化粧品受託製造市場に関する調査(2017年) 

2017年07月25日
矢野経済研究所は、国内における化粧品受託製造市場の調査を実施した。

<化粧品受託製造市場とは>
 本調査における化粧品受託製造市場とは、化粧品ブランドメーカーや異業種企業、小売事業者等から委託され、スキンケアやメイクアップ、ヘアケア、その他化粧品を製造する市場を指し、化粧品受託製造企業の事業者売上高ベースで市場規模を算出した。

【調査結果サマリー】

◆2016年度の化粧品受託製造市場は、前年度比109.5%の2,631億円と大きく伸長
 2016年度の国内化粧品受託製造の市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比109.5%の2,631億円となった。2005年の改正薬事法施行以降、既存の化粧品ブランドメーカーのほか、新規参入企業からの製造のアウトソーシングが進んでおり、加えてここ数年来の訪日外国人客によるインバウンド需要と、アジア地域への輸出(アウトバウンド需要)の拡大により、化粧品受託製造市場は順調に拡大している。

◆市場は今後も拡大基調で推移、2021年度の化粧品受託製造市場を3,474億円と予測
 大手化粧品ブランドメーカーは、アジア地域への輸出拡大により、海外市場開拓を強化する方針であり、化粧品受託製造企業も、大手企業を中心に自らが海外の需要を確保するべく、海外営業窓口や現地法人を通じた営業を強化しており、化粧品受託製造市場のグローバル化が更に進むと考える。この様な要因から、2017年度の国内化粧品受託製造市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比107.1%の2,817億円、2021年度には2016年度比132.0%の3,474億円になると予測する。


【調査概要】
調査期間:2017年4月~6月
調査対象:化粧品受託製造企業、化粧品ブランドメーカー等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話等による間接調査、ならびに文献調査併用

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