レジャー施設に関するアンケート調査 

2017年07月07日
クレジットカード利用明細一括管理アプリ『CRECO』を運営するアイ・ティ・リアライズは、2017年6月、クレジットカードの利用履歴をベースにした独自リサーチサービス『CRECOリサーチ』で、レジャー施設に関するアンケート調査を実施しました。

【調査結果サマリー】

・レジャーで行くところのトップは「温泉」。「遊園地・テーマパーク」はそれに続く。

・ここ1年、主要なレジャー施設に行っていない方が多数。「東京ディズニーランド・ディズニーシー」はレジャー施設に行っている人の中では訪問経験・好きな場所ともにトップ。

・レジャー施設に一緒に行くのは「家族」。好きなレジャー施設の理由は「一日中楽しめるから」がトップで、家族がいる方は家族の楽しむ姿も重視。

・新しく名古屋にできた「LEGOLAND JAPAN」はある程度認知はされているものの訪問意向は低め。

・ロボット接客で話題の「変なホテル」についても認知度はあるものの、利用者はほぼなし。但し利用意向はやや高めの傾向。

【調査結果】

Q1.あなたがよく行ったりおこなったりするレジャーを以下の中ならすべてお選びください。(MA)

「温泉」がレジャーの中では最も多い。次いで「遊園地・テーマパーク」が続く。

まずCRECOユーザーに「よく行ったりおこなったりするレジャー」について聞いてみました。全体として最も多いのは「温泉」で48.3%の方が回答しています。「遊園地・テーマパーク」「動物園・水族館等」がそれに続いていますが、「温泉」とは20ポイント以上の差が開いています。その一方で「行ったりおこなったりするレジャーはない」も22.9%と多く存在する結果となりました。

各属性別に見てみると、男性高齢層では「温泉」以外に「ピクニック・ハイキング」が全体よりも回答率が高く、女性高齢層においては「遊園地・テーマパーク」や「アウトドアスポーツ(釣り・カヌー等)」が高い傾向が見受けられました。

Q2.あなたは過去1年以内に以下のレジャー施設(テーマパーク)に行ったことがありますか。あるものを全てお選びください。(MA)

過去1年間では主要レジャー施設に行っていない方が多くを占める。女性では若年層の「東京ディズニーランド・ディズニーシー」訪問率が高めの傾向。

過去1年以内に主要レジャー施設で行ったことのあるものを聴取したところ、そもそも「主要レジャー施設には行っていない」という方が61.6%と過半数を占めていました。行ったことのあるレジャー施設の中で最も多かったのはやはり「東京ディズニーランド」で、「東京ディズニーシー」もそれに続いています。

各属性別では、女性若年層における「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の回答率が全体よりも高く、活動的な様子が見受けられます。男性高齢層での「沖縄美ら海水族館」、女性高齢層での「旭山動物園」の回答率の高さも面白い傾向と言えるでしょう。

Q3.あなたは前の設問のレジャー施設(テーマパーク)にどのぐらいの頻度で行きますか。※全ての合計でお教えください。(SA)

主要レジャー施設にはほとんど足を運ばない。女性若年層と既婚子供ありの方の訪問頻度は若干高め。

前設問で挙げた主要レジャー施設への訪問頻度を聴取したところ、全体では「行っていないの」を除くと「2~3年に1回以下」と、ほとんど行っていない状況が見受けられました。

各属性別に見ると、女性若年層と既婚子供ありの方に関しては「1年に1回程度」が最も多く、全体と比較するとやや訪問頻度も多めな傾向が見受けられました。それでもディズニーランド・シーのファンのように足しげく通うような方はいないようです。

Q4.お選びいただいたレジャー施設(テーマパーク)には誰と行くことが多いですか。あてはまるものを全てお選びください。(MA)

主要レジャー施設に一緒に行くのは「妻や夫」そして「子供」。女性若年層については「同性の友人」、更には「親」が多いのも現代的な傾向。

続いて主要レジャー施設に誰と行くかを確認したところ、全体で最も多いのは「妻・夫」で44.9%がそのように回答しており、「子供」がそれに続いています。

各属性別に見ると、女性若年層では「同性の友人」が高めの傾向となっており、更には「親」が高めなのも女性若年層に特化した傾向です。男性中・高齢層や女性の高齢層の「妻・夫」も高く、頻度は少ないものの訪問時は夫婦でという傾向が見受けられます。更に当然のことながら既婚子供ありの方に関しては、「妻・夫」「子供」が突出して高く出ています。その他世帯年収が高めの方に関しても「妻・夫」「子供」が高めなのは、既婚率が高い為と考えられます。

Q5.それでは、以下の中で一番好きなレジャー施設(テーマパーク)はどこですか。1つだけお選びください。(SA)

「東京ディズニーランド」の人気は他レジャー施設と比較しても突出。

主要なレジャー施設の中で一番好きな施設を聞いてみたところ、全体で最も多いのはやはり「東京ディズニーランド」で27.2%の方が回答していました。その後「東京ディズニーシー」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が続いており、過去1年以内に行った施設と同様の傾向となっています。

各属性別では、トップの「東京ディズニーランド」が男性高齢層・女性若年層・既婚子供ありの方で回答率が高めの傾向が見受けられます。女性に関しては、「東京ディズニーシー」も若年層・中年層で高い傾向となっていました。

