「間食」に関する調査(20歳以上の男女対象) 

2017年10月04日
アサヒグループホールディングスは、全国の20歳以上の男女を対象に「間食」をテーマに調査を実施。

【調査結果サマリー】

・8割以上が「小腹が空く」と回答-特に女性、20代に目立つ
・女性の間食グルメは「チョコ」「クッキー」「飴」「グミ」-血糖値を上げて空腹抑える
・栄養・健康効果の高い「ナッツ類」は、「酒のつまみ」ばかりではなく間食にも最適!
・男性の間食グルメは「菓子パン」「サンドイッチ」など、軽食でしっかり空腹満たす
・間食は「モバイルフード」を重視!-個装で手が汚れず、移動しながら食べられる
・ゼリー系食品は「適度な甘み」「低カロリー」「腹持ち」の3拍子がそろう
・7割以上は「仕事中の飲食に規制なし」-ニオイや音が出るものは避ける暗黙ルールも
・約2割が「全面禁止」-人と接するサービス業や病院勤務、教師などの職業はNG

【調査結果】

8割以上が「小腹が空く」と回答-特に女性、20代に目立つ

まず、仕事や外出先などで、皆さんは小腹が空くことがあるのでしょうか。「朝食がパンなのもあると思いますが、午前11時頃にはお腹が空く」(女性40代、京都府)など、「よくある」と回答した人は30.2%。さらに「ときどきある」という声も55.1%を数え、全体の8割以上の人びとが「食事以外の時間帯に空腹を感じることがある」ことが明らかとなりました。自由回答の中には「3時過ぎの(仕事の)休憩時間。ちょっとお菓子が欲しくなってつい手が出る」(男性50代、広島県)、「12時半頃に昼食を食べて4時ごろにお腹かを空く。専業主婦で(夕方ごろに)スーパーに買い物に行き、美味しいものを見ると食べたいなと思ってしまう」(女性30代、愛知県)など、「午前11時ごろ」「15時ごろ」「夕方ごろ」と次の食事までにまだ時間がある時間帯に、ぐうーとお腹が鳴ってしまい仕方ないという人が結構多いようです。

性別で「(小腹が空くことが)よくある」という声を見てみると、男性回答では25.0%。その反面、女性回答では男性よりも10%以上も高い35.1%を示しました。「3度の食事をしっかり食べる」男性に対して、女性回答の中には「昼食の量が少ないため」(女性50代、埼玉県)、「ダイエットをしているので食べる量が少ないから」(女性40代、愛知県)など、1食当たりの量を控えめにしているという声も目立ち、小腹を空かせている女性が意外多いことがうかがえます。次に年代別ではいかがでしょうか。「よくある」という声は、20代で最も高く52.4%、30代で46.4%、40代で32.9%と徐々に減少、さらに70代以上では11.7%まで落ち込み、年代と共に「小腹が空くこと」が少なくなる傾向が見られます。おそらく年齢と共に基礎代謝量が減少し、それに伴って食欲や食事量も減ってしまうのかもしれません。

女性の間食グルメは「チョコ」「クッキー」「飴」「グミ」-血糖値を上げて空腹抑える

オフィスや電車・車での移動時など、小腹が空いたときに皆さんは何を食べているのでしょうか。まず、女性回答から見ていきましょう。女性回答の断然トップは「チョコレート」(47.0%)でした。「チョコレートは少量で満足感があり、食べると元気になるので」(女性40代、埼玉県)、「疲れた時に甘いものが食べたくなるため」(女性50代、大阪府)など、甘いチョコレートで血糖値を上げて空腹を抑えたり、仕事や家事の合間にチョコレートをちょっと口にするだけでも疲労が回復し、作業効率がアップするという声が寄せられました。さらに自由回答の中には「チョコレートは、オフィスでも電車の中でも、こそっと食べられるので」(女性40代、大阪府)など、個装タイプのものであれば、周囲に悟られることなくスマートに食べられるという人もいました。

女性:仕事・外出中に小腹が減ったら何を食べる?
1 チョコレート 47.0%
2 焼き菓子(クッキー、マドレーヌなど) 38.2%
3 キャンディー(飴) 37.3%
4 菓子パン 22.4%
5 ガム 20.2%
6 スナック菓子(ポテトチップなど) 19.5%
7 ナッツ類(ピーナッツ、アーモンドなど) 18.0%
8 ドーナッツ 16.4%
9 お煎餅 15.4%
10 グミ 15.3%
MA(複数回答)/n=1122人

