長時間労働に関する意識調査(20代~50代の社会人男女対象) 

2017年10月30日
BIGLOBEモバイルは、「長時間労働に関する意識調査」を実施しました。
本調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~50代の社会人男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。なお、それぞれの年代カテゴリは各250人ずつ、性別カテゴリは500人ずつ抽出しています。調査日は2017年7月18日~19日、調査方法はインターネット調査です。

【調査結果のトピックス】

長時間労働をする理由は、「仕事量と人員のバランスが合っていないから」が5割超
「あなたが長時間労働をする(しなければならない)理由」を質問したところ、1位は「仕事量と人員のバランスが合っていないから」(53.9%)となった。また20代は「なんとなく心配で早く帰る勇気がないから」が1割強と数値は高くないものの、他の年代の倍以上の結果となった。若年層は職場や業務への過度な気遣いも長時間労働に繋がっている。

「早く帰れるならどんどん帰ったほうがいい」と定時帰りを6割が肯定
「残業をせずに定時で帰る人に対してどのように感じますか」と聞いたところ、「早く帰れるならどんどん帰ったほうがいい」が60.0%と大差で1位となった。「うらやましい」と感じる人が28.9%で2位となり、できれば早く帰りたいという願望が浮き彫りになった。また、3位には「仕事ができる人だと思う」が18.5%となり、総じて定時帰りに対してポジティブな反応をとった。

遅くまで残業している人は「仕事が遅い人」という認識が3割強
「遅くまで残業している人についてどのように感じますか」と聞いたところ、「仕事が遅い人だと思う」と回答した人が32.3%で1位。「頑張っていると思う」(29.6%)、「残業代を稼ぎたい人だと思う」(27.9%)と続く。20代では「頑張っていると思う」と回答した人が40.0%と、他の年代より大幅に高い数字となり、20代の意外な仕事観が浮き彫りとなった。

【調査結果詳細】

1. 長時間労働をする理由は、「仕事量と人員のバランスが合っていないから」が5割超

「あなたが長時間労働をする(しなければならない)理由」を質問したところ、1位は「仕事量と人員のバランスが合っていないから」(53.9%)となった。続いて「自分で仕事をコントロールできない業務だから」(34.2%)となり、本人ではどうすることもできない外的要因で長時間労働が発生していることが浮き彫りになった。

また、年代別に見ると、20代は「なんとなく心配で早く帰る勇気がないから」(10.8%)が、同回答を選択した他の年代の倍以上の数値となった。仕事が終わって帰れる状態だが、周りを見ていると帰れないという、若年層は、職場への過度な気遣いが長時間労働に繋がっていることがわかる。

2. 「早く帰れるならどんどん帰ったほうがいい」と定時帰りを6割が肯定

「残業をせずに定時で帰る人に対してどのように感じますか」と聞いたところ、「早く帰れるならどんどん帰ったほうがいい」が60.0%で、他の回答に大差をつけて1位となった。続いて、「うらやましい」と感じる人が28.9%で2位。可能ならば早く帰りたいという願望が浮き彫りになった。3位は「仕事ができる人だと思う」(18.5%)。定時までに効率的に仕事を終わらせる能力を高く評価する結果となった。なお、20代は「イライラする」と回答した人が9.2%と、数値は高くないものの他の年代の倍となっており、公平感を求める傾向が見受けられる。

3. 遅くまで残業している人は「仕事が遅い人」という認識が3割強

「遅くまで残業している人についてどのように感じますか」と聞いたところ、「仕事が遅い人だと思う」と回答した人が1位で32.3%。2位に「頑張っていると思う」(29.6%)、3位に「残業代を稼ぎたい人だと思う」(27.9%)と続き、残業している人に対して比較的ネガティブな印象を持っていることがわかる。

年代別で、20代は「頑張っていると思う」と回答した人が40.0%と、全年代平均より10ポイント以上高い数字となり、遅くまで残業することが努力の証と見るような、20代の意外な仕事観の断片が浮き彫りとなった。


【調査概要】
調査名  :長時間労働に関する意識調査
調査対象 :インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~50代の社会人男女1,000人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2017年7月18日~19日

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