イースターに関するアンケート調査(20歳~39歳の男女対象) 

2017年04月12日
クロス・マーケティングは、東京・神奈川・千葉・埼玉に在住する20歳~39歳の男女を対象に「イースターに関するアンケート」を実施しました。

【調査結果サマリー】

イースターの認知度は「内容・名前を知っている」が32%、「名前のみ知っている」が34%で全体では7割近い認知率となった。SNSアカウント保有有無別では、保有者の方が内容認知の割合が高く、最多利用SNSの利用日数別でみても、利用日数が多い人ほど認知率が高いことがわかった。

イースターの予定有無は「行う予定あり」が10%となり、半数以上が「行いたいと思わない」と回答。予定あり・予定意向者のイースターでする・したい内容では「遊園地やテーマパークのイースターイベントに行く」が47%で最多。その他イースターエッグや料理・お菓子を作る、お菓子を購入するなど家庭で楽しむ傾向が見られた。

イースター関連市場規模が増加している実感があるかたずねると、「増加の実感がある」は全体で21%だが、男女別では、男性の12%に対して女性は30%と高い。新商品やトレンドなどに敏感な若い女性がイースターの日本での広がりを特に感じているのではないかと考えられる。

【調査結果】

認知度は全体の66%!SNSユーザーとの親和性も高い

大前提として、イースターはどのくらい知られているのでしょうか?
認知度をたずねてみたところ、「内容・名前を知っている」が32%、「名前のみ知っている」が34%となり、“イースターって聞いたことあるな”という人も含めると66%の人がイースターを知っているということになりました。

イースターといえば、前述したとおり、カラフルな卵やうさぎなど可愛いアイテムがモチーフとして扱われています。SNS映えは抜群ではないでしょうか。
おそらくSNSユーザーとの関連性・親和性も高いのではないかと予測し、イースターの認知度をSNS保有有無別、最もよく使っているSNSの利用日数別にみてみました。

SNSアカウント保有有無別では、保有している人の「内容・名前を知っている」割合が39%、保有していない人の割合が13%となり、やはり保有している人の方がイースターについて内容まで認識しているようです。
また、最もよく使っているSNSの利用日数別にも認知度をみてみると、SNSを週に4日以上~ほぼ毎日利用しているというSNS高頻度ユーザーはイースターの「内容・名前を知っている割合」が42%と高い結果になりました。
元々自分自身がイースターを知らなくても、タイムラインで流れてきて知ったり、企業のSNSキャンペーンなどで知ったりする機会が多い故ではないかと思われます。

イベント参加やアイテム作り、料理などを楽しむ声多数

では実際にイースターにちなんでなにか予定をしている人はどのくらいいるのでしょうか?
「行う予定あり」と回答した人は10%と多くはなく、「行いたいと思わない」が56%と半数以上がイースターの予定意向なしという結果に。
やはり、全体の7割近い人はイースターの内容までは認識していないため(図1)、「行いたいがなにをしたら良いかわからない」という意識が強いのかもしれません。
今後、イースターの内容理解度が上がっていけば、イースターにちなんだ予定を立てる人も多くなってくるのではないでしょうか。

つぎに、「行う予定あり」「予定は無いが、なにかしら行いたいと思う」と回答した人に、イースターでなにをする予定・なにをしたいと思うかをたずねました。
もっとも多かったのは、「遊園地やテーマパークのイースターイベントに行く」が47%と半数近くの人にイベント参加の意向がありました。
さまざまな遊園地やテーマパークで開催されているイースターイベントは、やはり非日常的な空間で楽しむことができるということもあって人気が集まりました。

続いて、「イースターエッグを作る」が41%、「イースターモチーフのお菓子やスイーツを購入する」が29%、「イースターモチーフの料理やお菓子を作る」が24%と、自分たちでイースターにちなんだアイテムや食事・お菓子などを用意してホームパーティ的に楽しめる内容がランクイン。
5位には「飲食店でイースターモチーフのメニューを食べる」が22%となり、イースターをイメージした可愛く華やかなメニューを楽しみたいという意識も感じられました。

市場規模増加の実感はまだまだ。女性は敏感にトレンドをキャッチ

イベント開催や新商品、限定メニューなどさまざまな企業が参入し、近年増加しているイースター市場。
生活者の人々はこの市場規模増加を感じているのでしょうか?

身の回りや生活をする中でイースター関連の商品やサービスが増えた実感があるかどうかをたずねると、「増加の実感がある」が21%、「増加の実感はない」が50%と、まだまだイースター市場増加の実感は多くない結果になりました。

しかし、男女別でみてみると、「増加の実感がある」では男性の12%に対して、女性は30%と男性よりも18ptも高くなり、男女間での違いが大きく出ました。
イースターのカラフルで可愛いアイテムやSNS映えする雰囲気が、トレンドに敏感な若い女性のアンテナに引っかかったのではないでしょうか。


【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用) 
調査地域:東京・神奈川・千葉・埼玉
調査対象: 20~39歳の男女
調査期間: 2017年4月4日(火)~4月5日(水) 
有効回答数:1,200サンプル

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[クロス・マーケティング]
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