2位は「焼き菓子(クッキー、マドレーヌなど)」(38.2%)。「クッキーは職場の引き出しに常備している」(女性30代、島根県)など、チョコレートと同じく「甘さ」と「食べ応え」があり、非常に満足度の高い「間食おやつ」として人気でした。特に夏場はチョコレート類が溶けやすく、鞄や机の中における常備は注意が必要ですが、クッキーなら常温での保存が可能なため、万が一の非常食としても有効です。続いて、「とりあえず口寂しいのはなくなるので、飴は舐める」(女性40代、兵庫県)など、3位に「キャンディー(飴)」(37.3%)。さらに「ガムなら瞬時に糖分が摂れるし、唾液をたくさん出せるので、胃に負担が掛からないから。量も必要ない」(女性40代、千葉県)など、5位に「ガム」(20.2%)、10位にも「グミ」(15.3%)が続き、手に持って本格的に食べるものよりも、口に放り込んでおけば、口寂しさを紛らし、空腹感を一時的に抑えられる「お菓子類」に支持が集まりました。

栄養・健康効果の高い「ナッツ類」は、「酒のつまみ」ばかりではなく間食にも最適!

そのほか、女性回答では7位「ナッツ類(ピーナッツ、アーモンドなど)」(男性=12.8%、女性=18.0%)、8位「ドーナツ」(男性=11.2%、女性=16.4%)も人気でした。特にナッツ類は「ナッツは常温保存できる。ちょっとでも満足感があり、ヘルシーなので」(女性30代、神奈川県)、「ナッツ類はアンチエイジングに良いと言われているので、遠出の際は鞄に入れている」(女性60代、愛知県)など、保存性の高さに加えて、栄養と健康効果の高いヘルシー食として常備しているという声。従来、ナッツといえば「お酒のつまみ」というイメージが強くありましたが、昨今では「間食おやつ」として高い支持を集めていることがうかがえます。

男性の間食グルメは「菓子パン」「サンドイッチ」など、軽食でしっかり空腹満たす

その一方で、男性回答のトップは「菓子パン」(29.2%)でした。「菓子パン。車の移動が多いので片手で簡単に食べられるから」(男性60代、兵庫県)、「残業前に菓子パン食べると腹持ちがいいから」(男性40代、徳島県)など、パソコンをしながら、運転しながらでも、手軽に食べられて腹持ちも良いという声。さらに「外出先で空腹を感じた時、あまりカロリーが高くないサンドイッチで(腹を)満たす」(男性70代、山口県)など、5位にも「サンドイッチ」(19.7%)が挙げられました。女性は「間食=おやつ」としてお菓子を食べることが多いようですが、男性は「間食=軽食」として「パン」を食べる人が目立ちました。おそらく昼・夕食に「ご飯」「麺類」という男性は多いでしょうから、間食に「パン」を選ぶのはごく自然なことかもしれません。

男性:仕事・外出中に小腹が減ったら何を食べる?
1 菓子パン 29.2%
2 チョコレート 27.6%
3 焼き菓子(クッキー、マドレーヌなど) 20.0%
4 おにぎり・焼きおにぎり 19.9%
5 サンドイッチ 19.7%
6 キャンディー(飴) 17.5%
7 スナック菓子(ポテトチップなど) 17.4%
8 ガム 15.2%
9 お煎餅 15.0%
10 ナッツ類(ピーナッツ、アーモンドなど) 12.8%
MA(複数回答)/n=1036人

「菓子パン」「サンドイッチ」と共に、軽食として男性に人気が高かったのは4位「おにぎり・焼きおにぎり」(19.9%)。「おにぎりは早く小腹を満たし、仕事に取りかかれる」(男性40代、愛媛県)、「ウォーキングなどの軽い運動を毎日続けているが、合間にイートインがあるコンビニに立ち寄って椅子に腰掛けて休憩を取る。その際、コンビニで購入したおにぎりを1、2個食べる。勿論、妻には内緒」(男性60代、茨城県)など、箸を使わず、素早く食べられる「おにぎり」を支持する声。「菓子パン」「サンドイッチ」「おにぎり」ともにコンビニグルメの王道で、小腹が空いたら、どこでも買える利便性の高さも人気の理由と言えそうです。

