「ハマっているモノコト」に関する調査(20歳以上の男女対象) 

2017年09月06日
アサヒグループホールディングスは、全国の20歳以上の男女を対象に「ハマっているモノコト」をテーマに調査を実施。

【調査結果サマリー】

・3割以上は「流行・トレンドに敏感である」-女性、20・30代は情報感度が高い
・トレンドは「ネットニュース」「SNS」で情報収集- 暇があればネットを閲覧!
・「友達」「子ども」から流行をつかむ-身近な人とのコミュニケーションで情報伝播
・20代は「インタ-ネット」「SNS」、シニア層は「テレビ」「新聞」
・「食事」「スイーツ」「酒」など、私たちがハマりやすいものは「食欲」に直結!?
・どっちにハマりやすい? 「アウトドア(旅行など)」or「インドア(映画など)」
・半数近くは「持続派」-「マラソン歴10年」など、ライフワークの域に達する声も
・2割以上は「熱しやすく冷めやすい」-20代で持続力が高く、年代と共に減少傾向

【調査結果】

3割以上は「流行・トレンドに敏感である」-女性、20・30代は情報感度が高い

まず、皆さんは流行やトレンドに対して敏感なほうでしょうか、それとも疎い(うとい)ほうでしょうか。「おしゃれが好きなので、特にファッション関連は敏感だと思う」(女性30代、神奈川県)など、「とても敏感だと思う」と回答した人は6.4%。さらに「まあまあ敏感なほうだと思う」という声も27.7%を数え、全体の3割以上が「敏感派」であると自負していることが明らかとなりました。自由回答の中には「新しいものが出たら、とりあえず試したり食べてみたりチャレンジしている」(女性30代、愛知県)、「流行や新情報が好きで、いろんな方面にアンテナを張っている」(女性30代、徳島県)など、積極的に情報収集に努め、誰よりも早く流行をキャッチしたいと考えている人も少なくありませんでした。性別で「とても敏感だと思う」「まあまあ敏感なほうだと思う」という声を見てみると、男性回答は26.4%。その一方で、女性は男性より15.3%も高い41.7%を示し、流行・トレンドに対する好奇心が旺盛で、情報感度の高い女性がとても多いことがうかがえます。

その反面、「あまり敏感なほうではない」(40.7%)、「流行やトレンドには疎い(うとい)」(25.2%)という声は全体の6割以上を占めました。主な理由は「服にも食べ物にもあまりこだわりがなく、服は着られればよいし、食事は3食キチンと食べられれば不満はないので、流行には疎い」(男性70代、兵庫県)など、流行・トレンドに全く関心がないという声。さらに「若い頃は週刊誌なんかを何冊も買ってみていたが、最近では雑誌自体何年も買っていないし、家事なんかでバタバタしてトレンドや流行にまで頭がいかない」(女性20代、長崎県)など、生活に忙しくて、流行を追う余裕がないという人もいました。年代別で「あまり敏感なほうではない」「流行やトレンドには疎い(うとい)」という声を見てみると、20代で48.1%、30代で54.4%と若い層では50%前後を推移していましたが、40代で68.2%、50代で一気に72.7%まで増加。さらに60代ではピークの80.2%まで達し、年齢を重ねると共に「流行・トレンド」から遠ざかる傾向が見られました。

トレンドは「ネットニュース」「SNS」で情報収集- 暇があればネットを閲覧!

全体の3割以上が「(流行・トレンドに)敏感派」であることが分かりましたが、では日ごろ、皆さんはどこから流行やトレンドの情報を仕入れているのでしょうか。最も回答が多かったのは「インターネット(ネットニュース、ブログなど)」(73.4%)でした。「ネットニュースが好きで、暇さえあれば見ている」(女性20代、愛知県)、「毎日、6時間はネットサーフィンをしている。とりあえず、深い内容は知らなくても、触りぐらいは分かる」(女性60代、鳥取県)など、社会の話題やトレンドは、ネットニュースを中心に情報収集しているという声。さらに「インスタで仕入れる。流行る前に自分が知っていることが多い」(女性40代、広島県)など、同じく4位にも「SNS(Facebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeなど)」(24.0%)が挙げられ、最も早くて、最も身近な情報の仕入れ先として、ネットニュースやSNSなどインターネットが活用されていることが判ります。特に最近では「フォトジェニック」「インスタ映え」など、SNSでの「写真写りの良いもの(オシャレなもの)」が情報拡散されやすいという傾向が見られ、「写真」が流行やトレンドを創出する重要な役割を担っていることがうかがえます。

