第38回マンション購入に対する意識調査 

2017年08月04日
新築分譲マンション購入・売却検討者20万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」は、今回で38回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクトが運営しています。

本調査は、自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員20万人に対し、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しております。(第1回は2008年4月、今回で38回目)

【要旨】

■価格が「高い」が67.6%、「買い時ではない」も+4ポイント増
■一年後の価格予測は「横ばい」が+8ポイント増加し54.8%と半数を超え、大きな値崩れ予想は少数
■東京23区では74.8%が「価格が高い」と回答、その他のエリアに対し17ポイントの差、23区への割高感が強い

今回の調査では、現在のマンション価格について「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」と回答した人は67.6 %となりました 。「高い」との回答は2015年7月以降、6割を超え続けています。
 買い時かについて「買い時ではない(買い時ではない+余り買い時ではない)」と回答した人が46.7%と前回より+4ポイント増加、 1年後のマンション価格は「横ばい」との予測が前回調査時より増加して半数近くに達していた。高いと判断しながらも大きな価格下落を予測する層は少ないことがわかります。
 最後に、価格に関して東京23区では「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」の合計が74.8%であったのに対して、他のエリアでは57.5%とその差は17.3ポイントと、東京23区の価格に対する割高感が強い傾向にあることが判明しました。

(※1)買い時DI:マンションを「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値。

【調査期間と回収サンプル数】2017年7月1日~4日(210件)
【調査地域】全国

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