間食は「モバイルフード」を重視!-個装で手が汚れず、移動しながら食べられる

では皆さんは、どのようなポイントで「間食グルメ」を選んでいるのでしょうか。最も回答が多かったのは「手が汚れず、片手で食べられるもの」(33.4%)でした。「肉まんやたこ焼など、比較的片手で簡単に食べられるものが多い。コンビニや高速SA等で購入できるもの」(女性40代、埼玉県)など、腰を据えてのんびりというより、移動時や仕事中の飲食も考慮し、片手で手軽につまめるフードを第一優先にする声。さらに「(会社の)帰宅途中に個装のクッキーを一口食べている」(女性40代、福岡県)など、4位にも「個包装になっているもの」(21.9%)が挙げられ、外出時の「食べ易さ」「携行性」をポイントとする人が目立ちました。

間食で食べるものを選ぶポイントは?
1 手が汚れず、片手で食べられるもの 33.4%
2 食事に差支えない、軽いもの 27.9%
3 料理や温めの必要のない、そのまま食べられるもの 25.4%
4 個包装になっているもの 21.9%
5 歩きながらなど、移動中でも食べられるもの 21.5%
6 腹持ちの良さ 18.7%
7 カロリーが低いもの 18.2%
8 携帯できる小さいもの(鞄に入れておけるもの) 17.3%
9 とにかく甘いもの 14.8%
10 ひと口(少量)で元気が出るもの 14.1%
MA(複数回答)/n=2121人

同じく「食べ易さ」「携行性」を重視した声では、5位に「歩きながらなど、移動中でも食べられるもの」(21.5%)。「ガム、キャラメルなどは嵩張らず収納スペースを取らないし、電車内でもすぐに食べられるから」(女性40代、神奈川県)など、通勤移動時にさりげなく食べられるものという声。さらに「飴とガムは常にカバンの中に入っている」(男性50代、三重県)など、8位にも「携帯できる小さいもの(鞄に入れておけるもの)」(17.3%)が挙げられ、嵩張らず鞄の中に収納できて、一口で食べられる「モバイルフード」が間食に最適な条件であることがうかがえます。

「モバイルフード」のほか、2位には「食事に差支えない、軽いもの」(27.9%)。「夕食の邪魔にならない、胃に負担のないような物を選ぶ」(男性60代、大阪府)、「体重増加を気にしているので負担の少ないもの」(男性50代、千葉県)など、空腹は抑えたいが、ガッツリは食べないという声。さらに「出汁昆布を小さく切って食べている。お腹の中で膨張して、満足感がある」(女性50代、青森県)など、7位にも「カロリーが低いもの」(全体=18.2%、男性=16.2%、女性=20.1%)が挙げられ、健康やダイエットを気にする人もいました。特に「カロリーが低いもの」は女性回答に目立ち、やや罪悪感を持ちつつも間食を行う女性心がうかがえます。

ゼリー系食品は「適度な甘み」「低カロリー」「腹持ち」の3拍子がそろう

「軽いもの」が目立った一方で、7位は「腹持ちの良さ」(全体=18.7%、男性=21.3%、女性=16.3%)。「中途半端に少量を食べると、また小腹が空くので、しっかりと腹持ちのよい物を食べる」(男性20代、東京都)など、次の食事まで保たせるため、食べ応えのあるものを取るという声。特に「腹持ち」という声は男性回答に目立ち、しっかりと空腹を満たして仕事に励みたいというサラリーマンも案外多いのではないでしょうか。また「カロリーが低いもの」が多かった一方で、9位には「とにかく甘いもの」(全体=14.8%、男性=11.2%、女性=18.0%)がランクイン。「ラムネ。糖分があるので小腹が減った時にちょうどよい」(女性40代、石川県)など、チョコレートや飴、グミ、ラムネ等で糖分を吸収して満足感を得るという声。特に「甘いもの」は女性回答に多く、量よりも一粒、一口だけで空腹解消、疲労回復ができるフードを求めていることがうかがえます。また、自由回答の中には「こんにゃくゼリーは甘みもあり、満足感があるので」(女性50代、埼玉県)など、「適度な甘み」「低カロリー」「腹持ち」の3拍子がそろう「間食おやつ」として、「ゼリー系食品」をお薦めする女性も少なくありませんでした。

