テレワーク・デイ調査(テレワーク・デイに参加した社員対象) 

2017年08月16日
パーソルプロセス&テクノロジーと、コンサルティングカンパニーである「ワークスイッチコンサルティング」は、働き方改革の国民運動として打ち出した「テレワーク・デイ」に特別協力団体として参加し、テレワークを実施した従業員に対してアンケートを行いました。

【実施概要】

パーソルプロセス&テクノロジーは、2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日、大会当日混雑が予想される豊洲地区に本社を構える企業として、社員130名が「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」を実施し、実施者にアンケートを行った結果、106名から回答を得ました。

【調査サマリ】

社員にとってテレワークの最大の魅力は「通勤ストレスの軽減」であることが分かったほか、テレワークという働き方は、オリンピック当日の混雑緩和に貢献すると8割以上の参加者が回答しました。
また、73%が「働きやすさ」を感じ、63%がパーソルグループのブランドスローガン「はたらいて、笑おう。」に近づけたと感じたという結果から、テレワークは「はたらく」ということだけでなく、家族との時間やプライベートまで充実させ、人生そのものを豊かにすることに繋がっていると分かりました。

【調査トピックス】

1. 参加者の76%がオフィス勤務と比べて通勤ストレスが軽減したと回答
2. テレワークの魅力は、「通勤時間が削減できる」が最も多い回答
3. 参加者の84%が交通機関の混雑を緩和するテレワークは、東京オリンピック成功に貢献すると感じたと回答
4. 参加者の73%がオフィス勤務に比べて働きやすいと回答
5. 参加者の63%がパーソルのブランドスローガン「はたらいて、笑おう。」に近づけたと回答
6. 育児事情がある社員の75%がテレワークによって「子供との時間を有意義に過ごすことができた」と回答

<調査結果の詳細>

■ 参加者の76%が、オフィス勤務と比べて通勤ストレスが軽減したと回答
豊洲オフィス勤務と比べて通勤ストレスは軽減しましたか?という問いに対し、「とても軽減できた」が55%、「まあまあ軽減できた」が24%と、参加者の76%が「通勤ストレスが軽減した」と回答

■ テレワークの魅力は、「通勤時間が削減できる」がもっとも高かった
テレワークの魅力をもっとも感じたものを1つ選択するという問いに対し、「通勤時間が削減できる」が38%でもっとも高く、次いで「通勤ラッシュや混雑が回避できる」が25%であった。豊洲という立地から、乗り換えをしなければならない社員も多く、往復1~2時間程度の通勤時間がこのテレワークによって解消。そのため時間を有意義に使うことができたのではないかと推測される。また、フリーコメントからは「夏の暑さ(夏バテ、貧血、めまいなど)を避けられる」というコメントもあり、東京オリンピックが開催される夏場は、テレワークと相性が良いと言える。

■ 参加者の84%が交通機関の混雑を緩和するテレワークは、東京オリンピック成功に貢献すると感じたと回答
交通機関の混雑を緩和するテレワークは、2020年の東京オリンピック成功に貢献する手段だと思いましたか?という問いに対し、「とても思う」が57%、「まあまあ思う」が27%で、8割以上がテレワークはオリンピックに貢献する手段だと実感している。オリンピック開催期間中の豊洲地区混雑を回避させる予行演習として、社員の意識面においても、成功できたと考えられる。

■ 参加者の73%がオフィス勤務に比べて働きやすいと感じたと回答
豊洲オフィス勤務と比べて、テレワークは働きやすさを感じましたか?という問いに対し、「とても感じた」が34%、「まあまあ感じた」が39%で7割以上が働きやすさを感じている。

■ 参加者の63%がパーソルのブランドスローガン「はたらいて、笑おう。」に近づけたと回答
自社ブランドスローガンである“はたらいて、笑おう。”という状況に近づいたと思いますか?という問いに対して、「とてもそう思う」が21%、「まあまあそう思う」が41%で6割以上がブランドスローガンに近づけたと実感している。本結果から、テレワークは、社員のエンゲージメントを高める上でも重要な役割を担っていると考えられる。

■ テレワークにおける課題は、管理職は社員同士の連携、一般社員はリモートアクセス時のトラブル
テレワークのどういった所が大変だと感じましたか?という問いに対して、「社員同士の連携が取りづらい」が管理職は27%、一般社員も19%と高かった。コミュニケーションの取り方は顔を合わせていない分、チャットやメールなどを有効活用することと、就業開始・終了時や休憩などをどのように共有するかを事前に決めておく必要があると考えられる。また、実務を担う一般社員にとっては、テレワークを支えるIT環境整備がスムーズな業務遂行においては重要である。

■ 家事や家族と過ごすが多く、独身は趣味に時間を使う人が多かった
テレワーク・デイ当日の勤務時間外に何をして過ごしましたか?という問いに対して、既婚社員は1位「家事」2位「恋人や家族と過ごす」3位「趣味(ジムなど)」であるのに比べて、独身社員は、1位「家事」2位「趣味(ジムなど)」3位「外食」であった。

■ 子育社員の75%がテレワークによって「子供との時間を有意義に過ごすことができた」と回答
子育て社員に対し、テレワークをすることで、お子様との時間を有意義に過ごすことができましたか?という問いに対して、75%がテレワークによって子供との時間を有意義に過ごすことができたと回答。また、その理由を聞いたところ、「子供と長く過ごせたから」と「保育園や学校のお迎えに、いつもより早く行けた」が多く、子育て社員のワークライフバランス向上にもつながることが分かった。


【調査概要】
調査名称:テレワーク・デイ実施者アンケート
調査期間:2017年7月25日~31日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:テレワーク・デイに参加した社員
調査人数:106名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[パーソルプロセス&テクノロジー]
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