「感謝の気持ち」に関する意識調査(20代~60代男女対象) 

2017年06月14日
PFUは、全国の20代~60代の男女551名を対象に「感謝の気持ち」に関する意識調査を実施しました。

その結果「一番感謝の気持ちを伝えたい相手」は、すべての世代で『親』が1位であるものの、7割以上の人がその想いを伝えられていないことが明らかになりました。さらに「アルバム写真を見返すこと」が親子の絆を深めることに繋がっていることもわかりました。

【調査結果】

■すべての世代において、人生で一番感謝の気持ちを伝えたい相手は『親』!

人生において一番感謝の気持ちを伝えたい相手を尋ねたところ、20代~60代すべての世代において、『親』が1位でした。理由としては、「苦労しながらも温かく愛情を持って育ててくれた(30代・男性)」「どんな時もそばにいてくれた(20代・女性)」「いつも味方でいてくれた(30代・女性)」といった声が多くみられました。
また、「自分が親となって子育ての大変さを痛感した(40代・男性)」「大切に育ててくれて、結婚・出産後も助けてもらっている(30代・女性)」などの声が寄せられ、自分が親の立場になったからこそ、親の偉大さを改めて感じる人も多いことがわかりました。

■7割以上が、親に感謝の気持ちを伝えられていない。理由は『照れくさいから』

親に感謝の気持ちを伝えられているかを尋ねたところ、「伝えたことがない人」が44%と最も多く、「全然伝えられていない人(5%)」と「あまり伝えられていない人(26%)」を合わせると、7割以上が親に感謝の気持ちを伝えられていないことがわかりました。
その理由としては、1位が「伝えるのが照れくさい(56%)」、2位が「きっかけやタイミングがない(48%)」など、多くの人が感謝の気持ちを伝えたくても、伝えられていない現状が明らかになりました。

■20代・30代が親に感謝の気持ちを伝えるタイミングは『結婚式』が定番

20代・30代の男女に、親に感謝の気持ちを伝えるきっかけになった、または今後なりそうなタイミングを尋ねたところ、『結婚式』が1位でした。特に20代は61%が結婚式を選んでおり、人生の節目である結婚のタイミングで感謝を伝えたいと思っている人が多いことがわかりました。普段改まって自分の想いを伝えるのは照れくさくても、結婚式などのイベントがきっかけになる人が多いと考えられます。

結婚式においては、感謝の気持ちを伝える手段として、想い出の写真を集め『プロフィールムービー』を作成する人も少なくありません。そこで、想い出の写真に関する実態を尋ねました。

■親との想い出写真は『約5割』が見返さない

親とのアルバム写真を所有する人に、見返すきっかけはいつかと尋ねたところ、約5割が「見返さない」と回答しました。家の奥にしまい込んだまま普段見返さない人が多いことが伺えます。また見返す場合でも、「大掃除(20%)」や「誰かが亡くなったとき(15%)」「結婚(12%)」など、改めて整理整頓する機会や大きなライフイベントがない限り、アルバムは忘れられがちな存在のようです。

■『アルバム写真』が親子の絆を深めるきっかけに

親とのアルバム写真を所有する人に、それを見るとどんな気持ちになると思うか尋ねました。その結果、1位が「懐かしい気持ちで満たされる(67%)」、2位が「親への感謝の想いであふれる(36%)」との結果になりました。また自由回答の中には、「もっと親と一緒にいる時間を作ろうと思う(30代・男性)」「愛情こめて育ててもらったことを改めて実感し、泣きそうになる(50代・女性)」など、アルバム写真を見ることで、過去の日々や家族と過ごした時間などを振り返ることができ、親との絆を深めることに繋がっているようです。


【調査概要】
調査対象:全国の20代~60代の男女551名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年6月

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