流行やトレンドをどこから仕入れる?
1 インターネット(ネットニュース、ブログなど) 73.4%
2 テレビ番組 62.0%
3 友だち・家族・同僚との会話 28.9%
4 SNS(Facebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeなど) 24.0%
5 新聞 18.8%
MA(複数回答)/n=892人

インターネット以外で目立ったのは、2位「テレビ番組」(62.0%)。「テレビで『今流行っている〇〇!』みたいな情報番組があっても、全然知らなかったりするので疎いのだと思う」(女性30代、大阪府)など、ワイドショーや情報番組で紹介されて、初めて知ることが多いという声。さらに5位にも「新聞」(18.8%)が続き、ネット時代とはいえ、テレビや新聞などのマスメディアの影響力は依然として高いことが判ります。最近ではSNSなどで拡散された話題を、ブームや社会現象としてテレビや新聞が後追い取材するケースも増えています。ネットで話題に上る情報は、時に信頼性を疑うものなども含まれていますが、それをテレビや新聞がしっかりと「裏取り」して伝えてくれることで、私たち生活者も安心して情報が得られます。

「友達」「子ども」から流行をつかむ- 身近な人とのコミュニケーションで情報伝播

そのほか、情報の仕入れ先として見逃せないのは、3位の「友だち・家族・同僚との会話」(28.9%)です。「美容に関しては元々美容関連の仕事をしていた詳しい友人がいるので、友人から聞く事が多い。海外の流行の情報等もその知人から聞く」(女性20代、東京都)、「友人がインスタにハマっているので、友人のインスタから美味しいお店の情報を得て、私もそのお店に行くことが増えました」(女性40代、大分県)など、情報通の友人から情報を入手するという声。さらに自由回答の中には「娘に教わっているので、(流行に)ついていってると思う」(女性70代、静岡県)など、子どもとの会話の中から、最近の流行や話題をつかむという人もいました。身近な人とのコミュニケーションは、情報伝播にとても重要な役割を果たしていることがうかがえます。

20代は「インタ-ネット」「SNS」、シニア層は「テレビ」「新聞」

年代別で情報の仕入れ先の違いを見てきましょう。20~50代では「インターネット(ネットニュース、ブログなど)」(30代=85.2%)が圧倒的な強さを誇っていましたが、60代以上では一気に急減。「インターネット」(60代=45.1%)に代わって、60代以上の層でトップに輝いたのは「テレビ番組」(70代以上=71.9%)でした。現役世代と、60代以上のシニア世代では情報収集するメディアに違いが見られます。中でも20代は、「インターネット」に加えて「SNS(Facebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeなど)」(20代=56.9%)という声も非常に高く、デジタル世代ならではの情報仕入れ先といえそうです。一方で、70代以上の層では「テレビ番組」に続き、「インターネット」(56.3%)と「新聞」(56.3%)が並び、他の世代に比べて「新聞」の影響力の強さがうかがえます。またマスメディアだけではなく、「友だち・家族・同僚との会話」という声は20代と70代以上にやや目立ち、この世代では個人と個人間の交流を通じて、流行・トレンドが口コミで波及していることが判ります。特に若い20代では、マスメディアからの情報収集と同時に「デジタル(SNS)」と「アナログ(会話)」による口コミが一気に働き、ひと昔前よりも情報伝播のスピードと拡散性が高まっていることでしょう。

「食事」「スイーツ」「酒」など、私たちがハマりやすいものは「食欲」に直結!?

では皆さんは、どんなモノやコトに熱中したり、ハマったりすることが多いのでしょうか。最近、皆さんが注目しているグルメや、ついつい見てしまうモノ、買ってしまうモノなどを 具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「食べ物(食事系)」(50.5%)でした。「お蕎麦の食べ歩き。美味しいと思う蕎麦には滅多に出会えませんが、そんな蕎麦を提供するお店を見つけたときにはとても嬉しくなる」(男性60代、大阪府)、「最近、モヤシを使っての料理をよくやるようになりました。簡単で、安上がりで、しかも量があって美味しい」(男性60代、兵庫県)など、好物や食材を極めるため、常に探求し続けているという声。さらに自由回答の中には「6年になるが、極度の冷え性のためミョウガを365日毎日食べている。冬はミョウガが高いので、夏場にたくさん買って瓶に保存して毎日食べている。そのお陰で冬も冷え性しらずで過ごしている」(女性40代、神奈川県)、「最近、干し野菜と味噌づくりにハマっている。なるべく自然の有機野菜とか有機果物で干し野菜や、ドライフルーツを作っている。添加物なしの食事に気をつけている」(男性60代、島根県)など、「健康食」「自然食」に気を遣っているという声も多く、食のトレンドは「健康」と強く結び付いていることがうかがえます。

