「スポーツアパレル・シューズ 購入先店舗形態」に関する市場分析 

2017年09月28日
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツアパレル・シューズ市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパンが、「スポーツアパレル・シューズ 購入先店舗形態」に関する市場分析を9月28日に発表します。

平成28年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、15.1兆円(前年同期比9.9%増)まで拡大しています。(出典:経済産業省ウェブサイト)

本分析では、2016年7月~2017年6月計のスポーツアパレル・シューズの購入についても通販・ネットモール(楽天、Amazonなどのオンラインモール、通販専門店。ブランドやスポーツ用品店のウェブサイトからの購入は除く)での購入が前年同期比21%増と大きく成長していたことがわかりました。

通販・ネットモールでの購入は市場規模2440億円
『Japan Sports Tracker※1』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているアパレルとシューズの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。直近1年(2016年7月~2017年6月計 金額ベース)のスポーツシューズ・アパレル市場規模は1兆560億円で前年同期比4%増です。購入場所は通販・ネットモールが前年同期でトップだったスポーツ用品店を抜いて1位となりました。通販・ネットモール購入の市場規模は2440億円で、成長率は市場全体の成長率を大きく上回る前年同期比21%でした(図表1)。

通販・ネットモールでの平均購入価格は2.6%上昇
スポーツアパレル・シューズの平均購入価格をみると、通販・ネットモールでの購入では前年同期比2.6%上昇しました(図表2)。通販・ネットモールを除いた購入先店舗業態合計では1.3%上昇で、通販・ネットモールでは2倍の上昇だったことがわかります(特典データ)。 通販・ネットモールでのスポーツアパレル・シューズ購入は個数ベースで18%成長しており、平均価格上昇と購入個数増加が、共にスポーツアパレル・シューズの通販・ネットモール市場規模成長をけん引していたことがわかります。

性別では男性、年齢別では30-49歳購入者が通販・ネットモールの成長をけん引
通販・ネットモールでのスポーツアパレル・シューズ購入者の男女構成比をみると男性65%、女性35%です。通販・ネットモールを除いた購入先店舗業態合計での男女構成比は男性57%、女性43%で、通販・ネットモールでは男性が占める割合がより高くなっています。 Japan Sports Trackerで調査している16-69歳の購入者の年代構成比をみると、通販・ネットモールでは30-49歳が50%をしめます。通販・ネットモールを除いた購入先店舗業態合計では、同年代は46%で、通販・ネットモールの方が高い割合となっています(図表3)。

通販やオンラインモールが成長する中、実店舗は差別化をはかっています。足や体を測定してカスタマイズシューズやウェアを販売、最新の計測器で動きや筋力量などを測定しトレーニングのアドバイスを提供するなど、かつては一流選手でなければ手に入れられなかったサービスを提供している店舗もあります。ディスプレイ、試着、用途や足型/体型に合わせた商品選択のアドバイス、など通販・ネットモールでは得られないサービスと店舗体験を提供し、それを求める顧客をつかんでいくことが課題となります。


*1   Japan Sports Tracker
スポーツアパレル・シューズ市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。

「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」

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