2018年卒学生の内々定率調査 

2017年07月12日
学情は、2017年7月3日~8日の期間で、2018年卒業予定の学生を対象に就職活動・内々定に関する調査を実施いたしました。

【調査結果】

■国公立・私立【理系】
国公立・私立大の理系学生の内々定率は9割突破、活動率は37.3%

全体内々定率は90.2%と昨年同時期調査時(2016年7月4日~9日)の82.7%に比べ7.5ポイント高く、9割を突破しました。昨年最終調査(2016年8月1日~6日)の時点でも全体内々定率は85.1%であったことを考えると4週間以上早いペースで推移しています。一方活動率は37.3%と昨年同時期調査よりも高い水準で推移しており、現状の内定に満足していない一定の層が、あきらめずに活動している様子がうかがえます。

■国公立【文系】
国公立大の文系学生の内々定率は85.7%、活動率は39.5%で昨年より下回る。

全体内々定率は85.7%と前回調査時より7.9ポイント上昇しました。一方活動率については、全体で39.5%と前回調査時の55.1%から大幅に低下しており、昨年同時期43.0%も下回っています。満足のいく結果を得られた学生が市場から退出している様子が見て取れます。

■私立【文系】
私立大の文系学生の内々定率は85.0%、活動率は31.4%。

全体内々定率は85.0%で、ほぼ昨年並みとなりました。その反面、活動率は31.4%で、昨年同時期と比べても14.5ポイント低下しており、7月に入って急速に活動率が低下しています。昨年の学生より、内々定を得た企業に対する満足度が高くなっているようです。

全体として、昨年並みから昨年よりかなり早いペースでの内々定出しが進んでいます。また、活動率の低下が全体として目立っています。選考、内々定出しのラッシュだった6月を終え、7月は学生にとって試験、そして夏休みに入る月であるため、その前に就職活動を終えておきたいという学生の心理がうかがえます。一方、まだ活動を続けている学生も依然として3割~4割弱います。今後夏採用を進める企業は、この学生たちに効果的にアプローチを進めていく必要があると考えられます。


【調査概要】
・調査年月日:2017年7月3日~7月8日
・情報源:各大学の就職希望学生310名への電話でのリサーチ。架電対象となる学生は就職希望登録者リストから無作為に選択。
・本調査の結果をエリア全体で見る場合に、各エリア間の格差をなくす為ウエイトバックを行った。
・昨年同時期:2016年7月4日~7月9日
・内々定率=内々定をもらった学生数/全体学生数
・内々定率(入社意思あり)=内々定をもらった企業に入社意思がある学生数/全体学生数

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[PRTIMES]
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