ゲストハウス「FUJITAYA BnB」に滞在する訪日外国人観光客対して京都に関するアンケートリサーチ 

2017年11月06日
カンバイは、訪日外国人向けリサーチサービス「TABIにデータ」を活用し、公益社団法人 京都市観光協会協力のもと、Feel Japanが京都市下京区にて直営するゲストハウス「FUJITAYA BnB」に滞在する訪日外国人観光客対して京都に関するアンケートリサーチを実施しました。

国内各エリアTOPクラスの優良ゲストハウスには、宿泊客や施設スタッフとの出会いや交流を求めて世界各地から訪日外国人旅行者が日々訪れ、濃密な情報交換・発信の「場」として訪日インバウンドマーケットにおいて強い存在感を示しています。

一方で、ゲストハウス間の競争は激化しており、日本随一の観光都市・京都市においては、ゲストハウスを含む簡易宿所は2014年度の460軒から2017年9月には1,916軒(※京都市調べ)とわずか2年半の間に4倍以上に急増するなど、熾烈を極めています。

このような厳しい状況の中で、2017年5月のオープンからわずか3か月目でトリップアドバイザー「京都市のB&B / 民宿」にて1位を獲得(※2017年11月6日現在も1位)した人気ゲストハウス「FUJITAYA BnB」に宿泊する、旅行および情報リテラシーの高い訪日外国人観光客に対して「TABIにデータ」を活用したアンケートを実施し、彼らの最新動向を調査しましたので、その一部を公開します。

【調査結果】

■予約にあたり重視した要素は「1位:価格」「2位:観光地へのアクセス」に続いて、3位に「口コミ・評価」がランクイン。「6位:ホストに対する信頼度」は「7位:Wi-Fi」を上回る結果に。

人気ゲストハウスならではの傾向か、「価格」「アクセス」などの一般的な項目以外では「ホストに対する信頼度」が高順位に。当然「口コミ・評価」は重視されているため、口コミサイトでホストについてのポジティブな投稿が増えると集客効果は高まると考えられる。一方で、「カード決済」は最下位となっており、カード決済システムの導入は集客には直結しない可能性が高い。

■9割以上が「旅館に泊まってみたい」と回答。「興味はあるが利用していないor泊まりたくない:理由」は、「価格が高いから」の他に「旅館のことをよく知らないから」「和室での宿泊が苦手だから」「ルールやマナーが難しいイメージがあるから」など。

9割以上が「旅館には泊まってみたい」と回答しており、旅館に対してかなりの潜在ニーズが見込める一方で、「興味はあるが利用していないor泊まりたくない:理由」として「価格が高い」というイメージが定着しているため、その点を考慮したプロモーションを展開できれば、一定の集客効果は見込めると考えられる。

■京都観光においてガイドツアーを利用するために重視することは「1位:母国語で会話できるかどうか」に続き、「同率2位:ガイドの評判」「同率2位:ツアー内容の評判」が上位に。

旅慣れた旅行者が多いゲストハウスならではの傾向か「スマホやガイドブックで調べれば十分なので、ガイドは利用しない」が半数いた一方で、利用意向者の中では「母国語で会話できるかどうか」「ガイドの評判」「ツアー内容の評判」が「価格」よりも重視されており、体験には惜しみなくお金を使う傾向が見てとれる。

■京都滞在中の過ごし方として、朝の「カフェ」、夜の「夜景」にもニーズ有り。

■京都という観光地のイメージは、「1位:寺」「2位:美しい」「3位:歴史がある」などが上位に。


【調査概要】
調査方法:「TABIにデータ」を活用したスマートフォンによるアンケートリサーチ
 ※サンプルはQRコード経由で回答者本人から直接回収。
調査時期:2017年9月11日~10月15日
調査対象:「FUJITAYA BnB」に滞在する外国人宿泊客
サンプル数:102
サンプル国籍:下記参照

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンバイ]
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