受動喫煙防止法案に関する生活者の意識・実態調査(喫煙者・非喫煙者対象) 

2017年08月10日
HOTERES(週刊ホテルレストラン)は、受動喫煙防止法案に関する生活者の意識・実態調査を実施。
調査サンプル:喫煙者(1,000サンプル)/ 非喫煙者(1,000サンプル)

【調査結果】

全国の生活者から見た受動喫煙防止法案に関する実態および意識を調査

■各自治体で喫煙条例が異なることへの意識

各自治体によって喫煙条例が異なる現状でも、喫煙者を中心に「混乱する」との声。

喫煙者の9割弱が各自治体で条例が異なることを認知。
また3人中2人以上は、行く場所によってたばこを吸ってよいか、罰則があるのか混乱すると回答。
非喫煙者でも、各自治体で条例が異なることを7割以上の方が知っている。

・「各自治体や地域により喫煙に関する条例が異なることを知っている」 喫煙者85.3%、非喫煙者71.0%が知っていると回答。
・「今いる場所がたばこを吸ってよい場所かどうか迷うことがある」 喫煙者66.1%、非喫煙者29.3%が迷うと回答
・「行く場所や地域によって喫煙ルールが変わるので迷うことがある」 喫煙者67.9%、非喫煙者31.9%が迷うと回答
・「喫煙ルールを違反した場合、罰則があるエリアかどうかわからない」 喫煙者75.1%、非喫煙者41.6%がわからないと回答
※各項目、喫煙者、非喫煙者共に「場のルール判断に迷い」を感じており、各々が快適に過ごせる店舗選択をするのに自治体ごとの条例違いが弊害になっていることが垣間見える。

■将来、国と各自治体で喫煙条例が異なることへの意識
国と各自治体で条例が異なると、今以上の混乱や不便が予想される。「各自治体それぞれのルール」より「全国統一ルール」の方を8割が支持。

喫煙条例が国と地域で異なることに対し、喫煙者は8割弱、非喫煙者でも半数程度が混乱すると回答。

・「今いる場所がたばこを吸ってよい場所かどうか混乱しそう」 喫煙者75.4%、非喫煙者48.9%が混乱すると回答
・「行く場所や地域によって喫煙ルールが変わるので混乱しそう」 喫煙者75.7%、非喫煙者51.4%が混乱すると回答
・「喫煙ルールを違反した場合、罰則があるエリアかどうか混乱しそう」 喫煙者75.2%、非喫煙者50.6%が混乱すると回答
・「国の喫煙に関する法律と、各自治体の喫煙に関する条例のどちらを優先すればよいのか混乱しそう」 喫煙者73.0%、非喫煙者49.7%が混乱すると回答

喫煙者で7割弱、非喫煙者でも6割弱が、喫煙条例が国と地域で異なることに対し反対。
また「自治体や地域を問わず、全国で統一された喫煙に関する法律がある方がよい」が、「それぞれに条例がある方がよい」を大きく上回る。

・「国の法律と自治体の条例が異なること」 喫煙者66.7%、非喫煙者57.9%が反対と回答。
・「自治体や地域を問わず、全国で統一された喫煙に関する法律がある方」がよい 全体:76.9%がよいと回答 喫煙者:73.9%がよいと回答 非喫煙者:77.7%がよいと回答


【調査概要】
調査目的:生活者から見た受動防止喫煙法案に関する実態・意識の把握
調査手法:インターネット調査
調査エリア:全国
調査サンプル:喫煙者(1,000サンプル)/ 非喫煙者(1,000サンプル)
 ※ 性別・年代で均等回収し、喫煙率と人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施
調査パネル:株式会社 クロス・マーケティング
調査日程:2017年7月3日(月)~ 7月5日(水)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[HOTERES]
 マイページ TOP