「大学入試共通テスト(仮称)」についてのアンケート調査(「受験のミカタ」閲覧者対象) 

2017年06月13日
パンタグラフは、運営する受験生応援サイト「受験のミカタ」閲覧者約250名を対象とし、文部科学省が2020年度から改訂を予定している「大学入試共通テスト(仮称)」についてのアンケート調査を実施(集計期間:2017年5月26日~6月8日)致しました。

 今回の「受験のミカタ」調査結果では、センター試験・2020年度から改訂が予定されている「大学入試共通テスト(仮称)」に対し、

・70%以上が現在のセンター試験に満足している。
・マーク式に満足している人も思考力・判断力・表現力をより評価する形式に肯定的。
・将来、ロボットに仕事を奪われる不安を感じているのは中学生。

などの受験を控える学生の意向が明らかになりました。

【調査結果】

現行センター試験への満足度

 現在のセンター試験に「満足している」人は183人で全体の73.5%、「満足していない」と回答した人は47人で全体の18.9%でした。特に、来年受験を控える高3生のうち「満足している」と回答した人は、83.8%と全学年の中で最も高い結果となっています。

新制度に対する意識

 また、概ね現在のマーク式に不満のある人の方が新テストの方針には賛成のようですが、マーク式に満足の人も肯定的な人が多いことがわかりました。中でも、2020年度に受験を控える現在の中学生においては、「暗記した知識だけではなく、思考力・判断力・表現力も評価されるような試験を実施すべきだと考えている」と回答した人は63.8%、「実施すべきだとは考えていない」と回答した人は29.8%となっており、他の学年と比較しても、実施すべき意向が強いことが明らかになりました。

ロボットの発達による将来の就職への不安はあるか?

 その他、入試改革の背景にあるAI(人工知能)の発達に対し、「ロボットの発達による将来の就職への不安はあるか」という質問に対しては、2020年度以降に受験を控える中学生においては不安を感じる人の方が多いことがわかりました。中には、「ロボットにどんな仕事をやらせるか次第。人がやれるもの、やりたい思う人がいる仕事をやらせるなら不満はあるだろうし、逆にロボットがやってくれることで全ての人間にとってプラスになる仕事もあるはず。」といった意見もありました。

【「受験のミカタ」調べ】

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[受験のミカタ]
 マイページ TOP