「会社にあったら嬉しい制度・イベント」についての調査 

2017年09月19日
キャリアインデックスは、 「CAREER INDEX転職・仕事実態調査vol.19」を発表しました。
本調査では普段表面化されることのない転職や仕事に対する本音を明らかにし、広く働き方を考えていくための一助とすることを目的としています。今回は「会社にあったら嬉しい制度・イベント」について、関東在住の515名に調査(複数回答可)。アンケート結果をランキング形式で発表します。

【調査結果概要】

・上位にはワークライフバランスを意識した制度が多数ランクイン
・管理職意向がある人は社内交流イベントを重視

【調査結果詳細】

嬉しい制度・イベント総合ランキング
1位 ノー残業デー 43.1%
2位 昼寝制度 32.8%
3位 プレミアムフライデー 30.5%
4位 社内バーカウンター/オフィスキッチン 14.6%
5位 社員旅行 12.6%

総合ランキング1位には「ノー残業デー」が輝きました。40%以上の人からの得票があり、人気の制度であることがうかがえます。ノー残業デーを設けることで、メリハリをつけて仕事に臨む人も多いのではないでしょうか。2位には「昼寝制度」がランクイン。まだまだ導入されている企業は少ないものの、生産性の向上につながるとの報告もあり、今後導入企業が増えていきそうです。そして、3位には話題の「プレミアムフライデー」。月末金曜日に仕事を早めに切り上げることが奨励されていますが、なかなか浸透には至っていない状況です。その一方で、今回の調査で3位にランクインしたように働き手からの導入の希望は強いことがうかがえます。

■管理職になりたい人は社内交流イベント重視
                
管理職への意向別ランキング

管理職になりたくない(n=332)
1位 ノー残業デー 42.2%
2位 昼寝制度 34.9%
3位 プレミアムフライデー 31.6%
4位 社内バーカウンター/オフィスキッチン 13.9%
5位 ドレスコード通勤 9.3%

管理職になりたい(n=118)
1位 ノー残業デー 45.8%
2位 昼寝制度 34.7%
3位 プレミアムフライデー 32.2%
4位 フリーアドレス 22.9%
5位 社員旅行 22.0%

管理職への意向の有無で結果に大きく差が出ました。上位3つはどちらの属性でも変わらず同じでしたが、4位以下から大きく差が出ました。管理職を志望していないグループでは全体的に得票率が下がり、5位からは10%を切っていることから、そもそも社内行事などに積極的でないことがうかがえます。

一方、管理職を志望しているグループでは全体的に得票率が高く、社内行事に積極的であることが明らかになりました。自席をもたない「フリーアドレス」制度や社員旅行、納会など社員間での交流を活性化させる制度やイベントに目立って票が集まりました。やはり管理職を目指す上で、組織へのコミットに加え、社内の人間関係を良好コミュニケーションを円滑にすることや社員の特性を知ることが大切だと考えられていると言えるのではないでしょうか。


【調査概要】
調査名:有職者に向けた仕事に関する調査
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年5月26日〜5月29日
調査対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515名(複数回答可)
 (マクロミルで実施)

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