熱中しやすいものは?
1 食べ物(食事系) 50.5%
2 スイーツ・菓子 39.8%
3 お酒 33.9%
4 旅行・散策 19.1%
5 映画 16.6%
6 スポーツ(観戦・実践含む)・身体を動かすこと 16.3%
6 ドラマ(国内外) 16.3%
8 テレビ番組(バラエティ、情報番組など) 14.7%
9 マンガ・アニメ 11.5%
10 小説・書籍 11.3%
MA(複数回答)/n=855人

「食事」に続き、2位は「スイーツ・菓子」 (39.8%)。「今夏はスイカ味の商品がとても多かったので、たくさん食べたり飲んだりした」(女性20代、東京都)、「毎日夕ご飯の後、旦那とお菓子を食べる、夜のおやつ会をしている(笑)。最近は、新商品や期間限定などを見つけるとすぐに買っちゃう。冬はチョコレートの期間限定が多く、わくわくしながらお菓子コーナーでお菓子選びしている」(女性20代、沖縄県)など、食後のリラックスタイムをお菓子で過ごすという声。さらに「季節限定商品のお酒が好き。ついつい買っちゃう」(女性50代、高知県)など、3位にも「お酒」(33.9%)が挙げられました。ランキング上位を「食事」「お菓子」「お酒」が占め、私たちがハマりやすいものは「食欲」に直結していることがうかがえます。

また「飲食」に対するトレンドは食べるだけに留まらず、自由回答の中には「写真写りが良いものを食べて記念撮影する」(男性20代、千葉県)など、味よりも、「写真映え」を重視するという声。さらに「料理など美味しい場面が出てくる小説をつい探してしまう」(女性40代、宮城県)など食に関する小説や、調理レシピ等、写真や活字からグルメを楽しむことにハマっている人もいました。

どっちにハマりやすい? 「アウトドア(旅行など)」or「インドア(映画など)」

「飲食」以外では、4位に「旅行・散策」(19.1%)。「季節の区切りで旅行をすることが多いが、最近はお城巡りに夫婦で熱中している」(女性60代、兵庫県)、「川沿いのサイクリングロードを散策しながら野鳥を探し」(女性50代、東京都)など、テーマを決めた旅行や散策を楽しんでいるという声。さらに「野球観戦にハマっている。昔から野球は好きで毎年3戦ほど観戦していたのですが、今年は既に10戦以上。東京までの交通費、宿泊費を考えると1回に1万5千円くらい、それでも声を出して応援するとストレス発散になる」(女性20代、静岡県)など、6位にも「スポーツ(観戦・実践含む)・身体を動かすこと」(16.3%)が挙げられ、旅行やスポーツ観戦など、趣味を兼ねて余暇をアクティブに過ごす人も少なくありませんでした。

「アウトドア」での活動が多かった一方で、インドアで熱中しているコトモノもランキング圏内に目立ちました。5位は「映画」(16.6%)。「レンタル映画を毎日観ている。多分しばらくは飽きないと思う」(女性30代、群馬県)など、昔のように映画館で映画を観る機会は減っていますが、レンタルや動画配信サービスの充実で、家に居ながら新旧様々な作品を鑑賞しているという声が目立ちました。さらに「ドラマの『黒革の手帖』だけは欠かさず観ている。松本清張のドラマは全部好きなので、現代版にアレンジされているのが面白いし、女優・武井咲さんが美しい」(女性50代、岐阜県)、「韓国ドラマはやめられません。面白い」(女性50代、京都府)など、同じく6位に「ドラマ(国内外)」(16.3%)、8位にも「テレビ番組(バラエティ、情報番組など)」(14.7%)が続き、身近な娯楽として「映画」や「テレビ番組」に夢中になっている人もいました。そのほか、「漫画や書籍を読み漁るのが好き。今漫画でハマっているのは日本橋ヨヲコさんの作品。大人買いではなく古本屋巡りしてコンプリートしようとしている」(女性50代、東京都)など、9位に「マンガ・アニメ」(11.5%)、10位にも「小説・書籍」(11.3%)が挙げられ、インドアでエンタメやカルチャーの世界観にどっぷりと浸っている人も少なくありませんでした。

