「海へのお出かけ」に関するアンケート調査(育児中の親対象) 

2017年11月08日
アクトインディが企画運営する、子供とおでかけ情報サイト「いこーよ」は、この夏のお出かけ状況を踏まえ、全国の育児中の親1030名を対象に「海へのお出かけ」に関するアンケート調査を実施しました。

【総括】

 今回の調査で、「海へのお出かけ」は子供の心身、学びにいい機会であると感じながらも、なかなか踏み出せていない『海に行かない派ママ・パパ』の胸の内と、海を日々のレジャーに取り入れている『海行く派ママ・パパ』の行動が浮き彫りになった。

【調査結果のポイント】

1.家族のお出かけ先を決めるのはママが多いのに、海へのお出かけには消極的
●お出かけ先をママが決めている家庭は全体の64%。
●しかし、海へのお出かけになると、自分で海に行きたいと言い出すママは37%に留まる。

2.『海行く派ママ・パパ』は手軽・気軽をキーワードに年に複数回海レジャーを楽しんでいる
●お出かけ先をママが決めている家庭は全体の64%。
●しかし、海へのお出かけになると、自分で海に行きたいと言い出すママは37%に留まる。

3.「子供のために海に行きたい!」でも、海は危険で面倒感も
●ほとんどの親が、子供の頃から海に行くことが、子供の心身や知育的観点からよいと思っている。
●しかし、海は危険だという意識が85%と高く、また親自身の海に入ることに対する面倒感なども強く、それらが海へのお出かけのストッパーになっている可能性もある。

4.海の危険に対する正しい知識や安全教育と、子供の興味関心を広げる知育系アクティビティが望まれる
●お出かけ先をママが決めている家庭は全体の64%。
●しかし、海へのお出かけになると、自分で海に行きたいと言い出すママは37%に留まる。

【調査結果詳細】

1.お出かけを決めているのはママ!

 全体の6割以上のママが自分でお出かけ先を決めていることが判明。昨今、イクメンなどパパの育児関与も話題となっているが、お出かけの主導権は依然ママにある(グラフ1)。しかし、海へのお出かけになると自分で海に行きたいと言い出すママは37%に留まる(グラフ2)。また、普段のお出かけに比べ、海へのお出かけは子供が言い出す割合が3倍近く多く、子供自身には海に行きたいという意欲がある様子がうかがえる。

 子供の頃に海に行っていたかどうかと、大人になった現在でも海に行っているかどうかを聞いたところ、大人になってから海に行っている人は、子供のころにも頻繁に海に行っていたという傾向が見られた(グラフ3)。

 つまり、幼少期の海での体験がその後大人になってから海に行くかどうかにに大きな影響があるということがうかがえる。海での経験が不足している親は、子供を海に連れて行かず、子供世代の海離れをさらに助長する可能性がある。

2.『海に行く派』『海に行かない派』との認識、行動の差が顕著に 

 『海に行く派』は手軽・気軽をキーワードに、年に複数回の海レジャーを楽しんでいる。

 泊りがけでの海レジャーに行く頻度は『行く派』も『行かない派』で大差ないが、日帰りレジャーの頻度が大きく違う(グラフ4)。また、『海に行かない派』には海レジャーは夏に行くものとして認識されているが、『海に行く派』は夏にも夏以外にも海レジャーを楽しむ人が6割以上と多い(グラフ5)。海のいろいろな楽しみ方を知っているのも『海に行く派』の特徴(グラフ6)。

3.海が子供の心身の発育、学びの場だという認識は『海に行く派』『海に行かない派』共通である

 海への意識を聞いたところ、「子供の頃から海を体験させることは子供の好奇心を育てるのに有効」「子供の頃から海を体験させることで生き物や自然環境への関心がより高まると思う」「子供の頃から海を体験させることは心身の健康促進に有効」など85%以上が「あてはまる」と回答しており、海に行くことで子供の知育や心身にいい影響があるということは共通の認識となっている(グラフ7)。特に、知育への影響では、他にも「学校の授業や教科書、本で学んだことをより深く理解するのに有効」「子供の自己実現や自立行動などの発育にいい影響があると思う」など、どの項目も8割以上の親が「そう思う」と回答しており、海体験が与える子供の知育へのいい影響に大きな期待が寄せられていることがうかがえる。

 一方、「海に入るのは命の危険が伴うと思う」という意識が85%と高く、海は危険であるという意識が海離れの一因となっていると言えるだろう。

 今回、ライフジャケットについての意識も聞いてみたところ、「気軽にライフジャケット使ってみたい」が76%と、利用への意欲の高さが見られた。

 「子供をもっと海につれていきたいのに自分が行かないために行かせられない」という意識は、全体ではそれほど高くはなかったが、『海に行く派』と『行かない派』では大きな差があり、行かない派は67%が「あてはまる」と回答している(グラフ8)。子供のために海には行きたいが踏み出せない『海に行かない派』を後押しする施策が必要と言えるだろう。

4.海で一番気になるのはやはり「子供の安全」が上位。

 海に行かない理由を聞いたところ、海洋生物の危険性、海難事故など子供の安全への懸念が上位をしめた。正しい対処法、予防策の啓蒙が必要と思われる(グラフ9)。

 どのようなアクティビティであれば参加したいかとの質問には、知育系のアクティビティの「子供向けの環境問題や海の生き物教室など、夏休みの自由研究のテーマになる体験プログラム」「夜の海観察会や海の星空観察会」などが上位を占める一方、「インストラクターによる子供向けシュノーケリングや海泳ぎレッスン」など安全に配慮されたアクティビティには参加したいとの回答が多くを占めた(グラフ10)。また、「手ぶらで行ける浜辺バーベキュー」「手ぶらで行ける海水浴」など手軽さがメリットのアクティビティも参加意向が高い。


【調査概要】
実施方法:「いこーよ」サイト上で実施
実施期間:2017年10月1日~10月31日
有効回答数:1030名 
回答者プロフィール:全国の子供の保護者

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