新大人研レポート31: 若者気分を残す40・50 代男性(40~60代男女対象) 

2017年11月21日
博報堂新しい大人文化研究所では、40~60代を“新しい大人世代”と呼び、調査研究を行っています。いま、40~60代はさらに大きく変化し、今後高齢社会を大きく変える兆しを見せています。2015年調査では『シニアから新大人へ』と、自分たちは従来の50・60代とは違うという意識の高まりをレポートしました。今年3月の調査結果に基づく今回のシリーズでは、「新しい大人へ:オンナも変わるオトコも変わる」として、さらに進化する生活者の意識変化を明らかにして行きます。

■「自分は従来の40・50・60代とは違う」と感じる割合は男女全体で84.7%
■ 何が違うかについて、男性は1位の「年相応にならない(27.6%)」と2位の「未成熟感が残る(27.3%)」が同レベル。
■ 「自分たちの世代を表現する言葉」では、特撮・アニメキャラクターおよび若者の頃の音楽が上位に。
・男性40代で1位 ガンダム、2位 ベビーブーム、3位 バブル、4位 B’z
・男性50代で1位 戦争を知らない、2位 ウルトラマン、3位 サザン・オールスターズ、4位 バブル

調査結果から、「自分は従来の40・50・60代とは違うと感じる」割合は、 男女全体で84.7%に達することがわかりました。
何が違うのかについて、全体では1位「年相応にならない」(32.1%)、2位「若さ」(27.5%)、3位「いつまでも未成熟感が残る」(26.9%)ですが、男性に関しては、1位「年相応にならない」(27.6%)、2位「いつまでも未成熟感が残る」(27.3%)と「いつまでも未成熟感が残る」が2位に浮上し、1位とほぼ同レベルです。40・50代、とくに男性40代では「いつまでも未成熟感が残る」が、36.6%と相対的に高くなっています。

また、「自分たちの世代を表現する言葉」としては、男性の40・50代の上位に特撮・アニメキャラクターおよび若者の頃の音楽が並びます。男性40代は、1位 ガンダム、4位 B’z、8位 サザン・オールスターズ、10位 SMAP、男性50代は、2位 ウルトラマン、3位 サザン・オールスターズ5位 ディスコ、6位 ユーミン、7位 ニューミュージック、8位 フォークソング、9位 平凡パンチです。
男性60代も1位はフォークソング。女性60代の1位が戦争を知らない、であるのに対し、男性は60代になっても、若者の時の気分を反映したものが1位となっています。

現在の男性40・50代は「若者気分」をどこかに残していると言え、いわば、「元若者オトコ」といえます。
SUVタイプの車やスポーツカーがこの世代に人気が高かったり、ローリングストーンズやボブ・ディラン、ポール・マッカートニーの来日公演では多くの40・50・60代で東京ドームなどが埋め尽くされるのも、こうした生活者の志向性がその背景にあるとみることができそうです。

【調査結果】

■自分は従来の40・50・60代とは違うと感じる割合は、 84.7%に達する。

40代で83.5%、50代86.1%、60代で84.5%と各年代においてほぼ同レベルで「従来の40・50・60代と違う」と感じている。男女別では、女性が40代で87.7%、50代87.7%、60代で89.7%と女性のほうがやや高めとなっている。

■何が違うのか、について、1位「年相応にならない」、2位「若さ」、3位「いつまでも未成熟感が残る」であり、男性に関しては、「いつまでも未成熟感が残る」が2位に上昇し、1位とほぼ同レベルと高く、とりわけ40・50代が高い。

全体では、1位「年相応にならない」(32.1%)、2位「若さ」(27.5%)、3位「いつまでも未成熟感が残る」(26.9%)だが、男性に関しては、1位「年相応にならない」(27.6%)、2位「いつまでも未成熟感が残る」(27.3%)と「いつまでも未成熟感が残る」が2位に浮上し、1位とほぼ同レベル。40・50代、とくに男性40代が36.6%と相対的に高い。男性40代では、「幼さ」(19.5%)という回答も相対的に高くなっている。

■自分たちの世代を表現する言葉として、男性の40・50代は特撮・アニメキャラクターおよび若者の頃の音楽が並ぶ。

男性40代は、1位 ガンダム、4位 B’z、8位 サザン・オールスターズ、10位 SMAP、男性50代は、2位 ウルトラマン、3位 サザン・オールスターズ、5位 ディスコ、6位 ユーミン、7位 ニューミュージック、8位 フォークソング、9位 平凡パンチ、であり、女性に比べ、特撮・アニメキャラが最初に上がって来ることが特徴となっている。また、女性40代の4位がSMAPに対して男性40代の4位はB‘zであり、若者のときの気分が残っているとみることができる。
男性60代の1位もフォークソングであり、女性60代の1位が戦争を知らない、であるのに対し、60代でも若者のときの気分を反映したものが1位となっている。


<調査概要>
調査主体:博報堂 新しい大人文化研究所
調査対象:40~60代男女
対象エリア:1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)
中小都市(首都圏、熊本市・岡山市以外の政令指定都市および岩手県・宮城県・福島県を除く)
対象者数:930サンプル
調査手法:インターネット調査
調査日時:2017年3月17日(金)~3月19日(日)

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