辻調グループ2017年度留学生データ 

2017年05月31日
辻調理師専門学校・辻製菓専門学校は、2017年度は新たに177名(前年比+33名)の留学生を迎えました。特に、製菓を志望する学生が前年比+26名と人気が増しており、アジア圏でのスイーツブームが後押しとなっているようです。調理、製菓と合わせて合計240名の留学生在籍数は過去最高を記録。日本人学生とのシナジー効果に期待を寄せています。

2017年度は、日本料理や西洋料理、中国料理などが学べる「辻調理師専門学校」には123名、洋菓子や和菓子、製パンなどが学べる「辻製菓専門学校」には117名の留学生が修学しています。国別では、韓国102名、台湾76名、中国52名と上位を占め、アジア圏8ヶ国から学びに来ています。特に在籍数上位3カ国については、10~20名の増加。これまで日本語学校経由での出願が多かったところから、独学で日本語を学び、自国から直接出願をする学生が増えてきました。

本年4月に辻調理師専門学校(以下、調理)、辻製菓専門学校(以下、製菓)に入学した留学生を対象に、アンケート調査(177名中、有効回答163名)を実施いたしました。

【調査結果】

TOPIC1 ​日本料理・洋菓子は留学生に人気

本年は調理に入学した留学生のうち、「日本料理専攻」を希望する留学生は67.5%で、「まるで絵のように見た目が美しい」「食材の美しい切り方のこだわりを習得したい」「世界的にもヘルシーな料理だと注目されている」など、日本料理について具体的なイメージを持って入学している傾向がうかがえました。また、製菓に入学した学生の75.9%は洋菓子専攻を希望しており、昨年より5.9ポイントアップする結果となりました。日本で学ぶ理由としては、「日本の洋菓子を学びたい」「創造的で芸術的な技術を学びたい」など、日本の製菓技術のレベルの高さを挙げる学生が多くいました。

TOPIC2 日本で修学する理由の第1位は「日本の高い技術力を学べる」
製菓専攻者の8割は「日本の技術レベル」取得が重要だと感じている

調理・製菓ともに、留学生からは、日本の技術レベルの高さを評価する声が多く挙がりました。特に、製菓では84.3%が技術レベルの高さを専攻理由に挙げており、高い技術力を身につけるための留学先として西洋ではなく日本を選んでいる結果に。また、調理に関しては日本の食文化そのものに興味があるという意見も多く見られました。

TOPIC3 ​卒業後、日本で働きたい留学生は全体の約8割

卒業後に日本で働きたいと答えた留学生は、調理で82.5%、製菓で75.9%、全体では79.1%の留学生が日本での就業を希望していることがわかりました。昨年の調査では働きたいと答えた留学生は72.6%で、6.5ポイントアップの結果となりました。
就職先を選ぶ基準としては、店の知名度よりも「自分のキャリアアップになる」や「魅力的なシェフがいるお店で働きたい」など、自分の将来像を見据えて冷静に判断しようとする傾向がうかがえました。

TOPIC4 就きたい仕事は、調理と製菓で真逆の結果に
調理の約6割は就職を希望、製菓は約6割が自分のお店を持つことを希望

今回の調査では、調理と製菓を希望している留学生で、卒業後の進路について志向性に違いがあることがわかりました。調理では、63.8%の学生がホテルやレストランでの就業を希望する一方、製菓では、自分の店を開きたいと63.9%の回答がありました。


<その他留学生アンケートより抜粋>
◇理論、実習を通じて新しい製品を作れるようになり、企業で商品開発に携わる仕事がしたい。(韓国28歳・女性)
◇昔から日本文化が好きで、将来自分の店を持つために日本料理を学びたい。(インドネシア34歳・男性)
◇中国で日本のお菓子は人気があるのでぜひ紹介したい。他国の学生と共に学びたい(中国23歳 女性)
◇日本料理について深い知識を学び、食だけでなく日本のマナーも学びたい。(ベトナム24歳・男性)
◇講師の成功談だけでなく失敗談なども参考にし、自分の技術の参考にしたい。(台湾23歳・男性)

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