「人気スポーツ」に関する全国意識調査(20 歳以上の男女個人対象) 

2017年07月31日
世論調査・市場調査の専門機関の中央調査社は、「人気スポーツ」に関する全国意識調査を実施しました。
調査は、無作為に選んだ全国の 20 歳以上の男女個人を対象に個別面接聴取法で行いました(回答者数 1,251 人)。調査結果の概要は以下の通りで、1993 年以来毎年同様の調査を行っています。

【主な調査結果】

●最も好きなスポーツ選手は、昨シーズンに日米通算最多安打記録と史上 30 人目となるメジャー通算 3000 本安打を達成した「イチロー」が2年連続の1位となった。昨年と同じく2位は「錦織圭」。現役を引退した「浅田真央」が引き続き3位に。今年横綱に昇進した「稀勢の里」が初の4位。

●好きなプロスポーツは、「プロ野球」が 1996 年から不動の1位。「大相撲」の人気が回復して2位となり、7年ぶりに「プロサッカー」と逆転。

●好きな現役力士は、19 年ぶりに誕生した日本出身の横綱「稀勢の里」が初の1位に。
昨年まで9年連続1位の横綱「白鵬」は2位に。3位は「遠藤」。

●3月のWBCを観戦したのは約4割で、結果を見聞きした人と合わせると6割を超す。
その中で、その後プロ野球を「昨年よりよく観戦するようになった」のは約1割。

●高校野球の全国大会での「タイブレーク制」導入については、賛否が拮抗。「敬遠の申告制」については、プロ野球で「導入しない方がよい」が多数。


【調査結果】

1.最も好きなスポーツ選手

・昨シーズンに日米通算最多安打記録と史上 30 人目となるメジャー通算 3000 本安打を達成した「イチロー」が2年連続の1位となった。男性では圧倒的な人気で、女性では3位。年代別では、20 代を除くすべての年代で1位となっている。
・プロテニス選手「錦織圭」が、昨年に続いて2位となった。男女別でみると、女性では1位、男性では2位、年代別でみると、20 代では1位となっている。
・フィギュアスケートでは、現役を引退した「浅田真央」が3年連続の3位に、「羽生結弦」が5位にランクインしている。
・相撲では、日本出身力士として 19 年ぶりに横綱に昇進した「稀勢の里」が4位に浮上。
・野球では、投手と打者の二刀流選手として活躍する「大谷翔平」が6位。「長嶋茂雄」が7位と人気を維持。「坂本勇人」が8位。
・体操では、「内村航平」が8位。ゴルフでは、「松山英樹」が 10 位。

2.好きなプロスポーツ

・「プロ野球」の1位が 1996 年から続いている。
・「大相撲」が2位となり、人気は昨年より6ポイント上昇して 2002 年以来の水準に回復。
・「プロサッカー」は人気の下落傾向が続き、7年ぶりに3位に後退。
・今回から調査対象に加えた「プロバスケットボール」の人気は、「プロボクシング」に次ぐ7位。

3.好きな現役力士

・横綱に昇進した「稀勢の里」が、圧倒的な人気で初の1位。
・昨年まで9年連続1位の横綱「白鵬」は2位に。3位は「遠藤」。
・夏場所後に大関昇進を果たした「高安」と、今年幕内に昇進した「宇良」の人気が上昇。

4.一番好きなプロ野球チーム

・1993 年の調査開始以来1位「巨人」、2位「阪神」は不動。「巨人」の人気は昨年と比べて4ポイントの増加となっている。
・昨年セ・リーグ優勝を果たし、今シーズンも現在ペナントレース首位の「広島」が、昨年より2ポイント増加して初の3位となった。
・パ・リーグからは、昨年日本一に輝いた「日本ハム」が4位、「ソフトバンク」が5位となっている。
・地区別にみると“北海道”の「日本ハム」、“東北”の「楽天」、“東海”の「中日」、“近畿・阪神”の「阪神」、“中国”の「広島」、“九州”の「ソフトバンク」が、地元において1位になっており、地域とのつながりが反映されている。
・リーグごとの人気については、セ・リーグのチームが合計で昨年より5ポイント上昇している。

5.一番好きなJ1のサッカーチーム

・J1王者として昨年クラブワールドカップに出場し、決勝に進出した「鹿島アントラーズ」の人気が、昨年より3ポイント上昇して6年ぶりの1位となった。
・「浦和レッズ」が昨年と同じ2位、昨年1位の「ガンバ大阪」は3位となっている。
・以下、「サンフレッチェ広島」と「横浜F・マリノス」が同率で4位、「ジュビロ磐田」が6位と続く。今シーズンJ1に復帰した「北海道コンサドーレ札幌」は7位と健闘。
・地区別に好きなチームをみると、北陸・甲信越と九州以外では、それぞれの地区にホームタウンのあるチームがいずれも1位となっている。

6.WBCとその後のプロ野球観戦

・今年3月に開催された野球のWBC(ワールドベースボルクラシック)をテレビやラジオを含めて観戦したかを尋ねたところ、「観戦した」と答えた人は全体の約4割であった。「試合は見ないが、ニュースなどで結果を見聞きした」が 24.0%で、「見聞きしていない」は 33.7%。
・観戦した人のうち、「日本戦だけを観戦した」は 32.9%で、「日本戦以外の試合(決勝など)も観戦した」のは 7.9%にとどまった。
・男女別にみると、男性では過半数が「観戦した」と答えたのに対して、女性では約3割。

・次に、WBCを観戦または結果を見聞きした人に、WBC後に日本のプロ野球を以前よりも見るようになったか尋ねたところ、「昨年までと変わらない」が最も多く8割近くに上った。「昨年よりよく観戦するようになった」は 9.0%で、「試合は見ないが、昨年よりニュースなどを気にするようになった」が 4.2%。「WBCに関係なく、以前からよく観戦している」は 6.2%。
・WBCを観戦した人に限れば、12.7%が「昨年よりよく観戦するようになった」と回答。

7.高校野球の全国大会での「タイブレーク制」導入について

・高校野球の全国大会で導入が予定されているタイブレーク制について質問した。WBCでも採用されたタイブレーク制を日本の高校野球の全国大会で取り入れることの賛否を尋ねたところ、「賛成」が 37.4%、「反対」が 36.8%と賛否が拮抗した。
・WBCを観戦した人に限ってみれば、「賛成」が 47.7%で、「反対」の 42.9%をやや上回った。

8.プロ野球での「敬遠の申告制」導入について

・今シーズンからアメリカのメジャーリーグで導入された「敬遠の申告制」を、日本のプロ野球にも導入することについて尋ねたところ、「導入しない方がよい」が 44.7%で、導入する方がよい」の 27.6%を上回った。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:20歳以上の男女個人
標本数:4,000
抽出方法:層化三段無作為抽出法(住宅地図)
調査方法:調査員による個別面接聴取法
調査時期:2017年5月12日(金)~21日(日)
有効回収数:1,251

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