半数近くは「持続派」-「マラソン歴10年」など、ライフワークの域に達する声も

ここまで皆さんが今ハマっていることを聞いてきましたが、その熱中度は長く持続するのでしょうか、それとも熱しやすく冷めやすいものなのでしょうか。次に皆さんのタイプを見ていきましょう。「9年近く、ヨガは続けていますので長続きしている方だと思う」(女性50代、愛知県)など、「一度ハマると長く持続するタイプ」と回答した人が最も多く48.0%。自由回答の中には「私自身は、好きなロックバンドのファンクラブ会員歴今年で20年、宝塚ファン歴も10年以上になる。本当に好きなものを厳しく見極めて長く愛するタイプなので、多分一生ファンだと思う」(女性40代、兵庫県)、「マラソンだけは約10年続いている。毎月300㎞前後、週5回ほどジョギングしているので、今後も体が丈夫な限りは続けていこうと思う」(男性40代、山梨県)など、「ハマリ歴10年以上」という声も多く、一時的なブームを通り越してライフワークの域に達している人も少なくありませんでした。

2割以上は「熱しやすく冷めやすい」-20代で持続力が高く、年代と共に減少傾向

半数近くの人びとが「持続派」であった一方、「熱しやすく冷めやすい(飽きっぽい)タイプ」という声も26.0%に留まりました。主な理由は「今は英語学習にハマっていますが、昔から何度もハマっては飽きての繰り返し…。いつになっても上達しません」(女性30代、兵庫県)、「何かに興味を持って購入してもそれを使わないことが多い。買うことが目的になってしまっている」(男性60代、神奈川県)など、初めは気合いを入れて取り組み始めるものの、意思が弱く直ぐに挫折してしまうという声。「夢中になるとガーっと集めたりするけれど、あるきっかけで全く興味がなくなる。こういった性格なので、コレクションはしないようにしている」(女性40代、埼玉県)、「ハマり過ぎると自分を見失いそうなので、常に新しいことを探す」(男性60代、大阪府)など、「何かに一途に没頭するタイプ」というよりも、「常に新しいモノコトに興味が沸くタイプ」と自己分析する人もいました。

年代別で「一度ハマると長く持続するタイプ」という声を見てみると、20代で最も数値の高い67.5%、30代で55.8%、40代で45.0%と徐々に減少。さらに70代以上では29.4%まで落ち込み、物事に対する「持続力」「集中力」は、体力、やる気のある若い層に目立ちました。その一方で、「一旦、ハマると長続きするけど、飽きるとアッサリやめてしまうことも」(男性40代、愛知県)など、「どちらとも言えない」(70代以上=52.9%)という声は年代と共に増加する傾向が見られました。決して「飽きっぽい」わけではないものの、長い人生経験から「持続出来るか否か」の判断は意外に早く、ダメなものはダメと諦めることも少なくないようです。


今回は「ハマっているモノコト」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてみました。「(流行・トレンドに)とても敏感だと思う」「まあまあ敏感なほうだと思う」という声は3割以上を占め、流行・トレンドに対する好奇心が旺盛で、情報感度の高い人が案外多いことが明らかとなりました。主な情報収集は「ニュースメディア(インターネット)」「テレビ番組」などのメディアを中心にしながら、「友達・家族との会話」や「SNS」も情報の仕入れ先として重視されていました。「ニュースメディア」「テレビ番組」などで紹介された一次情報は、「SNS」や「友達・家族との会話」の中で口コミ波及されていくなど、現代の情報伝播は、デジタルとアナログの両サイトから一気に拡散されていることが判ります。また皆さんがハマりやすい、熱中しやすいものは「食事」「スイーツ」「お酒」など、「食欲」に結び付いているものが多く、流行・トレンドの根源に人間の欲が深く関わっていることがうかがえます。特に今からシーズンは、秋の味覚や新製品なども数多く店頭に並び始めますので、食欲を刺激する誘惑が増えそうですね。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:941人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年8月30日~9月5日

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