外食・中食 調査レポート:「世界と日本の食市場の“今”と“今後”」 

2017年04月20日
外食・中食市場情報サービス『CREST(R) *1』を提供するエヌピーディー・ジャパンは、日本において起こっているライフスタイルの変化とそれに伴うキーセグメントの食志向についての分析を、FABEXにて公表したレポート「世界と日本の食市場の“今”と“今後”」より紹介します。また、引用元レポートである「世界と日本の食市場の“今”と“今後”」を販売いたします。

【調査結果】

■日本のライフスタイルの変化のキーワードとキーセグメント
今日本では、消費に影響を与える大きな変化が起こっています。この変化の重要なキーワードは、(1)少子高齢化・人口減少社会 (2)共働き世帯の増加 (3)未婚者の増加 (4)低所得世帯の増加の4つが挙げられます。2017年4月10日に厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した「将来推計人口」によると、50年後には人口は3割減り、生産人口は4割減る推計です。

このような社会の中で、消費のキーセグメントとなるのは、以下のような人たちだと考えられます。すなわち、「シニア」、「ワーキングママ」、「単身男性世帯」、「低所得世帯」の4セグメントです。本分析では、この4セグメントの食志向について探ります。

■外食・中食市場における売上貢献率の高い「シニア」
各キーセグメントの人口比率と外食・中食市場における売上貢献率をみると(図表1)、人口比率の高い「シニア」、「ポストシニア」の売上貢献率が高いことがわかります。とくに次の10年のシニア市場をけん引する「ポストシニア(50-59才)」は、人口比率の15%に対し、売上貢献率17%と2ポイントも高く、市場において重要なセグメントであることが分かります。「シニア」「ポストシニア」ともに、客単価が他の世代に比べて高いことも特徴の一つです。

■次の10年のシニア市場をけん引する「ポストシニア」の食志向
では、重要なキーセグメントとなる「ポストシニア」は、各食シーンでどのような業態を利用しているのか見てみます(図表2)。この世代が中食するのは、スーパーが最も多くなっています。「シニア」層もスーパーの利用が圧倒的に高くなっています。「ポストシニア」の中食利用で2番目に多いのはコンビニですが、若い世代に比べると少なくなっています。外食は社員食堂が多く、夜は居酒屋。ラーメン店も多くなっています。
「ポストシニア」の食べているメニューランキング(図表3)を見てみると、シニアではトップ5に入らないラーメン、調理パンがランクインし、他世代に比べても指数が高いことがわかります。飲み物では、コーヒーが非常に多く、外食ではビールも多いです。

ライフスタイルの変化がもたらす食市場への変化とこのようなニーズをしっかりとらえていくことが、人口減少市場において勝ち残るために必須となってくることでしょう。

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