おやつ・間食に関する実態調査2017(15~79歳の男女および同居している小・中学生対象) 

2017年10月26日
日本能率協会総合研究所は、2017年6月に、首都圏在住の15~79歳の男女個人を対象とした〔本調査〕、および同居している小・中学生を対象とした〔子供調査〕を、『おやつ・間食に関する実態調査2017』として実施いたしました。

【調査結果サマリー】

◆「ヨーグルト」ブームを支えているのは女性60代。
「チョコレート」をよく食べるのは女性10代・40代。
「ヨーグルト」は女性では60代が8割超、50代が7割台、70代が6割台、20代・30代が6割弱。「チョコレート」は女性では15~19歳が7割超、40代が7割弱、30代が約6割。

◆「高カカオチョコ」は急成長、シニア女性に加えてミドル女性にも消費が拡大。
「高カカオチョコ」は2014年から倍増し3割弱。女性は20代~70代で3割超、特に40代・60代では4割近く。30代・40代では25ポイント以上増加。

◆おやつの定番は「クッキー」「スナック菓子」「和生菓子」。
間食は「パン類」「素材菓子」「栄養補助食品」、デザートは「くだもの」。
「おやつ」で「クッキー・ビスケット・クラッカー」は59%、「スナック菓子」「和生菓子」「チョコレート」は5割台。「パン類」「素材菓子」「栄養補助食品」は間食で2割と多い。

◆「食後に甘いもの」「自分へのご褒美」は女性50代で最も定着、
女性30代の「食後に」、女性40代の「ご褒美に」離れ目立つ。
「食後に甘いものを食べる習慣がある」35%、女性50代54%、20代45%で増加。「自分へのご褒美に、ちょっとぜいたくな菓子やデザートを食べる」25%、女性20代~50代で4割以上。

◆〔子供調査〕子供にとって一番のおやつは「アイスクリーム」。
好きだが家で食べる機会が少ない「ケーキ・洋生菓子」。
「好き」は、「アイスクリーム」87%、次いで「チョコレート」「プリン・ゼリー」「スナック菓子」「あめ」が75%以上。「家でよく食べる」は、「アイスクリーム」「スナック菓子」が共に61%。

【調査結果】

◆「ヨーグルト」ブームを支えているのは女性60代。
「チョコレート」をよく食べるのは女性10代・40代。

菓子・デザート・軽食の19ジャンルの中から、よく食べるジャンルを答えてもらいました。最も多かったのは「パン類」の57%、次いで「ヨーグルト」「チョコレート」が5割台で続きます。

「ヨーグルト」「チョコレート」はここ近年、健康にいいと評判のジャンルです。この2つを性・年代別に時系列で分析しました。

「ヨーグルト」をよく食べると答えた人は、女性では60代が8割を超えて最も高く、次いで50代が7割台、70代が6割台、20代・30代が6割弱でした。男性の中では70代・60代が5割を超えて高く目立ちます。時系列で比較すると、2011年から2017年にかけて、女性60代で20ポイント近く増加しており、次いで女性15~19歳で15ポイント、女性50代で10ポイント強増えていました。

「チョコレート」をよく食べると答えた人は、女性では15~19歳が7割を超えて最も高く、次いで40代が7割弱、30代が約6割でした。男性の中では60代が5割を超えています。時系列で比較すると、2011年から2017年にかけて男性60代・女性50代では10ポイント以上増加していました。

◆「高カカオチョコ」は急成長、
シニア女性に加えてミドル女性にも消費が拡大。

ここ1ヵ月の間に食べたことがある「チョコレート」の種類を聞きました。「チョコスナック・チョコ菓子」が約5割、「プレーンなチョコレート」「ナッツ入りチョコ」が4割台で続き、これらが「チョコレート」の上位の顔ぶれといえます。しかしながら、これらは時系列でみると、2008年から2017年で減少傾向です。

一方、「高カカオチョコ」は2014年から倍増し、3割弱になりました。2006年頃各社から“高カカオポリフェノール“のチョコレートが続々と発売されてブームとなり、その後いったん落ち着きましたが、近年改めて注目を浴びているようです。

さらに性・年代別にみると、男性60代と女性20代~70代で3割を超えており、特に女性40代・60代では4割近くと高率です。2014年と比較して、女性は20代~60代で10ポイント以上増加しており、特に30代・40代では25ポイント以上増加していました。

2017年は再び健康志向の強いチョコレートがブームとなっています。その背景をみると、女性のシニア層に加えてミドル層にも消費が拡大したと言えそうです。

◆おやつの定番は「クッキー」「スナック菓子」「和生菓子」。
間食は「パン類」「素材菓子」「栄養補助食品」、デザートは「くだもの」。

菓子・デザート・軽食の19ジャンルの中から、よく食べるジャンルを答えてもらったうえで、それぞれその食べる目的を聞きました。その中から、目的が「おやつ」「食事までのつなぎ・小腹みたし」「食後のデザート」という回答を比較してみました。

