小学生のトイレ実態調査2017(小学生と小学校教諭対象) 

2017年11月22日
小林製薬は「小学生のトイレ実態調査2017」結果を発表。

調査対象:
①全国の小学生がいる母親(25-49歳)と一緒に答えてもらう子ども(1年生~6年生 男女) 計624サンプル
②全国の公立小学校教諭(学級担任を経験したことがある/25-59歳 男女) 計209サンプル

【調査結果】

■学校でうんちをしたがらない子どもたち
本調査によると、学校で全くうんちをしない子どもは約3割。月1回以下しかしないという子どもと合わせると半数以上に上りました【図1】。また、約半数の子どもが学校でトイレに行かずうんちを我慢した経験があることも分かりました【図2】。

■和式トイレは毎年減少、洋式トイレ化進み 初めて50%を突破
本調査によると、全体では和式トイレが多い小学校の方が多数を占めているものの、毎年減少し続け、今回初めて50%を切りました。洋式トイレを設置する小学校が徐々に増加していることが明らかとなりました【図3】。

■学校トイレへの抵抗感、洋式トイレの増加による変化は?
学校でうんちをすることに対して抵抗を感じている子は約6割に上り、その割合は3年前からほとんど変わっていません【図4】。
特に和式トイレの多い小学校の子どもたちで、その傾向がより強いようです。今後、さらに学校トイレの洋式化が進めば、抵抗感も減っていくのでしょうか。

抵抗を感じる理由としては、「恥ずかしいから」「落ち着かないから」が3年前から変わらず第1位・第2位を占めています。3番目の理由として、今回初めて「休み時間が短いから」が順位を上げてきました。「からかわれそう」「トイレが汚い・くさい」「和式トイレが苦手」等の意識が少しずつ減少している中、短い休み時間でトイレを済ませなくてはならない小学生の忙しさが新たな問題として浮上してきました【図5】。

「小学生のトイレ実態調査2017」小学校の先生編
また、今年度は、小学生へのアンケートに加え、全国の公立小学校の先生にも小学校のトイレ事情についてのWEBアンケートを実施しました。そちらの結果によると、低学年のクラスでは授業中にトイレに行きたいと申し出る児童が1日に数人以上いると答えた先生が44.1%と最も多く、休み時間内にトイレを間に合わせることが難しい様子がうかがえました【図6】。

■先生たちが感じる学校トイレの課題
先生たちが学校トイレに対して感じる問題の第1位は、「普段の清掃ではなかなかキレイにならない」でした。この問題は、特に和式トイレ中心の学校が、洋式トイレ中心の学校の約2倍の63%にも上りました。また、和式トイレ中心の学校特有の問題として、「おしっこやうんちがトイレからよくはみ出ている」が半数以上、「新1年生が和式トイレの使い方を知らない」が約40%も挙げられました【図7】。

さらに、先生たちが学校のトイレに望むことは、おおむね子どもたちと同じで全体では「臭くないこと」が63.2%で第1位だったほか、和式トイレが中心の学校では「洋式トイレが増えること」も63.3%と高くなりました。また、新たな課題として、多目的トイレやジェンダーフリートイレの設置を望む声も上がりました【図8】。

■環境改善の一方で、広がるトイレ格差
洋式トイレの増加に伴い、他の設備面も向上しているようです。洋式トイレ中心の学校では、22.6%がウォシュレットを、41.3%が手を使わず流れるセンサーを導入していることが分かりました。
一方で和式トイレ中心の学校ではウォシュレットが10.2%、センサーが16.3%と半分以下の導入率となり、同じ公立小学校でも、学校間のトイレ環境格差が生まれていることが明らかになりました【図9】。

そんな中でも、和式トイレ中心の学校の半数近くが今のところトイレ改修工事の予定はないと回答しており、小学校のトイレ環境の改善にはさらに時間がかかりそうです【図10】。


《調査概要》
『小学生のトイレ実態調査2017』
調査対象:
 ①全国の小学生がいる母親(25-49歳)と一緒に答えてもらう子ども(1年生~6年生 男女) 計624サンプル
 ②全国の公立小学校教諭(学級担任を経験したことがある/25-59歳 男女) 計209サンプル
調査方法:インターネット調査
実施時期:2017年8月

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