消費者のアプリ利用状況レポート Part2 

2017年06月28日
アプリ市場データを提供するApp Annie(アップアニー社)は、『消費者のアプリ利用状況レポート』を公開しました。今年5月に公開した第一弾に続く調査レポートになります。
本レポートでは、スマートフォンユーザーのアプリ利用状況の調査結果を引き続きお届けします。

<サマリー>​

・世界のアプリ合計利用時間:2021年までに3兆時間を超える見込み
・アプリ利用時間:日本のアプリユーザーの上位20%は平均で1日4時間以上をアプリに費やす
・アプリインストール状況:日本は20%以上のユーザーが月に4本以上アプリをインストール
・カテゴリ別アプリ利用状況
 -  旅行アプリ利用状況:米国ユーザーは1ヶ月に2時間以上利用で世界第一位、日本は対象9カ国中8位
 -  ショッピングアプリ利用状況:日本は1ヶ月に約90分利用で世界第3位


世界のアプリ合計利用時間:2021年までに3兆時間を超える見込み

AppAnnieの分析によると、モバイルアプリの総利用時間は、2021年に3.5兆時間を超えると予想されます。新興市場におけるインストールベースの爆発的な伸びが、APACのリード拡大を牽引すると見られます。

アプリ利用時間:日本のアプリユーザーの上位20%は1日に4時間以上をアプリに費やす

国別にアプリの利用時間を見てみると、韓国、メキシコ、ブラジル、日本、インドで、スマートフォンユーザーの上位20%は1日に4時間以上アプリを利用しました。さらに注目すべきは、新興市場のメキシコ、ブラジル、インドでは、中央値と下位20%のユーザーの利用時間が、他の国を上回っている点です。WhatsAppなどのアプリが広く普及し、モバイルファーストのライフスタイルが出現したことで、こうした国々の最も利用度の低いユーザーの間にまでアプリ利用が定着している状況がわかります。

アプリインストール状況:日本は20%以上の人が月に4本以上アプリをインストール

ユーザーは新たなアプリを活発にダウンロードしています。調査対象国のすべてで、ユーザーの65%超が2017年5月に1本以上のアプリをインストールしました。調査対象国の半数で、ユーザーの半数超が2本以上のアプリをインストールしました。そのうち、日本においては20%以上の人が月に4本以上インストールしています。

カテゴリ別アプリ利用状況
旅行アプリ利用状況:米国ユーザーは1ヶ月に2時間以上利用で世界第一位、日本は対象9カ国中8位

ユーザーあたりの利用時間において、「旅行&地域」カテゴリーは重要さを増しています。米国では、ユーザーが同カテゴリーのアプリを利用する平均時間は今や1カ月に2時間を超えたほか、他の国でも強い伸びを示しています。
これらのアプリを利用するユーザーの割合はすでに75%を超え、ほとんどの調査対象国で増加を示しています。
App Annieは旅行カテゴリが成長し続けると予測しています。モバイルとはそもそも、出かける人のためにあるのです。

ショッピングアプリ利用状況:日本は1ヶ月に約90分利用で世界第3位

「ショッピング」および「ファイナンス」カテゴリーの利用状況では、日本のユーザーがショッピングアプリに1ヶ月あたり約90分を費やすことがわかりました。これは韓国・インドに次いで世界第3位です。

また、このカテゴリーの利用状況は国によって大きく異なります。注目すべきはドイツの順位で、ショッピングアプリの平均利用時間が国別ランキングの4位につけました。全カテゴリーでの平均利用時間が7位にとどまったのとは対照的です。ドイツのユーザーによるショッピングアプリ利用時間の大部分は、eBayと、eBayのドイツ版クラシファイド広告アプリであるeBay Kleinanzeigenの両方がもたらしたものです。ブラジルは調査対象国の中で唯一、ファイナンスアプリの平均利用時間がショッピングアプリを上回りました。この利用時間の大部分を占めたのは、バンキングアプリです。ブラジルでは、Banco do Brasilを筆頭に6本のバンキングアプリが普及率10%を超えています。一方、米国で普及率10%を達成しているバンキングアプリはありません。


*『消費者のアプリ利用状況 Part1』では、App Annieは主要10市場におけるスマートフォンの利用状況を概観しています。
・ 調査対象の10カ国すべてで、ユーザーは平均で1カ月あたり30本以上、1日あたり9本以上のアプリを利用。1人あたりアプリ所持数では日本のユーザーが100本以上で世界首位に。
・ ユーザーの1日あたりアプリ利用時間は国によって大きく異なる結果に。日本人は1日に約3時間利用することが明らかに。

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