「おやつ」が目的という回答は「クッキー・ビスケット・クラッカー」で59%と、よく食べる人の6割に達し19ジャンル中で1位でした。次いで、「スナック菓子」「和生菓子」「チョコレート」が5割台で続きます。

「食事までのつなぎ・小腹みたし」という間食目的の回答をみると、「スナック菓子」が27%、以下「せんべい・あられ・おかき」「クッキー・ビスケット・クラッカー」「チョコレート」が4人に1人でした。この4項目は「おやつ」目的で食べる上位とも重なります。食べごたえのある常温で手軽なお菓子が多く、おやつとしても間食としてもよく食べられているようです。

一方、「パン類」「素材菓子」「栄養補助食品」は「食事までのつなぎ・小腹みたし」目的と答えた人が約2割で「おやつ」目的を上回り、間食として食べることが多いジャンルでした。

「食後のデザート」が目的という回答をみると、「くだもの」が49%と最も多く、「ケーキ・洋生菓子」「プリン・ゼリー」「アイスクリーム・シャーベット」が4割前後で続きます。「ケーキ・洋生菓子」「プリン・ゼリー」「アイスクリーム・シャーベット」は、「おやつ」目的としても食べられていますが、「くだもの」「ヨーグルト」は「おやつ」というよりも「食後のデザート」目的の方が圧倒的に多いジャンルでした。「食後のデザート」として挙げられたジャンルは、生菓子や冷蔵・冷凍のものが多いようです。

◆「食後に甘いもの」「自分へのご褒美」は女性50代で最も定着、
女性30代の「食後に」、女性40代の「ご褒美に」離れ目立つ。

おやつに関する習慣や行動について、当てはまるものを答えてもらいました。

「食後にお茶やコーヒーを飲む」が68%、「家にはいつも菓子やデザートの買い置きがある」が62%、「おやつを食べる習慣がある」が49%でした。

「食後に甘いものを食べる習慣がある」は全体で35%、女性4割・男性3割と、女性に多い習慣です。特に女性の50代は54%と半数を超え、20代も45%と多く、これらの年代では2014年と比較して増えています。また、男女とも15~19歳で食後に甘いものを食べる習慣が拡大しているのが目立つ一方で、女性30代で10ポイント減少したのが特徴的です。

「自分へのご褒美に、ちょっとぜいたくな菓子やデザートを食べる」は全体で25%ですが、女性36%に対し男性13%と、大きな男女差がありました。女性20代~50代では4割以上と一般的な習慣ですが、2014年と比較して20代・50代では増加傾向なのに対し、40代の減少が目立っています。男性でも、コンビニデザートの成長とともに増加し2014年では2割を超えていた40代・50代が、今回一気に低下したのが目立っています。

◆〔子供調査〕子供にとって一番のおやつは「アイスクリーム」。
好きだが家で食べる機会が少ない「ケーキ・洋生菓子」。

〔子供調査〕として、〔本調査〕の回答者と同居している小・中学生の子供に、「好きなおやつ」「家でよく食べるおやつ」を聞きました。

「好きなおやつ」は、「アイスクリーム・シャーベット」が87%と最も多く、次いで「チョコレート」「プリン・ゼリー」「スナック菓子」「あめ・キャンディ・グミ」が75%以上で続きます。

「家でよく食べるおやつ」は、「アイスクリーム・シャーベット」「スナック菓子」が共に61%と同率1位、「チョコレート」「あめ・キャラメル・グミ」が5割以上でした。

「アイスクリーム・シャーベット」は「好きなおやつ」「家でよく食べるおやつ」両方で1位となり、子供にとって一番のおやつでした。一方、「プリン・ゼリー」は「好きなおやつ」で上位に入りながら、「家でよく食べるおやつ」では4割と低く、食べる機会はそれほど多くはないようです。また、「ケーキ・洋生菓子」「その他デザート」は「好きなおやつ」で6割以上と多いながら、「家でよく食べるおやつ」では1割台と、子供に人気があるのに家で食べる機会が少ないおやつでした。


【調査概要】
調査対象 :首都圏在住の〔本調査〕15~79歳の男女個人、および〔子供調査〕同居する小・中学生
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
有効回収数:
 〔本調査〕1,264人(発送数1,800人、有効回収率70.2%)、
 〔子供調査〕182人
調査実施日:
 〔本調査〕2017年5月31日(水)~6月8日(木)
 〔子供調査〕2017年6月2日(金)~6月8日(木)
 ※時系列比較では、過去の調査対象と揃え、10~60代計(有効回収数1,072人)にて分析。

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