ダンス意識と経験調査(高校生、大学生および20代、30代、40代の一般生活者対象) 

2017年11月29日
大塚製薬は、高校生、大学生および20代、30代、40代の一般生活者500人を対象にダンスに関する調査を実施し、併せて、ダンスや若者に関する2人の専門家へのインタビューも行いました。主な調査結果は、下記の通りです。

【調査結果】

ダンスに能動的な高校生、受動的なオトナ世代。2012年に始まった中学ダンス必修化の影響か?!
■ダンス経験は年代が若いほど高くなる傾向。40代では5割台だが、30代6割台、20代7割台となり、高校生・大学生は8割に。
■ダンスをしたのは「学校の授業」がトップ、高校生は8割近くが学校の授業でダンスを経験するも、40代では4割弱に。
■高校生の6割は「踊ること自体が好き」で「みんなで踊るのは楽しい」。ダンス好意度は年代が若いほど高くなる。
■「踊ることが恥ずかしい」のは6割以上で世代差なく共通しているが、高校生の3割は「踊ることを人に見せるのが好き」(31.0%)で、「ダンス動画を撮るのが楽しい」(35.0%)と回答。

ダンス動画を撮るのは青春の思い出づくり、人に見せるのは当たり前
■高校生の33.7%、大学生の41.2%がダンス動画の撮影経験あり。20代以上との大きな差が存在。
■撮影したダンス動画、8割近くが誰かに見せている。「友達や知人」「家族」のほか、1割はSNSに投稿してみんなでシェア。
■ダンス動画を撮影する理由は、「思い出に残したいから」(57.7%)がトップ。

スマホネイティブな高校生とオトナ世代のダンス実態
■高校生の86%がダンス経験あり、しかも約3割は自主的にダンスをしている!
 高校生、大学生と、20代〜40代の学生を含まない一般生活者500人を対象に、ダンスの経験について聞くと、全体の約7割(72.0%)は何らかのダンス経験があります。40代では約半数(51.0%)ですが、年代が若くなるほど経験率も高くなり、高校生(86.0%)・大学生(85.0%)ではダンス経験者が特に多く8割を超えています[図1-1]。
 ダンスをしたのは「学校の授業」(53.4%)が最も多くなっており、高校生では8割近く(76.0%)が授業でダンスを体験しています。2012(平成24)年から、中学でのダンスが必修化されたことが大きく影響しているようです。学校の授業以外でも、「好きなアーティストのダンスを真似る」(28.0%)、「遊びや趣味で友達や知り合いと一緒に踊るダンス」(21.0%)など、高校生の3割〜2割が、授業で強制されることなく、自主的に好きでダンスを楽しんでいます[図1-2]。

■踊るのが恥ずかしいのは高校生もオトナも同じ
 でも、ガチで踊っちゃうのが高校生、やってみたいと思うだけで踊らないオトナ世代
次に、今後ダンスをやってみたいかと聞くと、半数が「ダンスをやってみたい」(50.6%)と答えています。若い世代ほどダンス意向が高くなっていますが、ダンス経験が少ない40代でも、3人に1人はダンスをやってみたい(35.0%)と答えています[図2]。
 また、ダンスについての意見を聞くと、半数が「みんなで踊るのが楽しい」(51.2%)、「踊ること自体が好き」(42.4%)と答えており、若い世代ほどその意向が高くなっています[図3-1][図3-2]。
 しかし、踊ることに恥ずかしさを感じるかと聞くと、どの世代も一様に高く、高校生(63.0%)でも40代(64.0%)でも、人前で踊ることへの気恥ずかしさに変わりはないようです[図3-3]。

