カーナビユーザー調査 2017 

2017年09月01日
イードが運営する日本自動車ユーザー研究所(Japan Automotive Consumer Research Institute、略称:ジャクリ、以下、JACRI)は、一般消費者を対象としたカーナビゲーション(以下、カーナビ)の意識調査を行い、『カーナビユーザー調査 2017』を発表いたしました。

【調査背景】

日本最大級の自動車総合ニュースサイト「レスポンス」では、毎年ボーナス商戦時期に「レスポンス カーナビガイド」という企画を展開しており、当該企画に合わせ、レスポンス読者に対してカーナビに関するアンケートを実施し、4,000sを超える回答の集計分析レポートもフィードバックしてきました。
アンケート対象者が「レスポンス」の読者であったため、自動車に関心の高いユーザーが回答するからこその、深い内容まで踏み込んだ調査が可能でしたが、一方で、その結果はクルマ好きの性向が前面に出て、市場全体の傾向を正しく反映していないという懸念点もありました。今回JACRIが実施した調査では、リサーチ会社所有の調査パネルを対象としてアンケートを行い、クルマに対する感度がさほど高くはないユーザーのデータも収集することで、より市場の動向等を反映させ、カーナビ市場(ナビアプリを含む)の現状と今後を分析することを目的として実施いたしました。

【調査結果概要】

カーナビ購買行動
カーナビの選択理由は、メーカー純正では、「保証」、「取付が安心」、「選ぶ面倒がない」が上位項目。市販ナビでは、「価格」、「性能がよい」、「色々選べる」が上位項目。

個別評価・総合評価
機能別満足度は、「画面サイズ」が最も高く、次いで、「自車位置精度」、「地図の見やすさ」の順となっており、総じて市販ナビの満足度が高い。

ナビアプリ利用状況
全体で4割程度は据え置き型ナビとナビアプリを併用しており、そのうち約8割がナビアプリをメインとして使用している。

ナビアプリの、据置型カーナビ画面での表示(ミラーリング)
据置型カーナビとナビアプリを併用するユーザーの約半数は、ナビアプリを据置型カーナビで「表示したい」。その一方で、「ナビアプリを使う気はない」とするユーザーもメーカー純正使用者で目立つ。


【調査概要】
・調査目的:カーナビ市場(ナビアプリを含む)の購買行動、定着/スイッチ状況、商品評価などを把握し、今後の商品開発や商品企画の参考に資することを目的とする。
・調査手法:弊社協力調査パネルを利用したインターネット調査
・調査対象者:2016年7月~2017年6月の新車購入者
・調査対象地域:日本(全国)
・回収サンプル数:有効回答数1,083サンプル
・調査実施時期:2017年7月27日~2017年8月3日
集計結果に関する留意事項:スクリーニング調査でのメーカー/ブランド別出現率をもとに、ウエイトバック集計を実施

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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