Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年9月度) 

2017年10月18日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年9月度)』の結果を発表します。本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■Instagram利用者の約半数は、「商品購入ボタンがあったら、使ってみたい」
SNSを週1回以上利用する人のうち、ECサイト運営主(企業アカウント)からのSNS投稿をきっかけに商品を購入した経験がある人は38.2%でした。
また、「Instagram」利用者のうちの47.6%、「Twitter」利用者のうちの41.6%が、利用しているSNS上に「商品購入ボタンが設置されたら、使ってみたい」と考えていることがわかりました※1。

■4人に3人が“かご落ち”の経験あり。カートインの目的は「備忘録」「比較検討」
直近1年の間に、商品をカートに入れても購入しなかった経験がある人は73.8%でした。カートに入れても購入しないことが多い人※2にその理由を挙げてもらったところ、「購入を迷っている商品も、ひとまずカートに入れておく」(54.1%)が最も多く、次いで「気になる類似商品をカートに入れ、後で比較検討する」(44.3%)でした※3。

■最も好印象な梱包は、「商品に見合う大きさの箱や袋」
ECサイトで商品を購入した際に良い印象を持った梱包について聞いたところ、「商品に見合う大きさの箱や袋での配送」(58.2%)を挙げる人が最も多く、次いで「緩衝材などが必要最小限なエコな梱包」(51.2%)、「開封したときの、商品の整然さ」(43.6%)でした※3。また、女性の52.2%は「手紙入りなど、ショップからのつながりが感じられる」梱包に好印象を持っていましたが、意外にも「梱包材や包装がおしゃれなもの」に良い印象を受ける女性は27.0%でした※3。
梱包に好印象を持った場合、30.4%の人が「そのお店で優先的に買い物をするようになった」、30.0%の人が「ショップの評価レビューに書き込んだ」と答えました※3。

■「メルカリ」認知者の5人に1人が出品中
個人間取引(CtoCサービス)の認知度は、「ヤフオク」(75.6%)が最も高く、次いで「メルカリ」(69.5%)でした※3。各サービス認知者のうち、「ヤフオク」に出品している人は14.8%、購入している人は35.9%、「メルカリ」に出品している人は19.0%、購入している人は23.2%でした。

■9月のEC利用者は37.1%で、前月を下回る
2017年9月に、「ECサイト(または、アプリ)で商品を購入」した人は37.1%で、8月の利用率(41.3%)を下回りました。

※1  「ぜひ使ってみたい」「どちらかというと使ってみたい」の合計。
※2  「購入しないことが圧倒的に多い」「購入しないことが多い」の合計。
※3  複数回答あり。


【調査概要】
調査名:『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2017年9月度)』
調査期間 :2017年9月29日(金)~10月6日(金)
調査対象 :15歳~69歳の男女1,100名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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