インターネット情報における情報の信頼性おいてのユーザー意識調査(10代から60代の男女対象) 

2017年03月03日
サイバー・バズは、「インターネット情報における信頼性おいてのユーザー意識調査」を、ポチカム会員1,054名に向けて調査を行いました。

【今回のトピックス】

○情報収集の手段として、約9割がインターネット検索を最も頻繁に利用すると回答したが、そのうち87%がインターネット上の情報に対して不信感を感じていると回答。

○不信感の理由1位は、「間違った情報が多い」、続いて「匿名の情報が多い」「企業の広告が多い」という順に。

○ユーザーの約8割は情報発信元を重視するという結果に。特に医師などの専門家による情報元の信頼性が高いと判断される傾向に。

 現代においては、キュレーションメディアをはじめとする新たな情報発信プラットフォームの勃興により、誰でも"メディア"になることが可能な時代です。情報が溢れかえる中、情報の客観的な事実やデータでの検証が行われず、「誤った事実」が事実として広がる現象なども注目を集めました。このように、生活者が自分達にとって何が正解かを判断することが難しくなってきています。今回の調査では、相対的にインターネットの情報に対する信頼度が落ちている現在、ユーザーは情報収集の際に、どういった情報を信頼の材料としているのかを調べました。

 まず、「何かを自発的に調べようとする際に、どのような手段を最も頻繁に利用しますか」と質問したところ、全体の約9割が「インターネットでの検索(Yahoo!、Googleなど)」を利用すると回答し、インターネットからの情報収集が主流であることがわかりました。一方で、その内「インターネット上に書いてある内容に疑いを持った(持つ)ことがある」と回答したユーザーは、87%でした。「疑いを持ったことがある」と回答した人にその理由を尋ねたところ、1位「間違った情報が多いため」、2位「匿名の情報が多いため」、3位「企業の広告が多いため」という結果になりました。

 続いて、「インターネット上に書いてある内容に疑いをもったことがある」と回答したユーザーに対して、「インターネットで情報収集する際、情報の発信元を重視しますか」と尋ねたところ、75%が重視すると回答し、公的機関のサイト、企業サイト、ニュースサイトなど、一次情報発信元が上位に挙がる傾向がわかりました。同時に、情報の発信者も重視しているか尋ねたところ、80 %のユーザーが重視していると回答。その中でも、医師などの専門家による発信情報が最も信頼されることがわかりました。続いて、「一般人(口コミ・個人ブログ・SNSなど)」「タレント・芸能人」という結果になりました。

 今回の調査では、情報収集の手段として、インターネット検索が最も利用されている一方で、インターネット上の情報に対して不信感を感じているユーザーも多いことがわかりました。情報収集の際に、情報の信頼性を判断する材料として、発信元メディアにおいては行政発信や企業発信、ニュースメディアなど一次情報を提供するサイトが重視され、情報発信者においては、専門家により発信された情報が信頼性の高いものとしてユーザーに受け止められている、という結果になりました。


【調査概要】
調査主体 :株式会社サイバー・バズ
調査内容 :『インターネット情報における情報の信頼性おいてのユーザー意識調査』
調査地域 :全国
調査対象者:10代から60代の男女
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2017年2月3日(木)~2017年2月9日(金)
有効回答数:ポチカム会員1,054サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サイバー・バズ]
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