スマホゲーム市場に関する調査(2016年) 

2017年04月20日
矢野経済研究所は、国内のスマートフォンゲーム市場の調査を実施した。

<スマホゲームとは>
本調査におけるスマートフォンゲーム(以下、スマホゲーム)とは、スマートフォンデバイス上で作動するゲームアプリケーションを指し、ネイティブゲームアプリやブラウザゲームなどを対象とした。
<スマホゲーム市場とは>
本調査におけるスマホゲーム市場規模は、アプリ内アイテム課金を含むユーザー課金の合計金額で算出し、広告収入は含まない。

【調査結果サマリー】

◆ 2015年度の国内スマホゲーム市場規模は前年度比103.4%の9,250億円と堅調推移
2015年度の国内スマートフォンゲーム(スマホゲーム)市場規模はメーカー売上金額ベースで、前年度比103.4%の9,250億円と堅調に推移した。2012年以降にリリースされた「パズル&ドラゴンズ」に代表されるヒットしたゲームアプリの売上が伸び悩むなか、大手家庭用ゲームメーカーによる本格的な自社コンテンツの継続的な投入や、爆発的ではないもののヒットタイトルが市場に複数登場したことにより、スマホゲーム市場は安定成長となった。

◆ スマホゲームアプリの開発環境は厳しく、スマホゲームメーカーの市場寡占化も
ヒットタイトルが年々出現しにくくなるなかで、スマホゲームメーカー各社には家庭用ゲーム機と同等レベルの開発技術力や人材確保、また複数、且つ同時進行の開発ラインが求められるとともに、開発期間の長期化に伴うコスト増大といった課題などもある。一方で、こうした要件を満たすことのできる企業は限られており、今後は小規模事業者の淘汰と同時に、有力なコンテンツを有するゲームメーカーの市場寡占化が進むものと考える。

◆ 2017年度の国内スマホゲーム市場規模は前年度比101.6%の9,600億円と安定成長を予測
家庭用ゲームメーカー各社はスマホゲーム開発に移行している。2016年から任天堂が本格的に市場参入をし、同社の有力コンテンツの積極的な展開がさらに期待されることなどから、2016年度の国内スマホゲーム市場規模はメーカー売上金額ベースで、前年度比102.2%の9,450億円、2017年度は同101.6%の9,600億円と安定的な成長を予測する。


【調査概要】
調査期間:2016年12月~2017年2月
調査対象:国内主要スマートフォンゲームメーカー等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

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