「活躍できる企業の見分け方と入社後に気をつけること」についての調査 

2017年10月30日
エン・ジャパンが運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「活躍できる企業の見分け方と入社後に気をつけること」についてアンケートを行ない、119名から回答を得ました。

【調査結果概要】

★ 転職コンサルタントの5割が、ミドルが活躍できる企業の特徴を「社員に裁量権がある」「中途入社の比率が高い」と回答。業界は「メーカー」、転職ケースは「大手企業→中小企業」。   

★ 入社後活躍できないミドルの特徴は「前職の仕事のやり方を持ち込む」。転職先の仕事の進め方を理解することが、ミドルが入社後に活躍するカギ。

【調査結果詳細】

1:転職コンサルタントの5割が、ミドルが活躍できる企業の特徴を「社員に裁量権がある」 「中途入社の比率が高い」と回答。業界は「メーカー」、転職ケースは「大手企業→中小企業」。 (図1、図2、図3)

転職のプロである転職コンサルタントに、ミドルが活躍できる企業の特徴を伺いました。企業の環境についてもっとも多かった回答は同率で「社員一人ひとりに裁量権がある」「中途入社の比率が高い」(50%)でした。

「社員一人ひとりに裁量権がある」を選んだ方からは、 「経験やノウハウを発揮する場合、裁量権がある環境はモチベーションアップになる」 「ミドル層は仕事に対するプライドがあるため、多少なりとも尊重してくれる環境が良いと思う」「組織のパーツではなく、個々の能力で勝負する方が、ミドルは有利だから」など裁量権の有無がミドルの活躍に大きく影響することが伺えます。

「中途入社の比率が高い」を選んだ方からは、「中途の比率が高い企業では、途中から入ってもリーダー的なポジションに就きやすい環境が整っている場合が多い」「新卒入社の社員が幅をきかせている企業は、転職してきたミドルに対する風当たりが強い」「中途入社者が多いほうが、多様な経験をしてきた方の集まりのため、なじみやすい」といった新卒社員が多い企業と比較する声が挙がりました。

活躍できる転職先企業が多い業界のトップは「メーカー」(59%)でした。「既存社員も幅広い年代の方が勤務している」「技術継承における若手の不足で、中高年層にもニーズがある」「変化の激しい業界より、保有知識の蓄積が強みになる業界のほうがミドルは活躍しやすいから」など年齢や経験が活かせる業界であることを挙げる声が多く寄せられました。

活躍できる転職ケースは「大手企業→中小企業への転職」(55%)でした。「大手企業での経験を活かして、中小企業の上位ポジションで採用されているケースが多い」という声が多い一方、「企業規模の相違に伴う就業環境の変化(業務範囲の広さ、福利厚生や残業など)に対応できる資質は求められる」といった意見も寄せられました。

2:入社後活躍できないミドルの特徴は「前職の仕事のやり方を持ち込む」。 転職先の仕事の進め方を理解することが、ミドルが入社後に活躍するカギ。(図4、図5)

入社後、活躍できないミドルの特徴を伺ったところ、「前職の仕事のやり方を持ち込もうとしてしまう」(68%)が過半数を占めました。次いで、同率で「転職先企業の社内ルールを軽視してしまう」、「社内でのコミュニケーションを疎かにしてしまう」 (44%)が続きました。

活躍するためにミドルが入社後やっておいた方がよいことを伺ったところ、もっとも多かった回答は「転職先企業の仕事の進め方を理解すること」(75%)でした。「既存社員にとって当たり前のことと、転職者にとって当たり前のことが全く違う。国が違うくらいの感覚を持ち、新しい国のルールを知ることが重要。そのためには、新たな国のルールを知るために情報を収集し理解することが大切。そのうえで、成果を出すこと」、「過去の流儀をそのまま押し通すのではなく、その企業の文化を理解して進めていくことが大事。 そのためには多少の時間がかかるが、焦っても成果は上がらない」といったコメントが多数寄せられました。

次いで「周囲とのコミュニケーションを密に取ること」(71%)が続きました。「他部署連携やコミュニケーションを取る事で新しい環境への適応スピードや業務効率化を図れる」、「まずは企業のあり方や求められている事など  理解する為にも周囲とのコミュニケーションが大事」といった声が挙がりました。ミドルが活躍できる企業を見極めるための具体的なポイントもご紹介します。

ミドルが活躍できる企業を見極めるためのポイント

◯経営者の理念や経営方針をしっかりと理解できるか否か。
◯組織の年齢構成、企業風土が自分に合っているか。
◯自身のビジョンと企業、部門の考えがマッチしているか。
◯求められている経営課題を自身の能力で解決できるかどうか。
◯表面的なスキルマッチングだけでなく、自身がやってきたこと、今後やりたいことを具体的な内容で構築し、面接を使ってそのマッチ度を検証すること。ミドル層にとって面接は企業から見られる場ではなく、自身の仮説を検証する場と心得るべき。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
有効回答数:119名
調査期間: 2017年9月20日 ~ 9月27日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
 マイページ TOP