ネイルへの意識調査(40歳以上の女性対象) 

2017年09月15日
日本ネイリスト協会(JNA)は、女性を対象にネイルへの意識調査を実施しました。結果からは、この世代の女性たちは「ネイルケアに興味はあるが、お金がかかるからしない」という考えを持っていることが浮き彫りになってきました。

(※ ネイルケアとは、爪切りだけではなく、甘皮周りのお手入れなども含めた指先全体のケアのこと)

【調査結果】

■ネイルケアを実行している人は約23%、コストにはシビア
「Q 普段ネイルケアをしていますか」に対する回答は、「特にしていない」が77%を占めました。「特にしていない」中の41.4%は、ネイルを「したいと思う(10.6%)」「興味がある(30.8%)」と考えていることも明らかになっています。
「したい」「興味はある」けれど、「特にしていない」。その一番の理由はコストにあるようです。「ネイルケアを特にしていない」方々の52.6%が、「お金をかけたくない」と回答しています。

【ネイルケアをしない理由】
お金をかけたくない52.6%
時間をかけたくない32.5%
何をしたらいいかわからない18.9%

■体験してみて分かる、ネイルケアの良さ
「ネイルケアをしている」と回答された方にその目的を聞いたところ(複数回答)、「ファッションとして(55.6%)」「美容のため(34.4%)」「健康(衛生)のため(26.6%)」などが挙がる中で、「気分が良くなるから」との回答が40%にも上り、精神面でも良い影響が期待できることを示しています。
またネイルケアを実行されている方の実に半数以上が「70歳以上までネイルケアを続けたい」と回答しています。
ネイルケアの良さは、一度体験してみなければ分かりにくいということなのかもしれません。

■ギフトとしてなら、体験してみたい
全回答者を対象にした「ネイルケアをしているシニア世代の方々をどう思いますか?」(複数回答)という質問に対しては、「おしゃれ」「若々しい」といった肯定的な意見が多数を占め、「みっともない」「恥ずかしい」「若作り」などの否定的な意見は少数でした。社会的にも、シニア世代がおしゃれをすることへの抵抗感は少なくなっていることが分かります。
一方「金銭的に余裕がありそう」という回答も多く、ここでも彼女たちのコストへのシビアさが浮き彫りになっています。しかし逆を考えれば、ギフトとしてネイルケアを体験できるなら、試してみたいと考える女性は多いということになりそうです。


【調査概要】
ネイルケアに関するインターネットアンケート
調査対象 :40歳以上の女性(最高年齢:87歳 平均57.9歳)
有効回答数:392人
実施期間 :2017年9月

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