Q6.一番好きなレジャー施設(テーマパーク)をお選びいただいた理由は何ですか。あてはまるものを全てお選びください。(MA)

好きなレジャー施設の主な理由は「1日中楽しめるから」。家族がいる方になると家庭やお子さんの楽しみ優先に。

更に一番好きなレジャー施設を選択した理由を聴取してみました。全体では「1日中楽しめるから」が最も多く、41.7%がこちらを回答していました。その後「大人が楽しめるから」「施設の雰囲気が好きだから」が続いています。
各属性別では、女性若年層・中年層の「施設の雰囲気が好きだから」、女性若年層の「キャラクターが好きだから」が全体と比較して回答率が高めの傾向が見受けられました。女性若年層の「キャラクターが好きだから」はこの属性ならではの回答ではないでしょうか。更に既婚子供ありの方については「家族で楽しめるから」「子供が喜ぶから」の回答率が高めで、家族・お子さんの楽しみ重視の状況が見受けられます。

Q7.あなたが以下の中でこの夏行こうと思っているレジャー施設(テーマパーク)はありますか。あてはまるものを全てお選びください。(MA)

この夏は主要施設には行く予定のない方がほとんど。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「東京ディズニーランド「東京ディズニーシー」は回答者が少ないながらも横並び状態。

前の設問で挙げた主要レジャー施設の中でこの夏に行こうと思っているところを聞いてみたところ、「行く予定のレジャー施設(テーマパーク)はない」という方がほとんどでした(68.8%)。その回答を除いた他の施設を見てみると、トップは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」となっており、一番好きな施設とはトップは異なる回答でした。但しほとんど差がない状態で「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」は続いているので、この3施設は横並びと言えるでしょう。

Q8.あなたは4月にオープンした「LEGOLAND JAPAN」をご存じですか。(SA)

「LEGOLAND JAPAN」の認知状況は約8割。

今年の4月1日に名古屋にてオープンした新しいレジャー施設、「LEGOLAND JAPAN」について聞いてみました。まず「LEGOLAND JAPAN」をご存じかどうか聴取してみたところ、「よく知っている」と回答した方は16.2%でした。「聞いたことはある」の64.6%と合計すると80%強の方が知っているということになります。

各属性別で見てみると、男性若年層の「よく知っている」の回答率が全体と比較して高めの傾向があります。その他では「未婚子供あり」の方に関しては、「知らない」が38.6%とその他の属性と比較しても非認知度が高い結果となりました。

Q9.では今後「LEGOLAND JAPAN」に行きたいと思いますか。(SA)

「LEGOLAND JAPAN」の訪問意向は全体的に低め。但し未婚子供ありの方に関しては、その他属性よりは意向が高めの傾向。

「LEGOLAND JAPAN」の訪問意向について聴取してみました。全体の訪問意向は20.7%(「とても行きたいと思う」「まあ行きたいと思う」の計)で、行きたいと思わない方のほうが大きく上回っていました(53.0%「あまり行きたいと思わない」「行きたいと思わない」の計)。
各属性別に見たときに訪問意向が高かったのは、「未婚子供あり」の方。36.4%の方が行きたいと思っている結果となりました。認知状況は低めではあったもののお子さんがいる為、施設の存在が認知できれば行きたいと思うのではないかと考えられます。

Q10.あなたは舞浜やハウステンボスにあるロボットが接客などを行う「変なホテル」をご存じですか。(SA)

「変なホテル」は詳しくは知らないまでも、8割を超える方が認知している。

次にロボットが接客を行うという一風変わったホテル、「変なホテル」に関して聞いてみました。まずは認知状況について聞いてみたところ、全体では14.0%の方が「よく知っている」と回答したに留まっていますが、「聞いたことはある」までを含めた形では、86.0%が認知しているという状況となりました。

各属性別では、女性高齢者の方に関しては「よく知っている」が30.0%と全体やその他属性と比較して高めの傾向でした。

Q11.それではその「変なホテル」を利用したことはありますか。(SA)

「変なホテル」について認知はある程度しているものの利用者はほとんどおらず。

更に「変なホテル」の利用経験を聴取してみました。全体・各属性ともに利用した方はほとんどいない状況でした。楽しいホテルではありますが、利用するのには何かきっかけが必要なのかもしれません。

Q12.あなたはロボットが接客などを行う「変なホテル」を利用したいと思いますか。(SA)

「変なホテル」の利用意向は特殊なホテルにも関わらずやや高め。若年層にはより高い意向を持たれている。

最後に「変なホテル」の利用意向についても聴取してみました。全体の利用意向は36.0%(「とても利用したいと思う」「まあ利用したいと思う」の計)で、利用意向はある程度存在するという状況が見受けられました。
各属性別に見てみると、男女若年層・女性高齢層の利用意向が40%を超えており、全体と比較しても高めの結果となっています。反対に男性高齢層に関しては、非利用意向(「あまり利用したいと思わない」「利用したいと思わない」の計)が高めで、他の属性と比較して興味の薄さが窺えました。


【調査概要】
調査媒体:クレジットカード管理スマホアプリ『CRECO』
調査対象:『CRECO』利用ユーザー
調査実施期間:2017年6月8日(木) ~ 2017年6月16日(金)
有効回答数:1,160サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[CRECOリサーチ]
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