「ミドルの職務経歴書・履歴書のポイント」調査(転職コンサルタント対象) 

2017年04月28日
エン・ジャパンが運営するミドル層専用の転職求人サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「ミドルの職務経歴書・履歴書のポイント」についてアンケートを行ない、119名から回答を得ました。

【調査結果概要】

★ 54%の転職コンサルタントが「応募書類を改善すべきミドルが多い」と回答。
★ ミドルが職務経歴書・履歴書の作成にやってしまいがちな失敗は、「情報を盛り込みすぎる」「専門性や経験が曖昧」「レイアウトが見づらい」。
★ ミドルの職経歴書・経歴書で企業が重視しているポイントは、「仕事内容」「専門スキルや経験」「転職理由」。

【調査結果詳細】

1:54%の転職コンサルタントが「応募書類を改善すべきミドルが多い」と回答。(図1)

転職支援のプロである転職コンサルタントに、「普段目にするミドルの職務経歴書・履歴書に対する印象を教えてください」と伺ったところ、「改善すべき点がある人が多い」(「どちらかと言うと、改善すべき点がある人が多い」「改善すべき点がある人が多い」)と回答した方が54%でした。

2:ミドルが職務経歴書・履歴書の作成にやってしまいがちな失敗は、「情報を盛り込みすぎる」「専門性や経験が曖昧」「レイアウトが見づらい」。(図2)

「ミドルが職務経歴書・履歴書の作成にやってしまいがちな失敗例は何ですか?」と尋ねたところ、第1位は「情報を盛り込みすぎている」(61%)、第2位は「専門性や出来ることが曖昧」(49%)、第3位は「レイアウトが見づらい」(47%)でした。具体的な失敗例と対策もご紹介します。

情報を盛り込みすぎている失敗例
◯経験や成果をアピールしたいがために、職務経歴書が膨大な量になり読みにくく逆効果である。
◯職務経歴書の文章量が多く、具体的な実績や経験を読み取るまでに読み疲れる書類が多い。
◯転職回数が多い(5回以上)方の職歴書で、1社につき1枚~1枚半の経歴を詳細に書かれていたので、最初から読む気がおきず、企業の人事も読まないと思う。

専門性や出来ることが曖昧な失敗例
◯経験した職務内容が端的にまとめられ過ぎていて、どんなスキルがあるか読み取りにくい。
◯具体的な仕事内容や成果が書かれておらず、何ができる人で何をしたいのかが判らない。

レイアウトが見づらい失敗例
◯読み手を考慮した文章構成や書類の見た目を意識していない方が多く、印象が悪い。
◯箇条書きばかりでシンプルすぎる書類は、経験やスキルが読み取れない。

職務経歴書・履歴書の作成にやってしまいがちな失敗例に対する対策
◯全ての応募先に出せるような抽象的な書類を作成している場合が見受けられる。応募する企業のポジションそれぞれに合わせて書類を作成するようにアドバイスしている。
○応募する職種や業界に特化した経歴の部分を具体的に書かず、全体的にまんべんなく同じようなボリュームで職歴を記載していると、応募者の特徴(アピールポイント)が見えづらいので、一見して「企業の希望する人材に近い」と思えるような職歴書を作成したほうがよい。
○転職回数が多い場合、時系列に記載することで、結局何年経験があるのかわからない場合、時系列は簡単にして、経理10年、営業5年とまとめた職務経歴書の欄を作るとよい。
◯10枚など長くなってもいいので、一度、自分の仕事内容と成果をすべて書き出し、その上で、内容や表現をまとめたりボリュームダウンすることを、お勧めしている。

3:ミドルの職経歴書・経歴書で企業が重視するポイントは、「仕事内容」「専門スキルや経験」「転職理由」。(図3)

「企業が応募書類で重視するポイントは何ですか?」と尋ねたところ、第1位は「具体的な仕事内容・職務内容」(87%)、第2位は「専門スキル・知識や経験(何ができるのか) 」(70%)、第3位は「転職理由」(56%)でした。具体的な理由もご紹介します。

「具体的な仕事内容・職務内容」と答えた転職コンサルタントの声
◯「何ができるのか」「何がしたいのか」が具体的であればあるほど即戦力として期待できる。
◯職務経歴の要約と仕事の成果が自己PRになり、それが志望動機に結びつくような流れが簡潔にまとまっていると良い。
◯求人ポジションの職務内容が、経験・スキルを活かして活躍できそうなポジションなのかを判断するため。短期間で退職せず、長期的に勤務できそうかを確認するため。

「専門スキル・知識や経験(何ができるのか)」と答えた転職コンサルタントの声
◯「税務ができる人」「新規事業開発の経験がある人」と具体的なニーズに基づく採用が多い。
◯即戦力IT技術者の採用では、具体的な技術力・開発経験の内容記載が重要であるかため。

「転職理由」と答えた転職コンサルタントの声
◯転職を繰り返しているケースでは、転職理由に一貫性がないと長期就業が期待できないため。
◯転職理由がネガティブであったり、転職回数が多い方は敬遠されがち。長期に渡り定着、パフォーマンスを発揮してくれる人材採用を希望される企業が多いため。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
有効回答数:119名
調査期間::2017年3月16日 ~ 3月27日

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