7割以上は「仕事中の飲食に規制なし」-ニオイや音が出るものは避ける暗黙ルールも

ここまでは外出時の空腹対策などを聞いてきましたが、最後に仕事中の飲食ルールについて見ていきましょう。オフィスの自分のデスクで仕事をしているとき、飲食はどこまで許されているのでしょうか。「いつでも社内の販売機で買えるので良く食べる。社内ルールなどはないのでいつでも食べられる」(男性50代、茨城県)など、「特に気にならない(職場のルールもなく自由)」と回答した人は31.2%。自由回答の中には「パフォーマンスが出るなら、基本的に自由に飲食できる」(女性30代、東京都)など、仕事にプラスに働くのであれば、「何ら問題がなし」という寛容的な社風の会社も少なくないようです。さらに「ニオイで周りに気を遣うので、インスタントラーメンは無理。おにぎりやサンドイッチ、冷たいうどんやそばまでならOK。たまに机でのんきにラーメンを食べている上司見ると殴りたくなる」(男性40代、大阪府)など、「チョコや飴など小さなお菓子程度なら(特に規制はないが、暗黙のルール)」という声も43.1%を数え、全体の7割以上が「仕事中の飲食が規制されていない」ことが明らかとなりました。自由回答の中には「以前働いていた職場では、15時におやつの時間がありました。取引先からの差し入れのケーキやドーナツ、みんなでお金を集めて購入したお菓子などを食べていました」(女性20代、埼玉県)など、毎日決まった時間に「おやつ休憩」を設定している会社もありました。

特に「暗黙のルール」で多かったのは「他の人の食欲を刺激するようなニオイがするものや、バリバリ音がするもの、デスクや手が汚れそうなものは食べない」(女性30代、兵庫県)など、他のスタッフに迷惑が掛かるため、「ニオイ」や「音」がするものは控えるという声。「来客も見えることがあるので、そういう時には口にしない。飲み物もデスクには置かず、見えないところに置いておくのが暗黙の了解」(女性30代、静岡県)など、来客から見えるとみっともないので、見えない工夫をしているという声。さらに「小袋の物を軽くシェアして仲間に引き込む」(男性40代、北海道)など、一人で食べると気が引けるので、シェアして共有しているという人もいました。オフィス内の「間食」は規制がないとはいえ、周囲への配慮も重要なポイントであることがうかがえます。

約2割が「全面禁止」-人と接するサービス業や病院勤務、教師などの職業はNG

「会社の規制がない」という声が多かった一方で、「お茶の時間があったので、その時だけ飲食が出来た」(女性50代、長崎県)など、「チョコや飴など小さなお菓子程度なら(会社のルールがある)」と回答した人は5.6%。自由回答の中には「自由回答の中には「まず自分の口に入れる前に、上司・同僚に勧めてから…。 そして、上司が口にしたのを確認してから食べる」(60代、神奈川県)」など、社内飲食のボーダーラインを「上司の行動」で見極めているという人もいました。さらに「年配の男性中心の職場で、食事時間以外に物を食べるなどもってのほか! お腹が鳴ってどうしようもない時は仕方がないので、更衣室などの人の目のない場所に移動してさっと済ませている」(女性40代、東京都)など、「全面禁止(飲み物以外はダメ)」という声も16.7%を占めました。自由回答の中には「内科勤務だが、水、お茶以外、私物の持ち込みすべて禁止」(女性50代、愛知県)、「接客業で電話やレジ、ご案内があるので飲み物以外は口に出来ない」(女性20代、岐阜県)など、サービス業や病院、教師・保育士等、人と接する仕事に従事する人は飲食が禁止という声が目立ちました。職種や職場の雰囲気などで、飲食に対するルールは様々であることがうかがえます。

今回は「間食」をテーマに、日ごろの皆さんの空腹対策を聞いてきました。「(小腹が空くことが)よくある」「ときどきある」という声は8割以上を占め、午前11時ごろ、午前15時ごろ、夕方ごろなど、次に食事まで時間のある時間帯に「空腹を感じる」人が案外多いことが明らかとなりました。女性の場合は、空腹対策に「チョコレート」「クッキー」「飴」「グミ」など、一口で食べられる甘いお菓子で血糖値を上げるという声が目立ちました。一方で男性は「菓子パン」「サンドイッチ」「おにぎり」など、軽食でしっかり胃袋を満たすという声が多く、男性、女性間で「間食グルメ」に対して大きな違いが見られました。また今回のアンケート結果で非常に興味深かったのは、「仕事中の飲食ルール」です。7割以上が「仕事中の規制ルールはない」という声であった一方で、「ニオイ」「音」が出るものは控えるなど、暗黙のルールが存在する会社も少なくありませんでした。ひと昔前に比べると、オフィス内の飲食は比較的に自由になっていますが、食べかすや汁などで、書類やパソコンを汚すようなフードは御法度。周囲への配慮をしながら、常識的な範囲で「間食」を行うのがスマートな社会人と言えそうですね。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:2,305人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年9月27日~10月3日

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