スマホネイティブな高校生とオトナ世代のダンス動画関与度
■ダンスに対して、能動的な高校生 受動的なオトナ世代 
 ダンスを他人に見せたり、ダンス動画を撮ることを積極的に楽しむ高校生
 人前で踊ることに気恥ずかしさを感じる、日本人らしいシャイな側面は年代差がないものの、踊ることを人に見せるのが好きかと聞くと、30代では16.0%、40代では9.0%と低いのに対し、高校生では3割が「好き」(31.0%)と答えています[図4-1]。
 また、ダンス動画について聞くと、半数以上がダンス動画を「見ることが楽しい」(56.0%)と答えていますが[図4-2]、ダンス動画を「撮ることが楽しい」と答えたのは、30代15.0%、40代14.0%に対し、高校生は35.0%と高くなっています[図4-3]。
 ダンスに対する興味はあり、動画を見ることも少なくないものの、自分のダンスを人に見せたり動画を撮るという能動的な関与となると、授業での経験や動画への親和性など、年代での違いが出てくるようです。

■高校生の3人に1人はダンス動画の撮影経験アリ 友達とシェアして思い出に残したいから
 ダンス動画について、詳しく聞いてみました。ダンス経験があると答えた360人にダンス動画の撮影経験を聞くと、40代では7.8%と1割未満ですが、高校生では33.7%、大学生では41.2%がダンス動画の撮影経験があります。しかし、「撮影したことはないが今後やってみたい」と答えたのは40代でも23.5%と全体平均(22.5%)と大差はなく、ダンス動画の撮影にはどの世代にも一貫した興味があるようです[図5]。
 ダンス動画を撮影したことがあると答えた100人に、撮影した動画を誰に見せたかと聞くと、「自分だけで見た」と答えた人が22.0%で、78.0%は自分以外の誰かに動画を見せています。動画を見せた相手は、「友達や知人」(56.0%)が最も多く、次いで「家族」(22.0%)となっていますが、1割は「FacebookやTwitterなどのSNSへの投稿をした」(11.0%)、「YouTubeなどの動画配信サイトへのアップロードをした」(10.0%)と答え、広く多くの人とシェアしています[図6]。
 撮影したダンス動画を自分以外に見せたと答えた78人に、ダンス動画を見せた理由を聞くと、「思い出に残したいから」(57.7%)という理由が最も多く、次いで「ネタとして面白いから」(38.5%)と続き、「復習して上達したい」(35.9%)という上達意向よりも高くなっています[図7]。ダンスを競技としてではなく、コミュニケーションツールとして踊る人の方が多くなっています。

スマホネイティブな高校生とオトナ世代が抱くダンスのイメージ
■高校生の7割がダンス動画を視聴 特定のダンスを指名して視聴
 ダンス動画の視聴経験について聞くと、30代48.0%、40代37.0%ですが、高校生・大学生は7割が「見ている」(ともに70.0%)と答え、視聴経験がぐっと高くなっています[図8-1]。ダンス動画を視聴するのはYouTubeなどの動画配信サイトで「特定のダンス動画を検索して見る」(33.8%)という答えが最も多く、「幅広く検索して見る」(13.8%)よりも、話題になっている ダンス動画を指名して見ることが多いようです[図8-2]。
 ダンス動画を見ると答えた285人に、誰が踊っているダンス動画を見るのか聞くと、「好きなタレント」(56.1%)が最も多く、次いで「好きな動画投稿サイトの投稿者(YouTuberなど)」(36.1%)、「プロダンサーによるダンス作品」(31.9%)、「友達や知人」(28.1%)の順となりました[図9]。

■ダンスは、カッコよくて楽しくて、華やかで気持ちいいオシャレなイメージ 若い世代はより一層高評価に
 最後にダンスのイメージを聞いてみました。「カッコいい」(47.8%)、「楽しい」(41.2%)というイメージが高く、「難しそう」(37.2%)という意見はあるものの、「華やかな」(30.8%)、「気持ちいい」「おしゃれ」(共に24.0%)など、ポジティブなイメージで捉えられています。上の世代よりも若い世代の方が反応が高く、ダンスに対し良いイメージを持っています[図10]。


【調査概要】
実施時期:2017年11月17日(金)~11月19日(日)
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国の高校生、大学生、20代、30代、40代の男女 各世代100人(男女50人ずつ)・合計500人  
※20代〜40代の対象者に学生は含みません

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