小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査(小学1~6年生の第1子を持つ母親対象) 

2017年07月18日
笹川スポーツ財団(SSF)は、小学生のスポーツ活動をささえる立場にある保護者の意識調査を実施しました。小学 1~6 年生の第 1 子を持つ母親を対象にインターネットで調査し、保護者が子どものスポーツ環境をささえる行動の実態、子どものスポーツ環境やそれをささえる保護者の意識を明らかにしました。

【主な調査結果】

1.母親の方が熱心に関わっている
子どものスポーツ活動に対し「母親の方が熱心」と回答した割合は 73.7%、「父親の方が熱心」と回答した割合は 26.4%だった。

2.多くの母親が、スポーツ活動への関与に「やりがい」を感じている
子どものスポーツ活動に関わっている母親に対し、「やりがい」と「負担感」の程度を尋ねたところ、ほとんどの項目で、「負担」より「やりがい」を感じているという回答が上回った。

3.子どもがスポーツ活動をしない理由の上位は「保護者の負担」
子どもがスポーツ活動をしていない家庭の母親に対し、その理由を尋ねたところ、「送迎や付き添い」「費用の負担」「係や当番の負担」など保護者の負担が上位に見られた。

【調査のポイント】

1.母親の方が熱心に関わっている

団体(クラブ・教室等)に所属して、定期的にスポーツ活動を行っている子ども(=以下、「スポーツ活動をしている子」とする)の母親に対して、母親と父親のどちらが熱心に関わっているかを尋ねた。
その結果、「母親の方が熱心に関わっている」が 73.7%、「父親の方が熱心に関わっている」が 26.4%で、「母親の方が熱心」とする回答が多かった。

2.多くの母親が、スポーツ活動への関与に「やりがい」を感じている

スポーツ活動をしている子の母親に、実際に母親自身が行っている支援について、どの程度「やりがい」や「負担感」があるのかを尋ねた。「自主練習につきあう」「大会や試合に付き添う」「ルールを勉強する」は約 8 割が「やりがい」があるとしたのに対して、「負担感」があるのは約 3 割にとどまった。「負担感」が高いのは「送迎」「活動場所の手配や予約」などであった。

3.子どもがスポーツ活動をしない理由の上位は保護者の負担

スポーツ活動をしていない子の母親に、その理由を尋ねた。「送迎や付き添いの負担」「費用の負担」「保護者の係や当番の負担」といった保護者の負担に関する項目が、いずれも上位にあがっている。また、それらの項目は低学年でより高い数値となっていた。高学年では、「お子様が習い事をやりたがらない」「スポーツ以外の習い事や塾に通っている」などの、子ども本人の意思が関わる項目が上位にあがっていた。


【調査概要】
・調査名:小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査研究
・調査対象:小学 1~6 年生の第 1 子をもつ母親。第 1 子の属性が各学年男女 400 名ずつになる ように回収した。有効回答数は 2,368 名
 ※小学生の子どもが複数いる場合は、第 1 子について回答してもらった。
・調査期間:2017 年 2 月
・研究主体:公益財団法人 笹川スポーツ財団

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