自然派・オーガニック化粧品市場に関する調査(2017年) 

2017年09月19日
矢野経済研究所は、国内の自然派・オーガニック化粧品市場の調査を実施した。

<自然派化粧品とは>
 本調査における自然派化粧品とは、①天然植物原料を主成分としている、②化学合成成分の配合を抑制している、の2つともあてはまる化粧品をさす。

<オーガニック化粧品とは>
 本調査におけるオーガニック化粧品とは、①第三者機関のオーガニック認証を取得している、②使用原料の大部分を自社及び提携農園のオーガニック素材を使用している、③ブランドラインアップの大部分にオーガニック素材を用いている、のいずれかがあてはまる化粧品をさす。

【調査結果サマリー】

◆2016年度の自然派・オーガニック化粧品市場は前年度比5.3%増の1,237億円
 2016年度の自然派・オーガニック化粧品市場規模はブランドメーカー出荷金額ベースで、前年度比5.3%増の1,237億円であった。一般化粧品では当然のように有している機能性を、参入メーカー各社が自然派・オーガニック化粧品にも付加することで訴求力が増し、これまで自然派・オーガニック化粧品に関心のなかった新たな顧客を取り込んだことにより、市場は拡大基調で推移した。

◆トータルなライフスタイル提案を強化する自然派化粧品ブランドが増加
 参入するメーカーが増加し競合が激化していることから、自然派化粧品ブランドの独自性や優位性を打ち出すことをより重視する動きが強まっている。製品自体は技術革新を前提にレベルアップが進んでいくものと考えられるが、製品力以外で優位差別化を図るために、トータルなライフスタイル提案が進む。自然派化粧品ブランドについては、ブランドストーリーや明確なコンセプトを軸に、食品領域や生活雑貨領域なども含め、ライフスタイルそのものをトータルに提案していくビジネス展開が増えていくと考える。

◆2017年度の自然派・オーガニック化粧品市場は前年度比4.9%増の1,298億円、2018 年度は同4.2%増の1,353億円、今後も拡大基調を予測
 オーガニック化粧品ブランドの販路拡大や、オンラインショップを含む取扱い店舗の増加などによる顧客接点の増加、ファッション誌など媒体への露出増による製品認知の広がりなどにより、既存顧客だけでなく新規顧客の取り込みも進んでいる。2017年度の自然派・オーガニック化粧品市場規模はブランドメーカー出荷金額ベースで、前年度比4.9%増の1,298億円、2018年度は同4.2%増の1,353億円と拡大基調を予測する。


【調査概要】
調査期間:2017年6月~8月
調査対象:自然派・オーガニック化粧品メーカー、小売店、関連団体等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話およびeメールによるヒアリング、ならびに文献調査併用

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