2018年卒大学・大学院生の 「IT業界 就職人気企業ランキング」 

2017年05月18日
楽天は、運営するクチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」(以下「みん就」)において、2018年卒業予定の大学・大学院生を対象に調査した「IT業界 就職人気企業ランキング」の総合トップ100社を発表しました。「みん就」がIT業界に限定した人気企業ランキングを発表するのは、今回で8回目です。

  「IT業界 就職人気企業ランキング」は、2018年卒業予定の「みん就」の学生会員を対象に、2016年11月17日から2017年4月13日にかけて、インターネットおよび就職フォーラム会場でアンケートを実施し、2,891人から回答を得ました。学生は、調査対象企業約190社のうち、志望する上位5社を必須とした上で最大7社まで選択し、上位5社については企業ごとの「仕事」「会社」「職種」「雇用」「採用活動」の5つの項目に対する魅力度を回答、「みん就」が独自の算出方法で集計しました。また、企業を志望する理由や、インターンシップの参加の有無などについても調査しました。

「IT業界 就職人気企業ランキング」結果概要

■総合ランキング
NTTデータが8連覇。コンサルティング業界も躍進
  総合ランキングでは、NTTデータが2010年の調査開始以来8年連続でトップの座を守った。トップ10の顔ぶれに大きな変動は見られなかったが、トップ10圏外からは野村総合研究所(NRI)とアクセンチュアが2014年以来の返り咲きを果たした。22位のアビームコンサルティング、29位の大和総研ホールディングス、40位のPwC Japanなどのコンサルティング企業も軒並み順位を上げており、IT業界を志望する学生にとってコンサルティング企業の魅力度が上がっていると考えられる。

総合ランキング 1〜10位
1位 NTTデータ
2位 富士通
3位 グーグル
4位 楽天
5位 SCSK
6位 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
7位 ヤフー
8位 野村総合研究所(NRI)
9位 NEC(日本電気)
10位 アクセンチュア

■志望理由別ランキング
雇用の魅力を感じる大手系。売り手市場も影響か
  企業ごとの志望理由の中で、「雇用の魅力」について聞いた項目では、「福利厚生がしっかりしていそう」と回答を得た企業のトップ3をNTT系の企業が独占した(1位:NTTコミュニケーションズ、2位:NTTコムウェア、3位:NTTデータ アイ)。その他にも「教育研修に熱心そう」な企業の1位に富士通エフサス、3位に富士通エフ・アイ・ピー、5位に日立ソリューションズ、「雇用を守りそう」な企業の1位にJR東日本情報システム、4位にみずほ情報総研、5位に三菱総合研究所がランクインするなど、「働き方改革」にもつながる「雇用の魅力」に関連する項目で大手系の企業が高く支持された。企業体としてのイメージに加え、学生の「売り手市場」による大手志向も影響しているといえる。

■就職活動におけるインターンシップ経験について
参加率はさらに上昇、インターンシップの比重はますます大きく
  インターンシップに1社以上参加した学生は約81%と昨年の約75%からさらに上昇し、業界を問わずに調査した「就職人気企業ランキング(注)」における参加率約74%と比較しても高い結果となった。インターンシップを積極的に活用しているSCSKが過去最高の5位にランクインしたほか、保険会社系でも東京海上日動システムズが13ランク、MS&ADシステムズが18ランク順位を上げている。インターンシップによって早期から学生と接点を持った企業が業務内容や企業文化を浸透させたことで、学生の人気を集めているといえる。経団連による日数規定が廃止され、1日のみのインターンシップも実施できるようになったことから、今後この流れはますます加速するとみられる。

(注)「就職人気企業ランキング」


【調査概要】
・調査主体: みんなの就職活動日記
・企画協力: 日経コンピュータ、日経BPイノベーションICT研究所
・調査期間: 2016年11月17日(木)から2017年4月13日(木)
・調査対象: 2018年卒業予定の登録学生会員
・総回答人数: 2,891人
・調査方法: 「みんなの就職活動日記」上でのウェブ・アンケートおよび、「みんなの就職活動日記」主催の就職フォーラム会場で行った紙のアンケートを集計
・調査項目: 調査対象企業約190社のうち、志望する上位5社を必須とした上で最大7社まで選択し、上位5社については企業ごとの「仕事」「会社」「職種」「雇用」「採用活動」の5つの項目に対する魅力度を回答してもらう調査を実施

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