、暗証番号の入力環境の改善が求められる。
・具体的には、「人からのぞかれる危険性がある時」「お店が信用できない時」といった人的要因が大きい。

暗証番号の安全性の認知度をあげることが、暗証番号決済可能店舗の利用意向喚起につながる

・暗証番号決済可能と表示のある店舗の利用意向を聴取したところ、全体の4割程度が「良い印象をもつ」と回答しており、そのうち1割が「積極的に利用したい」と回答していることから、取組の効果がうかがえる。特に暗証番号の方が安全と考えている人で、利用意向が高いことから、暗証番号の安全性の認知度をあげることで、取組による利用意向も更に高まることが考えられる。
・暗証番号決済を利用したいジャンルは「百貨店」「飲食店」が5割台で上位。
 暗証番号の方が安全と考えている人は、「コンビニ」や「ドラッグストア」といった日常的な買い物でも利用したいと考えていることがわかる。
・『暗証番号決済が使えるお店』の表示場所としては、「レジ周り」「お店の入り口」が6割台で上位。


【調査概要】
調査対象: クレジットカードを保有する20~69歳の男女
調査地域: 全国
調査方法: インターネットリサーチ
調査日時: 2017年7月28日 (金) ~ 7月29日 (土)
有効回答: 2,063サンプル
調査機関: 株式会社マクロミル

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