働く女性のマインド調査(22~39歳の働く女性対象) 

2017年07月13日
マイナビが運営する社会人女性向け情報サイト『マイナビウーマン』は、「働く女性のマインド調査」を発表しました。今回は「丁寧な暮らしの行方」と題して、現在ブームの兆候がある「あえて“しない”暮らし」の実態について、『マイナビウーマン』会員の働く女性302人を対象にアンケート調査を実施しました。

【調査結果のポイント】

▽ 過半数が「丁寧な暮らし」に憧れるものの、実際に「できている」と答えたのはわずか12.3%
▽ 約4割の女性は日々の暮らしで『ちゃんとしなきゃ』のプレッシャーを感じ、プレッシャーから解放されたいと回答。
  特に解放されたいのは仕事に加え、「料理」と「掃除」
▽ 約7割の女性が「一汁一菜」に興味があると回答。実際に取り入れている女性は10.0%
 
【調査の背景】

ここ数年続く「丁寧な暮らし」ブーム。2017年7月現在、「Instagram」上に「#丁寧な暮らし」「#ていねいな暮らし」というハッシュタグは約30万件存在します。しかし、働く女性にとっては仕事に加え、料理、洗濯、掃除など、暮らしの全てを完璧に行うのは難しいもの。そこで「丁寧な暮らし」に対して、働く女性が実際にどのように感じているのかを調査しました。

【調査結果の詳細】

【① 丁寧な暮らしに憧れるけど実際できていない!】
働く女性に対して「丁寧な暮らし」に憧れますか?と聞いたところ、過半数の55.6%の人が「憧れる」と回答した一方、「丁寧な暮らしが実際にできている」と回答した人はわずか12.3%となりました。合わせて、日々の暮らしに関する質問をしたところ、「心の余裕をもって生活できていない(73.8%)」「ゆとりを持って生活できていない(72.5%)」といった回答が集まりました。「丁寧な暮らし」に憧れはあるものの、実際のところはギャップがある生活を送っているようです。

【② 約4割の女性が暮らしの中で『ちゃんとしなきゃ』のプレッシャーを実感し、解放されたいと回答。解放されたい家事は「料理」と「掃除」】
日々の暮らしの中で『ちゃんとしなきゃ』のプレッシャーを感じているかを聞いたところ、約4割となる38.4%が「感じている」と回答しました。また、37.4%の人は「それらのプレッシャーから解放されたい」と回答しています。具体的に「プレッシャーから解放されたい」ことは何か聞くと、上位には仕事や職場の人間関係が並び、働く女性ならではの結果がでました。また、特筆すべき点として、同率3位の「料理」と「掃除」。家事のなかでも特にこの2つが煩わしい項目のようです。

【③ 約7割の女性が「一汁一菜」に興味があると回答。実際に取り入れている女性は10%】
解放されたいことの第3位になった「料理」について、料理研究家・土井善晴氏が提唱する「一汁一菜(ご飯、具沢山の味噌汁の食事)」という食のスタイルが話題となっています。2017年7月現在、「Instagram」上では約9,000件「#一汁一菜」の写真が投稿されています。
そこで、「一汁一菜」を取り入れてみたいかという質問に対して、69.5%の人が「興味がある/実践してみたい」と回答しました。さらに10.3%の人が「実践している」ことが判明。働く女性にも徐々に浸透し始めているようです。
また、こちらも話題の「しない家事(家事を必要最低限にする)」に関しての質問をしたところ、実践している人は6.0%とまだまだ少数派ですが、約半数(48.7%)の人が「興味がある/実践してみたい」と回答し、今後新しいスタイルとして広がっていく可能性が見受けられました。


<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年5月26日(金)~6月12日(月)
調査対象:『マイナビウーマン』会員(22~39歳の働く女性)
回答者数:302人

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[マイナビ]
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