「和菓子の喫食率」に関する調査(10歳以上の男女対象) 

2017年05月09日
オールアバウトと、菓子製造販売を手掛ける有限会社 春華堂は、10歳以上の男女1,299名を対象に、「和菓子の喫食率」に関する調査を共同で実施いたしました。

<調査結果のポイント>

■約半数が「和菓子と洋菓子、どちらも同じくらい好き」と回答
10代~50代は洋菓子をより好む傾向に

■全体の約半数以上が、洋菓子を主に購入
和菓子が好きな人のうち4割も、「洋菓子を購入することが多い」と回答

■和菓子離れは若年層で顕著
若年層が和菓子を週に数回食べる割合は約2割、洋菓子の約半分

■和菓子を購入しにくい理由
10代・20代は「価格」「かしこまった感じがする」「気軽に食べられない」
30代以降は「飲み物との相性」

■和菓子のイメージは「格式高い」
洋菓子のもつオシャレなイメージが10代~40代に人気?
スイーツを購入する時に重視することは「価格」「見た目・デザイン」

■和菓子の種類の認知率、年代が下がるほどに低下する傾向に。
「ぎゅうひ」の認知率は60代以上で約7割、10代で約2割まで低下

【調査結果】

■約半数が「和菓子と洋菓子、どちらも同じくらい好き」と回答
10代~50代は洋菓子をより好む傾向に

10代~60代の男女1,299人に対し、菓子の趣向性について聞いたところ、「洋菓子・和菓子のどちらも同じくらい好き」と回答した割合がどの年代も約半数以上となりました。
洋菓子の方が好きと答えたのは全体の約3割で、和菓子をより好むと回答した割合は約1割に留まりました。洋菓子を好む傾向は特に10代~40代で強く、この年代の約4割が「洋菓子の方が好き」と回答。和菓子をより好むと回答した割合は10代・20代で約15%、30代・40代で10%に満たない結果となりました。(グラフ1)

■全体の約半数以上が、洋菓子を主に購入
和菓子が好きな人の4割も「洋菓子を購入することが多い」と回答

購入するスイーツの種類を聞くと、10代~40代で約6割、50代で約半数が「洋菓子を多く購入する」と回答しました。和菓子を多く購入すると回答した割合は60代で約3割、50代2割弱、40代以下では約1割程度に留まりました。(グラフ2)
和菓子が好きと回答した人は、「和菓子の方が好き」「和菓子と洋菓子どちらも同じくらい好き」と回答した人とあわせると全体で7割存在するものの(グラフ1)、そのうち約4割が「洋菓子を購入する事が多い」と回答し、は実際に購入されているのは洋菓子の方が多いことがわかりました。(グラフ3)

■和菓子離れは若年層で顕著
10代が和菓子を週に数回食べる割合は約2割、洋菓子の約半分

スイーツを食べる頻度について聞くと、洋菓子は10代で約4割、20代で約3割が週に数回以上食べると回答したのに対し(グラフ4)、和菓子は10代~50代で約2割、60代以上で約3割に留まりました。(グラフ5)

■和菓子を購入しにくい理由
10代・20代は「価格」「かしこまった感じがする」「気軽に食べられない」
30代以降は「飲み物との相性」

和菓子よりも洋菓子を購入すると回答した人に対し、洋菓子を主に購入する理由を聞いたところ、10代では「価格が高い」、20代では「和菓子を買う場所が近くにない」が最も多い結果となりました。10代・20代の2位以下をみていくと、「かしこまった感じがする」「気軽に食べられない」などが上位にランクインし、和菓子のもつ非日常的なイメージが購買に影響していることが推察されます。一方、30代、50代、60代では「コーヒーや紅茶に合わない」と回答する人が最も多く、20代でも3位、40代でも2位にランクインしていることから、年齢が上がるにつれて飲み物との相性を考慮しスイーツを購入していると考えられます。(表1)

■和菓子のイメージは「格式高い」
洋菓子のもつオシャレなイメージが10代~40代に人気?

スイーツを購入する時に重視することは「価格」「見た目・デザイン」
和菓子に対するイメージを聞いたところ、60代以上では「身近である」が1位であるのに対し、50代以下では「格式高い」「高級感がある」「著名な造り手がいる」が上位にあがり、和菓子が身近でない菓子としてイメージされていることが伺えます(表2)。一方、洋菓子のイメージは、全年代とも「カロリーが高い」と回答する人が最も多く、10代~30代の2位は「オシャレである」、40代~60代は「著名な造り手がいる」が2位となりました。(表3)

次にスイーツを購入する時に重視することについて聞いたところ、10代~50代では「価格」、60代では「控えめな甘味」が1位となりました。2位以下を年代別にみると、10代~40代では「見た目・デザイン」を重視する傾向が強く、10代で3位、20代~40代で2位にランクインしています(表4)。若年層を中心に、40代以下で洋菓子の支持率が高い背景として、洋菓子の見た目の華やかさや、著名なパティシエのスイーツがブランド化するなど話題が豊富であること、全体的にオシャレなイメージが影響していると考えられます。一方で和菓子は、著名な造り手がいるイメージこそあるものの、職人自体が注目される機会は少なくあまり認知されていないと考えられます。加えて和菓子が持つ格式高さ、敷居の高さも相まって購買意欲に影響していると考えられます。

■和菓子の種類の認知率、年代が下がるほどに低下する傾向に。
「ぎゅうひ」の認知率は60代以上で約7割、10代で約2割まで低下

和菓子の種類がどれだけ認知されているかを調べたところ、「ようかん」「おはぎ」「もなか」「かしわもち」「くずもち」「甘納豆」では全年代で7割以上が知っていると回答し、よく知られている和菓子であることがわかりました。一方で、あんみつなどに使われる「ぎゅうひ」を知っていると回答した人は60代で約7割と高いものの、年齢と共に認知率は低下し、10代では2割に留まりました。そのほかにも「ういろう」「落雁」「ねりきり」「かるかん」「桃山」「黄味しぐれ」などは50代以上で約半数が認知しているものの、10代・20代では1割~3割しか認知していないことがわかりました。
全体的に年代が下がるとともに、和菓子の種類に対する認知度が低下する傾向にあることがわかりました。(グラフ6)


【調査概要】
・調査日程:2017年4月7日(金)~4月14日(金)
・調査対象:東京、埼玉、千葉、神奈川に居住する1,299名の男女(10歳~59歳の男女1,077名、60歳以上の男女222人)
・調査方法:インターネットリサーチ
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