『住まいの買いどき感』調査(2017年3月度) 

2017年05月18日
リクルート住まいカンパニーは、『住まいの買いどき感』調査(2017年3月度)を行いました。この調査は、住宅購入や住み替えを検討している人や、それらを検討していない人を含む一般生活者を対象に、今が「買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)」だと感じているかどうか、実態を把握することを目的として、7大都市圏を対象に3カ月に1度、定期的に実施しております。

【調査トピックス】

●一般生活者のなかで今が「住まいの買いどき」と感じている人は前回より1.6ポイント増加し17.2%だった

●全検討住宅タイプで買いどき感が高まった。特に、新築分譲マンション検討者の買いどき感は他の検討住宅タイプの買いどき感を上回り、45.8%になった

●住宅検討者(住み替えやリフォーム検討者)の買いどき感は前回より2.4ポイント増加し、44.6%となった

●買いどきと感じる理由で、前回と比較して最も得点を伸ばしたのが、「景況感が上昇しているから」。前回より2.8ポイント増加した

●買いどきと感じる理由(上位7項目の推移)では、前回1位の「お金が借りやすいから」は4四半期連続で低下し、今回は2位に。代わりに「消費税の引き上げが予定されているから」が1位となった

【調査結果】

世の中一般の住宅の買いどき感(住宅の建築・リフォームを含む)
●一般生活者のなかで今が「住まいの買いどき」と感じている人は前回から1.6ポイント増加し、17.2%に
・ 住まいの検討有無を問わず一般生活者のなかで、今が「住まいの買いどき」と感じている人の割合は、 前回調査より1.6ポイント増加して17.2%となり、前年同月(19.3%)を2.1ポイント下回ったものの、1年ぶりに上昇した。
 前回調査(2016年12月度)と比較すると、全年代で買いどき感が増加。都市別では、広島市を除く全ての都市で買いどき感が増加した。

住み替えやリフォーム検討者の買いどき感
●全検討住宅タイプで買いどき感が高まった。特に、新築分譲マンション検討者の買いどき感は他の検討住宅タイプの買いどき感を上回り、45.8%に
●注文住宅検討者の買いどき感は過去3年間で最も高い43.4%となった

●住宅検討者(住み替えやリフォーム検討者)の買いどき感は前回より2.4ポイント増加し、44.6%に
●検討住宅タイプ別では新築分譲マンション検討者の買いどき感の上昇幅が大きく、7.2ポイント増加した
 全ての検討住宅タイプ(大分類)で買いどき感が上昇。上昇幅が前回に比べて+3ポイント以上と大きかったのは、新築分譲マンション・中古一戸建て・新築分譲一戸建てであった。
 検討住宅タイプを細かく見ると、前回と比べて+3ポイント以上となったのは 、土地を購入して注文住宅・リフォームしていない中古マンションの購入(購入直後に大規模リフォームをする)・リフォームしていない中古一戸建ての購入(購入直後に大規模リフォームをする)・リフォーム済み中古一戸建ての購入であった。

買いどきと感じる理由
●前回と比較して最も得点を伸ばしたのが、「景況感が上昇しているから」。前回より2.8ポイント増加した
●買いどきと感じる理由の1位は「消費税の引き上げが予定されているから」が21.8%で、前回から1.6ポイント増加した

買いどきと感じる理由(上位7項目の推移)
●前回1位の「お金が借りやすいから」は4四半期連続で低下し、今回は2位に。代わりに「消費税の引き上げが予定されているから」が1位となった
●「景況感が上昇しているから」「金利が上がりそうだから」「住宅価格が上昇しそうだから」は引き続き増加の傾向


【調査結果】
・調査目的:住まいの購入・建築・リフォームの意向の有無にかかわらず、広く一般生活者に対し、住宅の購入・建築・リフォームのタイミング(「買いどき」)だと感じている人の推移を定期的に測定し、把握すること
・調査対象:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、関西(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住の20歳以上70歳未満の男女
・調査方法:マクロミル社の調査モニターを用いたインターネットによるアンケート調査
・有効回収数とウエイトバック後サンプル数:
※各都市圏の全体値、7大都市全体値は、各都市圏の年代別人口構成(2016年12月までは平成22年国勢調査、2017年3月は平成27年国勢調査による)に合わせてウェイトバックした数値を用いて算出している

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルート住まいカンパニー]
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