SNS利用による疲れやストレスに関する実態調査(10代~50代男女対象) 

2017年05月18日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『SNS利用による疲れやストレス』に関する調査結果を発表します。
本調査は、スマートフォンを使用する全国の10代~50代の男女1,005名が対象です。

【調査結果の概要】

■Facebook利用によるストレスは、20~30代は7割超え、10代は半数以下
Facebook利用者に、Facebook利用によるストレスの有無を聞いたところ、65.1%が「ストレスはある」と回答しました。年代別で見ると10代は46.1%であったのに対し、20代は71.0%、30代では74.2%といずれも7割を超えました※1。

■Instagram利用によるストレスは、10代~20代の半数以上、40~50代は4割以下
Instagram利用者のうち、利用によるストレスを感じている人は48.0%でした。年代別に見ると、10代は54.4%、20代は57.0%と割合が高い傾向にあり、40代は32.9%、50代は38.7%と低い傾向にありました※1。

■「SNS疲れ」が利用頻度に影響しやすいのは、10代ではLINE、20~30代ではFacebook
SNS疲れを感じたことがある人は40.0%でした※2。SNS疲れを理由に、1年前と比べて利用頻度が減ったSNSとして「LINE」を挙げる人が最も多く(40.2%)、次いで「Facebook」(39.6%)、「Twitter」(31.6%)でした。年代別に見ると、10代は「LINE」を挙げる人が最も多く(47.8%)、20代と30代は「Facebook」が最も多くなりました(20代:48.2%、30代:47.3%)。

■3人に2人が、利用し始めよりも「SNS疲れの頻度が減った」
SNS疲れを感じたことがある人に、利用し始めの頃とSNS疲れを感じる頻度を比較してもらったところ、「かなり減った」と答えた人は14.1%、「やや減った」人は45.5%でした。あわせて59.6%の人が使い始めの頃に比べてSNS疲れを感じる頻度が減ったと答えました。

■「SNS疲れ」が減った理由は、4割以上が「使い分けの上達」
「SNS疲れ」を感じる頻度が減ったと答えた人にその理由を聞いたところ、「SNSに慣れて、自分なりの使い分けができるようになった」を挙げた人が最も多く(43.8%)、次いで「SNSに慣れて、一つひとつのSNSに対して自分なりの使い方ができるようになった」(38.4%)、「いいね!などのリアクションに対して過度な期待を持たないようになった」(29.0%)でした※3。
※1 「ある」「ときどきある」「まれにある」の合計。
※2 「頻繁にあった」「ときどきあった」の合計。
※3 複数回答あり。


【調査概要】
調査名:『SNS利用による疲れやストレスに関する実態調査』
調査期間:2017年5月12日(金)~14日(日)
調査対象:スマートフォンを所有する全国の10代~50代の男女1,005名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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