下着汚れのトラブルに関する実態調査(便および痔による下着汚れを経験した人対象) 

2017年08月29日
ユニ・チャームは、「便もれ」を含め、下着汚れのトラブルに関する実態調査を男女20,000人(有効回答数19,821人)に実施しました。
※ 便および痔による下着汚れを経験した、200人を対象に分析した結果

【調査のまとめ】

下着汚れのトラブルに関する実態調査(有効回答者19,821人)
(1)下着汚れが気になった原因は「尿もれ」経験が最多、「便もれ」経験も3割近い。
(2)便もれの程度、「下着が濡れるほど」も1割超存在。
(3)「便もれ」のタイミングは、4人に1人は「いつの間にか」経験。
(4)「便もれ」経験者の2割程度しか対応をしていない。

便および痔による下着汚れ経験者(200人)
(5)下着汚れで半数が「ストレスを感じる」。
(6)外出時に制限することは「外出前・外出中の水分摂取を控える」が3割と最多。
(7)7割超が下着汚れについて誰にも「相談経験なし」。

【調査結果】

(1)最近6ヶ月で「下着汚れが気になった原因」は何ですか?
「尿もれ」経験が4割(43.1%)と最多、次いで「便もれ」経験も約3割(28.3%)に迫る。
これまで排泄のトラブルで代表的な「尿もれ」はよく知られているが、「便もれ」の経験率は「尿もれ」に迫る割合であることがわかる。

(2)「便もれ」経験ある方へお伺いします。「便もれ」は、どの程度ですか?
「下着が濡れるほど」も1割超存在する。
「下着に少量つく程度」が約8割(80.2%)と大多数が回答。また、1割超(11.5%)が「下着が濡れる程度」と回答し、「下着から衣類へ染みだす程度」(4.6%)、「衣類が濡れる程度」(3.7%)と、深刻な症状の方もいることが判明した。

(3)「便もれ」は、どのようなときにおこりますか?
4人に1人は「いつの間にか」発生している。
最も多かった回答は、「下痢が続いた時」で37.9%。以降は「いつの間にかついていた」(26.8%)、「急な便意でトイレまで我慢できなかった時」(20.1%)が続いており、予測の難しい場合が多く見受けられる。

(4)「便もれ」対応をしていますか?
経験者の2割程度しか対応をしていない状態。
対応している方は、「パンティライナー・おりもの専用シート」(14.4%)、「ティッシュペーパー・トイレットペーパー」(13.8%)、「生理用ナプキン」(8.9%)と専用品以外で対応していることが判明した。
 また今回の調査では、直近3ヶ月の間に便および痔による下着汚れ経験者200人を対象に、さらに踏み込んで生活への影響を尋ねました。

(5)下着に汚れがつくことにより、ストレスを感じますか?
「ストレスを感じる」(50.5%)と半数が回答した。
性別でみると、男性42.0%・女性59.0%と、女性の方が17.0%も高い結果となった。
さらに、「気分の落ち込み」(69.0%)、「外出中の不安」(57.5%)を感じており、精神的影響の大きさがうかがえる。

(6)下着が汚れてしまうことにより、外出時に制限していることはありますか?
「外出前・外出中の水分摂取を控える」が(30.0%)と最多。
 「外出する場所や距離」(23.5%)、「外出前・外出中の食事の種類や量」(23.0%)が続くなか、「外出することそのもの」との回答も17.5%あり、下着汚れが行動を制限する原因になっていることが判明した。
 さらに、「生活への影響」は55.0%が実感しており、社会的にも影響を及ぼすことがうかがえる。

(7)下着汚れについて、どなたかに相談したことはありますか?
「誰にも相談したことがない」(74.5%)と、1人で悩む人が多いことが示唆される結果となった。


【調査概要】
調査対象:20~79歳の男女
回答者数:20,000人(有効回答数19,821人)
調査時期:2017年6月
調査方法:インターネット調査 (データは、全てユニ・チャーム調べ)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ユニ・チャーム]
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