「ガソリン価格とクルマの利用」に関する調査(タイムズクラブ会員対象) 

2017年09月08日
パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「ガソリン価格とクルマの利用」に関するアンケート結果を発表いたします。

【調査結果トピックス】

① 約7割はガソリン価格が変化してもクルマの利用回数は変わらない
② 前回に続き、高いと感じるレギュラーガソリン価格は「130円/L以上」が最多
③ ガソリン価格が高騰したら5割以上がエコカー購入を検討

【調査結果】

① 約7割はガソリン価格が変化してもクルマの利用回数は変わらない

 ガソリン価格によってクルマの利用回数が「変わらない」「気にしない」と回答した人は68%で、前回(2016年4月発表)と同様、最多となりました。
 一方で、「変わる」「価格によっては変わる」と回答した人は、前回に比べ9.9pt増加しており、クルマの利用頻度にガソリン価格が影響するという人が増加しました。

 クルマの利用頻度別でみると、「毎日」クルマを利用する人は、ガソリン価格によって利用頻度が「変わる」「価格によって変わる」という回答が23.9%と最も少なくなっていますが、クルマを使わざるを得ない状況にあることから、ガソリン価格が影響しないものと思われます。これに対し、不定期かつ極稀にしかクルマを利用しない人は半数近くがガソリン価格によって利用頻度が変わると回答しており、利用頻度によるガソリン価格への反応度の違いが明確に表れています。

② 前回に続き、高いと感じるレギュラーガソリン価格は「130円/L以上」が最多

 高いと感じるレギュラーガソリン価格は、前回アンケート時と同じく「130円/L以上」が40%でトップとなり、次いで「120円/L以上」24.8%、「140円/L以上」21.7%と続いています。

 年代別でみると、30代以上は「120円/L以上」という回答が25%を超えた一方で、20代以下は14.9%となり、10pt以上の差があります。20代以下の人が免許を取得したであろう2005年以降は、ガソリン価格が120円/L以上で推移することが多かったのに対し、1995年~2005年は120円/L以下であったことから、年代によりガソリン価格に対する感覚の違いがあるものと思われます。

③ ガソリン価格が高騰したらエコカーの購入を検討する人が5割以上

 ガソリン価格が高騰した場合、5割以上の人がエコカーの購入を検討すると回答しました。この内、45.6%が「ハイブリット車」で最も多く、次いで「今より燃費のいいガソリン車」35.2%となりました。「クリーンディーゼル車」や「EV」を検討する人はともに10%程度で、大半はガソリン車を選択肢の上位に挙げる傾向にあります。

 今回のアンケート結果から、ガソリン価格が変化してもクルマの利用頻度は変わらないが、価格が高騰した場合には、現状よりもガソリン価格の影響を受けづらいクルマの購入を検討する人が過半であることが分かりました。
 しかし、各種エコカーの中で最も燃料代が安価なEVの購入を検討する人は8.8%にとどまりました。ガソリン車両に比べて「車体価格」※や充電設備(200v)の工事費などの初期費用がかかることが要因の一つとして考えられます。今後、これらの費用がガソリン車と同水準になれば、ガソリン価格が高騰した際の購入検討車両の種類に変化が見られるかもしれません。
 ※2017年6月9日当社発表の「電気自動車に関するアンケート結果」より


【調査概要】
調査対象:タイムズクラブ会員
(2016年6月23日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・B-Times・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用された方)
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2017年6月23日~2017年6月29日
有効回答者数:7,405名 

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[パーク24]
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