優れた可能性を持つ女性起業家を推進する世界上位50都市 

2017年07月24日
デルは今年で第8回目となるDell Women Entrepreneur Network Summitにおいて、優れた可能性を持つ女性起業家(HPWE)をサポートしている世界の上位50都市を明らかにする「2017 Women Entrepreneur Cities (WE Cities) Index」の調査結果を発表しました。「2016 WE Cities」の調査をベースとする今回の調査は、各国の法律と慣例に加え、各都市の政策、プログラム、特性に基づいて都市をランク付けしています。

上位50 WE都市ランキングと調査方法
この調査はデルが実施した優れた可能性を持つ女性起業家に関する過去5年間の調査をベースとし、各都市は、5つの重要な特性(資本、テクノロジー、人材、文化、市場)でランク付けされました。運営環境と実現環境の2つのグループに分けられ、全体的な評価は72の指標に基づき、このうち約3分の2にあたる45の指標には性差に基づく要素が含まれます。個々の指標には、関連性、基本データの品質、指標の独自性、性差要素の4つの条件に基づいて重みが付けられました。この結果、次のように上位50都市がランク付けされました。

総合ランキング
1位 ニューヨーク(アメリカ)
2位 ベイエリア(アメリカ)
3位 ロンドン(イギリス)
4位 ボストン(アメリカ)
5位 ストックホルム(スウェーデン)
6位 ロサンゼルス(アメリカ)
7位 ワシントンDC(アメリカ)
8位 シンガポール(シンガポール)
9位 トロント(カナダ)
10位 シアトル(アメリカ)
11位 シドニー(オーストラリア)
12位 パリ(フランス)
13位 シカゴ(アメリカ)
14位 ミネアポリス (アメリカ)
15位 オースティン(アメリカ)
16位 香港(中国)
17位 メルボルン(オーストラリア)
18位 アトランタ(アメリカ)
19位 アムステルダム(オランダ)
20位 ポートランド(オレゴン/アメリカ)
21位 ベルリン(ドイツ)
22位 台北(台湾)
23位 ピッツバーグ(アメリカ)
24位 テルアビブ(イスラエル)
25位 コペンハーゲン(デンマーク)


・この指標の41の都市が少なくとも1つの重要な要素、またはサブカテゴリーで上位5位以内、34の都市が少なくとも1つの重要な要素、またはサブカテゴリーで下位5位以内に入っており、これら50都市の競争力を示しています。

・シンガポールは、アジアで唯一上位10位内に入った都市です(総合順位8位)。「資本」で7位、「実現環境」で6位、「文化」で5位、「テクノロジー」で10位に入りました。

・総合順位で10位以内に入らなかったアジア太平洋/日本地域(APJ)の都市の多くは、個々のカテゴリーで健闘しています。

○ クアラルンプールは「注目都市」に選ばれました。総合順位は41位ですが、「市場」で5位、「コスト」で1位、「アクセス」で6位に入りました。さらに、女性のスキルと経験(人材/才能)で8位に入っています。

○ 香港は、総合順位は16位でしたが、「テクノロジー」分野では10位に入りました。

○ メルボルンは、総合順位は17位ですが「文化」では上位に食い込んでいます。

○ 北京は、総合順位は38位ですが、「資本」と「人材/才能」で上位10位以内に入っています。

○ シドニーは、総合順位は11位ですが、「実現環境」で3位、「文化」で2位、「メンター/ロールモデルへのアクセス」で6位に入っています。


2016年と2017年の調査では、都市の総数、指標の数、新しいデータソースに基づいた指標の重みなどの違いがあります。ランク付けに新たな要素が加えられたことから、順位を単純に前年と比較することはできません。

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[デル]
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