“満員電車と住まいの関係”調査(首都圏在住で都内に電車通勤をしている会社員男女対象) 

2017年09月25日
アットホームは、首都圏在住で都内に電車通勤をしている会社員男女 618 名を対象に、“満員電車と住まいの関係”調査を実施しました。

本年 7 月、東京都により、通勤ラッシュを回避するために通勤時間をずらす、「時差 Biz」という取り組みが働き方改革の一つとして実施されました。小池百合子都知事が掲げる公約に「満員電車ゼロ」があることから、今後もさらに満員電車軽減に関する動きが出てくることが考えられます。
そこで、本調査では、 「満員電車が住む場所に与える影響」や「満員電車に対する意識」などを調査しました。

<主な調査結果>

・通勤電車の混雑が原因で「引っ越したい」と思った 33.2%
・住まいの場所は通勤電車の混雑を考慮して決めた 24.9%
・次の引っ越しは電車の混雑も意識して住まい探しをしたい 45.3%
・住まいを探す際は不動産店スタッフに、電車の混雑の情報も教えてほしい 57.8%
・部屋の広さをとるか通勤の楽さをとるか 「狭いけど通勤が楽」派 61.0%
・満員電車の軽減方法として有効だと思うもの「時差通勤導入」 65.2%
・通勤電車の混雑が嫌で「時差通勤をしている」 29.0%

<調査結果>

■通勤電車の混雑が原因で「引っ越したい」と思った 33.2%
通勤電車の混雑が原因で「引っ越したいと思ったことがある」という人は 33.2%で、3 割以上にのぼりました。一方で実際に、通勤電車の混雑が嫌で「引っ越しをしたことがある」という人は 8.3%でした。

■通勤電車の混雑を考慮して住む場所を決めた 24.9%
現在の住まいは、「通勤時の混雑を考慮して場所を決めた」という人が 24.9%で、4 人に 1 人という割合でした。また、「通勤時の混雑を考慮しなかった」という人のうち、21.8%は「通勤時の混雑具合も考慮して決めれば良かった」と思っていることがわかりました。実際に住んでから初めて通勤時の満員電車を体験して、後悔している人は少なくないようです。

■次の引っ越しは電車の混雑も意識して住まい探しをしたい 45.3%
今後引っ越しをする際、「電車の混雑具合も住まい探しの際に意識したい」という人は 45.3%にのぼりました。

■住まいを探す際は不動産店スタッフに、電車の混雑の情報も教えてほしい 57.8%
住まい探しの際、不動産店の担当者に、「電車の混雑に関する情報を教えてほしい」という人は 57.8%と、6 割近くにのぼりました。ただ実際に、不動産店の担当者から「教えてもらったことがある」という人は 1 割程度でした。

■部屋の広さをとるか通勤の楽さをとるか 「狭いけど通勤が楽」派 61.0%
一人暮らしの想定で、1R で 20 ㎡の狭い部屋だけど、会社まで徒歩 10 分で通える、“狭いけど通勤が楽”な部屋か、1LDK で 40 ㎡の広さだけど、電車に 60 分乗って通勤する、“広いけど通勤が大変”な部屋、同じ家賃ならどちらを選びたいか聞いたところ、“狭いけど通勤が楽”の「A」と「どちらかというとA」を合わせた割合が 61.0%と、半数以上となりました。部屋の広さよりも通勤の楽さをとる人が多いようです。

■通勤時間をとるか混雑具合をとるか 「満員電車で短時間通勤」派 76.9%
身動きができないくらいの満員電車だけど通勤時間は短い“満員電車で短時間通勤”か、電車の座席に 120 分間座り続けて通勤する“座って長時間通勤”のどちらが良いか聞いたところ、“満員電車で短時間通勤”の「A」と「どちらかというとA」を合わせた割合が 76.9%と、圧倒的多数という結果でした。満員電車は嫌でも、時間が短ければ我慢できると考えているようです。

■現在“満員電車”で通勤 67.3%
そもそも現在の通勤電車が「満員電車」という人は 67.3%でした。また、通勤電車の中にいる時間が「不快である」という人は 76.1%で、満員電車でなくても嫌だと感じている人もいるようです。 

■通勤電車の居心地 平均 51.9 点 自宅 76.8 点、職場 61.1 点、自宅のトイレ 74.1 点
「通勤電車内」「自宅」「職場」「自宅のトイレ」それぞれの居心地に点数をつけてもらったところ、「通勤電車内」はワーストで、平均 51.9 点でした。

■1 日に使う体力 100%中「仕事」平均 55.5%、「通勤」23.1%、「家事」13.2%
仕事がある日に、「通勤」「仕事」「家事」「その他」のそれぞれに使う体力を数値化してもらったところ、1 日の体力 100%のうち最も多く占めているのは「仕事」で平均 55.5%、次いで「通勤」が平均 23.1%でした。

■苦痛に感じ始める混雑具合「180%」 41.6%
「苦痛に感じ始める通勤電車の混み具合」を聞いたところ、「180%(折りたたむなど無理をすれば新聞を読める)」が最多で 41.6%でした。また実際には、「現在の出勤時」は「200%(体がふれあい、相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める)」が 29.1%、「現在の帰宅時」は「180%(折りたたむなど無理をすれば新聞を読める)」が 29.0%で最多となっており、行も帰りも苦痛を感じるレベル以上の混雑具合の人が多いことがうかがえます。

■満員電車の軽減方法として有効だと思うもの「時差通勤導入」 65.2%
満員電車を軽減させる方法として有効だと思うものを聞いたところ、最も多いのは「時差通勤の導入」で 65.2%と 6 割以上でした。2番目が「在宅勤務の導入」、3番目が「フレックスタイム制の導入」となり、上位は企業での“働き方”に関する項目が占めました。ちなみに、「現実的に実施できると思うもの」も聞いたところ、こちらも最多は「時差通勤の導入」でしたが58.9%と減少し、企業によっては実現が難しいと考えている人もいるようです。

■通勤電車の混雑が嫌で「時差通勤をしている」 29.0%
通勤電車の混雑が嫌で“時差通勤”を「している」という人は29.0%でした。ちなみに、“時差通勤”を「している」人のうち、46.9%が、「会社がフレックスタイム制を導入している」と回答しています。

“時差通勤”を「している」人でも、現在の通勤電車が「満員電車」という人は 57.0%いますが、“時差通勤”を「していない」人(71.5%)と比べると 14.5 ポイントと少なくなっています。

“時差通勤”を「している」人と「していない」人で、通勤電車内の居心地度を比較したところ、「している」人の居心地の平均点は 56.8 点、「していない」人は 49.9 点でした。

■「在宅勤務」は満員電車の軽減に役立つと思う 84.5%

■有料の「確実に座って通勤ができる電車」があることを知っている 64.6%
鉄道会社が徐々に導入を進めている、“運賃を追加すれば確実に座って通勤ができる電車”の認知率は 64.6%でした。
また、約 4 人に 1 人はこの“確実に座って通勤ができる電車”を「利用したい」と思っていることがわかりました。


「アットホーム調べ」

<調査概要>
・対象/1 都 3 県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住、電車を使って都内に勤務する、20~69 歳会社員、男性 309 名、女性 309 名、計 618 名。
・調査方法/インターネットリサーチ
・調査期間/2017 年 8 月 25 日(金)~8 月 26 日(土)

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